浮気してる!?悪い想像を膨らませない対処法
突然ですが!夫や彼氏と連絡が取れなくて、「まさか…浮気!?」とモヤモヤ状態になったことありませんか?「いやいや、そんなはずはない…」と、疑うのをやめようとしても、一度頭に浮かんだ“悪い想像”は、簡単には消えず…。ヤキモキした結果、やっと連絡の取れた彼にキレてしまったりして。
このように、彼を思うがあまり、勝手に悪い想像をして必要以上に疑ってしまった経験アリの女性って、少なくないはず。ちなみに、20〜30代の女性に聞いてみたところ、38%の人が「ある」と回答。また、「彼を必要以上に疑ってしまったのは、どんなことに対して?」という質問では、ダントツで「浮気」が1位に。「浮気」なんてワードが頭に浮かべば、雪だるま式で悪い想像は膨らむばかり…そんな疑う気持ちを、皆さんどうやって対処したの?
●「確証はないわけだし、彼に話してもケンカになるだけだと思ったので、自分の胸の内に留めました」(28歳)
●「我慢して、我慢して、我慢して…でも限界になってしまい、彼の前で泣きました」(26歳)
●「しばらく友だちに愚痴を吐いていたのですが、それでも治まらず、結局本人にぶつけました(笑)」(32歳)
などなど。なかでも一番多かったのが、「彼に直接気持ちをぶつけた」という意見。言わずに溜め過ぎてしまうのは良くないけど、彼や夫にぶつけてしまうのってどうなの?心理カウンセラーの清水おりえさんに聞いてみました!
「彼や夫を疑っている時って、『◯◯してるんでしょ。私、知ってるんだから!』とか『どうせ△△なんでしょ!』とか、彼がウザいと感じる言葉を発してしまいがち。そういったことが続くと、彼に『面倒臭い女』とか『疲れる女』という印象を与えてしまうので、良くないですね。そもそも勝手に悪い想像をして疑ってしまうのは、“彼を思うがあまり”の行動ではなく、“自分のことを思うがあまり”の行動なんですよ。自分のことが何より大切だから、『彼が自分に対してちゃんと愛を注いでいるか』とか『実は彼に騙されているんじゃないか』という不安が、悪い想像を働かせてしまうのです。まずは『“彼を思うがあまり”の行動ではない…』ということを、しっかり自覚しなければなりません」
確かに言われてみれば、その通りかも。でも、なぜそのような行動を取ってしまうのでしょう?清水さんいわく、「『彼とはこれからも一緒に歩んでいきたい。そのためには、ジャマな存在は排除しなくてはいけない…』といった意識が芽生えることで、必要以上に不安を覚えるようになり、結果的に彼を疑う気持ちが生まれてしまうのです」とのこと。この不安感を疑心暗鬼にならないようにするには、どうしたらいいの?
「人間って不思議なもので、『強く念じれば念じるほど、その通りに物事が進みやすくなる』といった心理的法則があるんです。つまり、『彼に浮気される』ということばかり考えていると、浮気されやすくなってしまうということ。悪い想像を働かせてプラスになることなんて、何ひとつないので、彼を信じる気持ちをもつことです。また、“信じる気持ち”というのは相手から与えてもらうものではなく、自分の中で育てるものですから、普段から彼の愛が離れていかないようなコミュニケーションを心がけておくことが大事。自分本位な考え方をしていては、ふたりの関係もうまく行かなくなってしまいますよ 」
なるほど。普段から彼に対して愛情表現をしていれば、「彼に愛されている」という自信が自然と持てるようになる…というわけですね。でも、万が一、悪い想像がどんどん膨らみ始めてしまったら、どうしたらいいの!?
「一番オススメなのは、『今の自分と同じ状況になった友だちから相談されたとしたら、自分はなんて言うだろう?』と考えてみること。そうすると、『証拠はないんでしょ?考え過ぎだよ』とか『そんな余計な心配ばかりしていたら、仲が悪くなっちゃうよ』などと冷静にアドバイスしている自分が思い浮かぶはず。自分の立場を友だちに置き換えてみることで、自分自身のことを客観的に見られるようになるので、ちょっと暴走気味になってしまっていることも自覚できると思いますよ」
“自分を思うがあまり”の勝手な悪い想像は、彼との関係をギクシャクさせるオジャマ虫。くれぐれも惑わされないよう、注意して!(玉乃 雫/verb)
【取材協力】
清水おりえさん
恋愛や社会の人間関係を中心にカウンセリングを行う臨床心理カウンセラー。最新刊『元カレとよりを戻す方法』(PHP研究所)
清水おりえさん公式サイト http://www.orie.biz/
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「彼との関係や生活について」
調査期間/2011/3/3〜3/7
有効回答数/232人(女性)
このように、彼を思うがあまり、勝手に悪い想像をして必要以上に疑ってしまった経験アリの女性って、少なくないはず。ちなみに、20〜30代の女性に聞いてみたところ、38%の人が「ある」と回答。また、「彼を必要以上に疑ってしまったのは、どんなことに対して?」という質問では、ダントツで「浮気」が1位に。「浮気」なんてワードが頭に浮かべば、雪だるま式で悪い想像は膨らむばかり…そんな疑う気持ちを、皆さんどうやって対処したの?
●「確証はないわけだし、彼に話してもケンカになるだけだと思ったので、自分の胸の内に留めました」(28歳)
●「我慢して、我慢して、我慢して…でも限界になってしまい、彼の前で泣きました」(26歳)
●「しばらく友だちに愚痴を吐いていたのですが、それでも治まらず、結局本人にぶつけました(笑)」(32歳)
などなど。なかでも一番多かったのが、「彼に直接気持ちをぶつけた」という意見。言わずに溜め過ぎてしまうのは良くないけど、彼や夫にぶつけてしまうのってどうなの?心理カウンセラーの清水おりえさんに聞いてみました!
「彼や夫を疑っている時って、『◯◯してるんでしょ。私、知ってるんだから!』とか『どうせ△△なんでしょ!』とか、彼がウザいと感じる言葉を発してしまいがち。そういったことが続くと、彼に『面倒臭い女』とか『疲れる女』という印象を与えてしまうので、良くないですね。そもそも勝手に悪い想像をして疑ってしまうのは、“彼を思うがあまり”の行動ではなく、“自分のことを思うがあまり”の行動なんですよ。自分のことが何より大切だから、『彼が自分に対してちゃんと愛を注いでいるか』とか『実は彼に騙されているんじゃないか』という不安が、悪い想像を働かせてしまうのです。まずは『“彼を思うがあまり”の行動ではない…』ということを、しっかり自覚しなければなりません」
確かに言われてみれば、その通りかも。でも、なぜそのような行動を取ってしまうのでしょう?清水さんいわく、「『彼とはこれからも一緒に歩んでいきたい。そのためには、ジャマな存在は排除しなくてはいけない…』といった意識が芽生えることで、必要以上に不安を覚えるようになり、結果的に彼を疑う気持ちが生まれてしまうのです」とのこと。この不安感を疑心暗鬼にならないようにするには、どうしたらいいの?
「人間って不思議なもので、『強く念じれば念じるほど、その通りに物事が進みやすくなる』といった心理的法則があるんです。つまり、『彼に浮気される』ということばかり考えていると、浮気されやすくなってしまうということ。悪い想像を働かせてプラスになることなんて、何ひとつないので、彼を信じる気持ちをもつことです。また、“信じる気持ち”というのは相手から与えてもらうものではなく、自分の中で育てるものですから、普段から彼の愛が離れていかないようなコミュニケーションを心がけておくことが大事。自分本位な考え方をしていては、ふたりの関係もうまく行かなくなってしまいますよ 」
なるほど。普段から彼に対して愛情表現をしていれば、「彼に愛されている」という自信が自然と持てるようになる…というわけですね。でも、万が一、悪い想像がどんどん膨らみ始めてしまったら、どうしたらいいの!?
「一番オススメなのは、『今の自分と同じ状況になった友だちから相談されたとしたら、自分はなんて言うだろう?』と考えてみること。そうすると、『証拠はないんでしょ?考え過ぎだよ』とか『そんな余計な心配ばかりしていたら、仲が悪くなっちゃうよ』などと冷静にアドバイスしている自分が思い浮かぶはず。自分の立場を友だちに置き換えてみることで、自分自身のことを客観的に見られるようになるので、ちょっと暴走気味になってしまっていることも自覚できると思いますよ」
“自分を思うがあまり”の勝手な悪い想像は、彼との関係をギクシャクさせるオジャマ虫。くれぐれも惑わされないよう、注意して!(玉乃 雫/verb)
【取材協力】
清水おりえさん
恋愛や社会の人間関係を中心にカウンセリングを行う臨床心理カウンセラー。最新刊『元カレとよりを戻す方法』(PHP研究所)
清水おりえさん公式サイト http://www.orie.biz/
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「彼との関係や生活について」
調査期間/2011/3/3〜3/7
有効回答数/232人(女性)