「男をつかむなら胃袋をつかめ」ってホント?
「男をつかむなら、まず胃袋をつかめ!」と昔からよく言われてきた胃袋神話。確かに、料理上手な妻を持つ男性は、仕事が終わるとまっすぐうちに帰るので、浮気ナシ、家庭円満などとよく言われますが、それってホントなのでしょうか?それがホントなら、狙ってる彼をがっちりとつかむには、彼の好きな料理を作れる方が有利ってこと?
そこで、世の女性が“男性に作ってあげる料理”をどのくらい重視しているのか、20〜30代の女性にアンケートを実施。「男性は料理上手な女性を好むと思いますか?」と聞いたところ、なんと86%もの女性が「思う」と回答!どうしてそう思うのか、理由も聞いてみました。
●「男性は、家に帰ったらお母さんが作ってくれていたようなご飯が出てくるものと思っている人が多いから」(29歳)
●「結婚したらご飯を作るのは毎日のことだから、おいしくないものを出したら男の人は家に帰らなくなりそう」(31歳)
●「彼が『仕事ばかりの平日は、ご飯が一番の楽しみ』と言っているから」(28歳)
確かに、ひとり暮らしをしていない男性なら、家に帰ったらご飯が出てくると思うのは自然なことかも。また、不景気で節約重視な“家メシ”が流行っているこのご時世。“料理上手はやりくり上手”という見方もされるみたい!
でも、実際に手料理で意中の彼のハートをつかんだことがある人ってどのくらいいるの!?「手料理で彼のハートをつかんだ経験はありますか?」とも聞いたところ、「ある」と答えた人は17%。少ないながらも彼のハートをつかんだ実体験があるなんてステキ!どうやってつかんだの?
●「料理がまったくできないイメージだったらしく、『意外に手料理がおいしくて、そのギャップにオチた』と言われた」(30歳)
●「ありあわせの材料で豚汁を作ったら、その料理に惚れてその場で告白された」(26歳)
●「彼の誕生日にケーキを焼いていったら、すごく感激していた。それから彼女候補になったらしい」(26歳)
自慢の手料理で彼をオトしたという人もいる一方で、意外に多かったのが、料理そのものではなく「料理ができなさそうなのに、実はできるというギャップにグッときたらしい」という意見。あれ、実は料理自体で男性のハートをつかんでいるわけではないの?
そこで、恋愛・結婚コンサルタントの木村隆志さんに真相を直撃!「料理で男性のハートをつかむことはできますか?」と質問したところ、返ってきたのはズバリ、「できます!」という答え。「でも料理だけではありません」と続ける木村さん。それってどういうことですか?
「料理上手は確かにポイントアップにはなりますが、それはあくまでも自分の魅力を引き立てるツールのひとつ。例えば、彼女の部屋に遊びに行った時、女性らしくてくつろげるような部屋とおいしい料理があったら、彼女に家庭的なイメージを持つのは確かです。しかし、男性がグッとくるのは料理の味…というより、実は自分のために一生懸命料理をしてくれる彼女の姿だったりします」
え??つまり料理そのものより、料理に向かう姿勢ってこと?それならあまり料理が得意じゃない私にも何とかなりそう♪とは言っても、せめて彼の好きなものくらい作ってあげたいと思うのですが、世の男性が好むメニューって何なのでしょう?
「実は、よく男性が好きそうな手料理で真っ先に挙げられる肉じゃがは、家で食べたい優先順位は低め。イマドキの男性は“お袋の味”をそれほど求めていません。また、『好きなものなら何度でも食べたい』というシンプルな思考を持つ男性がほとんど。年齢問わず、カレーやハンバーグ、丼などが人気ですね。丼の場合は照焼きチキン・卵・アボガドの 3 色丼など、カフェにありそうなオシャレ丼がベスト!ただし、おしゃれにしようとして凝り過ぎる必要はありません。ポイントは『お金も時間もかからないのにおいしい』こと、『手軽な食材や冷蔵庫にあるものでパパッと作ること』ですね」
ちなみに、意外な落とし穴は、料理の得意な人が彼の「おいしい」という言葉を期待して頑張り過ぎちゃうパターンなんだとか。一度凝った料理を作ってハードルを上げてしまうと、作る方も大変だし、逆に“自分のために頑張り過ぎる姿”が重いと感じる男性も多いのだそう。また、食材はやりくり上手が見え隠れする部分だから、食材選びも慎重にした方がいいみたい。うーん、なんだか料理で自分の魅力をアピールするのって難しそうですが、どうしたらいいのですか?
「目指すべきはチェーン店のファミレスや居酒屋よりは上のレベルの料理が作れること。冷蔵庫にあるものや安い食材で、手際よく、さりげなさを意識してください。私がよくアドバイスするのは『ワンコインの工夫をしましょう』ということ。例えばカレーを作る時、市販のルーに 100 円均一で買ったコリアンダーを加える程度でも、ぐんと本格的な一品に早変わりします。恋にスパイスを加えるように、香りや調味料をちょっとプラスするだけで充分。あとは彩りよくおいしそうに盛り付ければOKです」
男性のハートをつかむには、胃袋をつかむだけではダメみたいだけど、料理上手な女性が高ポイントなのもまた事実!気合を入れてレパートリーを増やす…というよりは、基本の料理にひと工夫加える程度でも大丈夫そうだけど、冷蔵庫にあるもので“パパッと”ってことは、日頃から料理をしてみる必要があるかも…。私も今日から手際よく、さりげなく料理ができる女を目指して、料理をしてみることにします!(坂口 あや/C&R)
【取材協力】
木村隆志さん
恋愛・結婚・人間関係コンサルタント。96年より名古屋の結婚式場にてウェディング・プランナーとして通算約400 組を手掛ける。その後フリーのコンサルタントとして独立、夫婦・カップル3,500組以上のコンサルティングを手掛ける。現在はコミュニケーション関連の執筆活動も精力的で、公私ともに男女関係の行方に注目し、人間関係に特化した活動を続けている。メディア掲載多数。
木村隆志さん公式サイト「恋愛コンサル.net」
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「ブライダルチェックや恋愛と結婚の違いについて」
調査期間/2011/1/06〜1/11
有効回答数/187人(女性)
そこで、世の女性が“男性に作ってあげる料理”をどのくらい重視しているのか、20〜30代の女性にアンケートを実施。「男性は料理上手な女性を好むと思いますか?」と聞いたところ、なんと86%もの女性が「思う」と回答!どうしてそう思うのか、理由も聞いてみました。
●「男性は、家に帰ったらお母さんが作ってくれていたようなご飯が出てくるものと思っている人が多いから」(29歳)
●「結婚したらご飯を作るのは毎日のことだから、おいしくないものを出したら男の人は家に帰らなくなりそう」(31歳)
●「彼が『仕事ばかりの平日は、ご飯が一番の楽しみ』と言っているから」(28歳)
確かに、ひとり暮らしをしていない男性なら、家に帰ったらご飯が出てくると思うのは自然なことかも。また、不景気で節約重視な“家メシ”が流行っているこのご時世。“料理上手はやりくり上手”という見方もされるみたい!
でも、実際に手料理で意中の彼のハートをつかんだことがある人ってどのくらいいるの!?「手料理で彼のハートをつかんだ経験はありますか?」とも聞いたところ、「ある」と答えた人は17%。少ないながらも彼のハートをつかんだ実体験があるなんてステキ!どうやってつかんだの?
●「料理がまったくできないイメージだったらしく、『意外に手料理がおいしくて、そのギャップにオチた』と言われた」(30歳)
●「ありあわせの材料で豚汁を作ったら、その料理に惚れてその場で告白された」(26歳)
●「彼の誕生日にケーキを焼いていったら、すごく感激していた。それから彼女候補になったらしい」(26歳)
自慢の手料理で彼をオトしたという人もいる一方で、意外に多かったのが、料理そのものではなく「料理ができなさそうなのに、実はできるというギャップにグッときたらしい」という意見。あれ、実は料理自体で男性のハートをつかんでいるわけではないの?
そこで、恋愛・結婚コンサルタントの木村隆志さんに真相を直撃!「料理で男性のハートをつかむことはできますか?」と質問したところ、返ってきたのはズバリ、「できます!」という答え。「でも料理だけではありません」と続ける木村さん。それってどういうことですか?
「料理上手は確かにポイントアップにはなりますが、それはあくまでも自分の魅力を引き立てるツールのひとつ。例えば、彼女の部屋に遊びに行った時、女性らしくてくつろげるような部屋とおいしい料理があったら、彼女に家庭的なイメージを持つのは確かです。しかし、男性がグッとくるのは料理の味…というより、実は自分のために一生懸命料理をしてくれる彼女の姿だったりします」
え??つまり料理そのものより、料理に向かう姿勢ってこと?それならあまり料理が得意じゃない私にも何とかなりそう♪とは言っても、せめて彼の好きなものくらい作ってあげたいと思うのですが、世の男性が好むメニューって何なのでしょう?
「実は、よく男性が好きそうな手料理で真っ先に挙げられる肉じゃがは、家で食べたい優先順位は低め。イマドキの男性は“お袋の味”をそれほど求めていません。また、『好きなものなら何度でも食べたい』というシンプルな思考を持つ男性がほとんど。年齢問わず、カレーやハンバーグ、丼などが人気ですね。丼の場合は照焼きチキン・卵・アボガドの 3 色丼など、カフェにありそうなオシャレ丼がベスト!ただし、おしゃれにしようとして凝り過ぎる必要はありません。ポイントは『お金も時間もかからないのにおいしい』こと、『手軽な食材や冷蔵庫にあるものでパパッと作ること』ですね」
ちなみに、意外な落とし穴は、料理の得意な人が彼の「おいしい」という言葉を期待して頑張り過ぎちゃうパターンなんだとか。一度凝った料理を作ってハードルを上げてしまうと、作る方も大変だし、逆に“自分のために頑張り過ぎる姿”が重いと感じる男性も多いのだそう。また、食材はやりくり上手が見え隠れする部分だから、食材選びも慎重にした方がいいみたい。うーん、なんだか料理で自分の魅力をアピールするのって難しそうですが、どうしたらいいのですか?
「目指すべきはチェーン店のファミレスや居酒屋よりは上のレベルの料理が作れること。冷蔵庫にあるものや安い食材で、手際よく、さりげなさを意識してください。私がよくアドバイスするのは『ワンコインの工夫をしましょう』ということ。例えばカレーを作る時、市販のルーに 100 円均一で買ったコリアンダーを加える程度でも、ぐんと本格的な一品に早変わりします。恋にスパイスを加えるように、香りや調味料をちょっとプラスするだけで充分。あとは彩りよくおいしそうに盛り付ければOKです」
男性のハートをつかむには、胃袋をつかむだけではダメみたいだけど、料理上手な女性が高ポイントなのもまた事実!気合を入れてレパートリーを増やす…というよりは、基本の料理にひと工夫加える程度でも大丈夫そうだけど、冷蔵庫にあるもので“パパッと”ってことは、日頃から料理をしてみる必要があるかも…。私も今日から手際よく、さりげなく料理ができる女を目指して、料理をしてみることにします!(坂口 あや/C&R)
【取材協力】
木村隆志さん
恋愛・結婚・人間関係コンサルタント。96年より名古屋の結婚式場にてウェディング・プランナーとして通算約400 組を手掛ける。その後フリーのコンサルタントとして独立、夫婦・カップル3,500組以上のコンサルティングを手掛ける。現在はコミュニケーション関連の執筆活動も精力的で、公私ともに男女関係の行方に注目し、人間関係に特化した活動を続けている。メディア掲載多数。
木村隆志さん公式サイト「恋愛コンサル.net」
【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「ブライダルチェックや恋愛と結婚の違いについて」
調査期間/2011/1/06〜1/11
有効回答数/187人(女性)