自分が「いいな〜」と思う男性は、ほかの人から見ても素敵に見えるもの…。ひとりの男性に何人もの女性が想いを寄せるというのは（逆のパターンも、もちろんですが…）、恋愛ではよくある話ですよね。できればライバルに差をつけて、彼を振り向かせたいところ！

そこで、20〜30代の女性にアンケートを実施。実際に「ライバルのいる相手を好きになったことがある」という人に、その結果を聞いてみたところ、65％の人が「彼を射止めることができた」と回答。結構、成功率は高いです。では、皆さんの“ライバルの多い彼を落としたテク”を教えて！

●「ライバルにないモノをアピールする。例えば、料理ができるとか…。お酒を飲まない。タバコを吸わない。そして、女性らしさをグッと出す！」（31歳）
●「完璧な自分を見せるのではなく、ちょっと弱い面を見せたりして、彼に『あいつには俺が必要だ』と思わせるようにした」（23歳）
●「誰かを蹴落とすための策を練る前に、自分が彼にどう思われて、どういう位置にいるのかを探り、信頼できる、安らげる存在と思われるように先手をうつ」（23歳）
●「“好き”というオーラは出しつつも、具体的な言葉は言わない。彼が近くにいたら真っ先に駆け寄って話しかける！たとえ知らない話題でも、好きな人の話には全部興味があったので、『うんうん』と楽しそうに聞いていました」（24歳）

などなど、参考になりそうなテクニックが続々。さらに、臨床心理カウンセラーの清水おりえさんにライバルの多い相手を落とすためのコツを伺ってみました。

「一度に複数の女性に言い寄られることが多いタイプの男性は、女性にチヤホヤされることに慣れているはず。他の子と同じように『好き、好き〜！』と猛烈にアプローチしても、言い寄ってくるたくさんの女性の中の一人にしかなれません。親しくしながらもちょっと距離を置き、たまにふたりきりになった時には、思わせぶりな態度をとって、『あのコ、気になるな』『オレのこと好きなのかな』と彼に軽くストレスを感じさせるようにすると効果的。男の人に『追いかけたい』と思わせることが大切です」

まずは、彼の“気になる存在になる”ということですね。同時に、ほかのライバルたちに差をつけることも重要ですが、ポイントはありますか？

「好きな人ができると、その人にばかりアピールしてしまいがちですが、実は、その人の同僚や友だちなど、周りの人に分け隔てなく明るく笑顔で接し、細やかな気遣いをすることが、ライバルに差をつける近道。そうすることで自然と周りの人が『あのコはいいコだね〜』『あんなコの彼氏は幸せだろうね〜』と、あなたの広告塔になってくれます。男性は“評判のいいコ”を自分の彼女にして、優越感に浸りたいと思う傾向が強いので、そう思わせることができれば、あなたは彼の中でほかの子とは違う“特別な存在”になれると思いますよ」

また、ちょっとモテる男性は“精神的に自律した女性”を好む傾向もあるようなので、そんなところもうまくアピールできるとさらにいいかも！ライバルが多い彼でも諦めないで、ここで紹介したテクニックを参考にアプローチしてみましょう♪（石橋 夏江／verb）

【取材協力】
清水おりえさん
恋愛や社会の人間関係を中心にカウンセリングを行う臨床心理カウンセラー。最新刊『元カレとよりを戻す方法』（PHP研究所）
清水おりえさん公式サイトhttp://www.orie.biz/

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「女性からのプロポーズや社内恋愛について」
調査期間／2010/3/11〜3/15
有効回答数／179人（女性）