春帆楼（SHUNPANRO）

りらくまっくすさんのクチコミ

挙式・披露宴の感想

母方の実家が下関ですが、地元であるにもかかわらず、春帆楼は老舗の高級料亭で敷居が高いイメージがあるため、これまで足を運んだことのない身内の方が多かったです。

会場は帝の間と呼ばれる、昭和天皇皇后両陛下が宿泊された際につくられたお部屋で、落ち着いた雰囲気がとてもよかったです。

会場はほかにもう２つあるとのことです。

海岸からすぐの立地ですが、高台になっているのと、帝の間が最上階の4階であることから、
関門海峡の潮の流れや、行きかう貨物船などが一望でき、目にも美しいです。

当日は幸い天候に恵まれ、一面窓の海側からは日が差し込んでいましたが、直射日光が目に当たらないように籐のブラインドが3分の1程度下ろされていて、細やかな気遣いを感じました。

料理は料亭だけあって、今まで参列したどの結婚式披露宴のものとも一線を画す内容でした。

例えば海老ひとつとっても、昆布だしに漬け込んだりと下味に十分時間をかけた上で火を加えてあるのか、今までに食べたことのないうまみの詰まった海老でした。

皿数は多く、さらに一皿に盛り付けられている品数自体も多く、かなり食べ応えがあります。
婚礼用の基本メニューが設定されていますが、オプションがあり（基本より高いものだけでなく安くもできる）、いろいろアレンジすることも可能です。

またオプションの表示がわかりやすく、打ち合わせのときに写真だけ見ても楽しめます。

私が春帆楼に決めた決定打が、ネット上の口コミで「無理な押し付けや高額オプション追加の強い勧誘などがない」という先輩花婿、花嫁さんのコメントがいくつもあったためです。

今回私が身をもって「無理な押し付け」などが一切なかったことを後輩花婿、花嫁さんにお伝えしたいです。

私たちの式は基本親族のみのこぢんまりしたものでしたが、予算をかなり抑えつつも全く安っぽくならずに温かい非日常空間を楽しめたのは、春帆楼ならではと感じました。

最後に担当プランナーの方について、きめ細やかな心遣い、式をよいものにしていこうという誠意に、こちらが鼓舞されました。