セント・ヴァレンタイン～バージンロード～

結婚式＝バージンロードを連想される方も多いのではないでしょうか？

バージンロードは花嫁の人生を表しています。
最初のチャペルの扉は『誕生』 。花嫁が一歩を踏み出す前のお母さんのおなかの中を表現しています。
扉が開いて歩き出す、その瞬間が花嫁の人生の始まり。
バージンロードは花嫁の人生の軌跡であり『過去』なんです。
最初の一歩は新婦が生まれた日、次の一歩は新婦が始めて立った日…。
大切な家族とともに過ごしてきたその時間を、一緒にバージンロードを歩かれる方と共に一歩一歩踏みしめながら歩いていきます。

そしてそのバージンロードの終点にいる新郎と手を取り合う、そこから先が『未来』です。
今そこまでしかバージンロードが無いのは、これからの未来はこれから作られていくから…という意味です。
だから、その道は他の人たちは絶対に踏み込むことはできない大事な道ということで、バージンロードは神聖な道と言われています。

新婦様と大切な方と一緒に歩かれる時は、右足を出して左足をそろえる、次に左を出して右をそろえるの様にゆっくり歩きますよね？
これは単に転ばないように歩いているのではありません。赤ちゃんの時のよちよち歩きを表しています。
生まれて初めて歩けたときはまだおぼつかない足取りで、それでもしっかり歩いていきましたよね？その一歩の大切さはきっと今より何倍もあったと思います。
そうやって、もう一度その一歩の素晴らしさを感じながらこれまでの思い出を踏みしめるためによちよち歩くのです。
これから結婚式を控えられた新婦様、こういった意味も込めて一歩一歩大切に踏みしめて歩いてくださいね。