～鏡開き～日本の伝統的な儀式

皆さんこんにちは


本日は少し伝統的なお話をさせて頂きます。
結婚式という一生に一度の晴れの日、
和装で鏡開きという演出でゲストをあっと言わせてみるのも新鮮なのでは…

あ、でも、、鏡開き？聞いた事はあるのだけど〜
どんなもの??っと言う方もいらっしゃるかも知れません。

「鏡開き」とは、もともと新年の仕事や行事初め
として行われた儀式の一つで、お正月に供えた鏡餅を割って一年の健康と発展を祝って食べるというものです。


さて、披露宴での鏡開きと言いますと。。
酒樽を木槌で勢いよい掛け声に合わせて叩いて開けるものなのですが…

「鏡」は円満を、「開く」は末広がりを意味します。

開いお酒を沢山の方々と飲むことにより末永い円満と繁栄を祈るものです。

酒屋では、酒樽のフタのことを鏡と呼んでいるようで、、、
昔、日本酒は様々な神事を営む際に神酒として供えられ、祈願が済むと参列者でそのお酒を酌み交わしたそうです。

鏡餅を割って食べる「鏡開き」や、酒樽のフタを開く「鏡開き」も、ともに新たな出発や区切りに際し、健康や幸福などを願うものという意味ですね！

このように一つひとつの演出にも、ストーリーがあるのです。