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こんにちは。
今日はとても暖かいですね。

日中はトレンチコートを着ていると、少し汗ばむような、
そんな気さえします。


今日は、結婚式の定番の演出、
『キャンドルサービス』の意味に関して、お話しさせていただきたいと思います。

オリエンタルホテルでお式をされるお客様の中にも、
『ゲストのテーブルをラウンドする為の演出』として、
キャンドルサービスをされる方も多いのですが、
悲しいかな、それだけの演出、と、捉えられることも少なくありません。

キャンドルサービスが披露宴の演出になったエピソードが
実はあるのですが、皆様ご存知でしょうか。

もともと『キャンドルサービス』とは、キリスト教徒がクリスマスに行なっていたものです。

聖書には、クリスマスに星が明るく輝き、空から天使の声が聞こえ
野宿していた羊飼いたちが救い主の誕生を知り、また、当方の学者たちは
星の輝きに導かれて、幼な子イエスを訪ねて、黄金、乳香、没薬をプレゼントとして
捧げたと記しています。
これらの記述にちなんで、クリスマスにはキャンドルの光の中でクリスマス賛美を歌い
祈りを捧げるキャンドル・サービスが行われました。

教会用語で『サービス』とは、神様に祈りをささげ、仕える零杯の意味で使われています。
教会ではクリスマスにプレゼントをもらうのではなく、
礼拝に参加した福祉施設や貧しい人たちのために献金をささげます。


特別な日だからこそ、他人への幸せを願う。
キャンドルの灯りとともにサービスを行う　というのが、
『キャンドルサービス』の語源の由来です。


ですので、結婚式の際にキャンドルサービスを行う際は
是非、灯すテーブルにいらっしゃる大切なゲストへ『幸せのおすそわけ』として
お二人から皆様の幸せを願って差し上げると、とても素敵な演出になるかと思います＊

キャンルサービスを行う際、このエピソードを是非司会者にリクエスしていただくのも
素敵かもしれませんね。