エリンジウム

プランナーブログをご覧の皆さま、こんにちは。

各地で猛暑が続きますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか？

お花を担当させていただいております、アントスのにったんです。

今回はエリンジュームをご紹介致します。



エリンジウムはセリ科のヒゴタイサイコ属の草花で、ヨーロッパ、南北アメリカを原産と し、約250

種程が存在するそうです。　

アザミ(薊)に似た花をしており、球状に小花が集まり、そのまわりを囲むようにとげのある苞が広

がる個性的な形をしています。

エリンジウムは花だけでなく、茎や苞も金属質の光沢がある青色に色づき、長もちするので、ドラ

イフラワーとしてもよく利用されています。


和名は松笠薊(まつかさあざみ)で、花の集まりが松ぼっくりのように見え、また薊の花に似ているこ

とからきています。


エリンジウムの花言葉は「秘密の恋」「秘密の愛」「光を求める」です。

花や総苞、茎、葉に艶があることから「光を求める」という花言葉になり、「秘めた愛」は、ちょっと

チクチクする尖った小さな花の中に秘密を隠しているような、不思議な美しさのある花の印象から

きているようです。


そんなエリンジウムを使った館内の装花です。


ちなみに、エリンジウムはエリンギジウムとも言われていたのですが、実は料理で使われるキノコ

のエリンギの名前は、エリンジウムの枯れた根に寄生し生えることが由来なんだそうですよ。