アガパンサス　その2

プランナーブログをご覧の皆さま、こんにちは。

暑さが日々厳しくなってきていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか？

お花を担当させていただいております、アントスのにったんです。

今回も前回に続き、アガパンサスをご紹介致します。


（近所のお庭に咲いていました。切花の物とは色が少し違うようなので、品種が違うようです。）



アガパンサスがギリシア語の「愛」と「花」とを合わせた名前であるのは、前回ご紹介し た通りです

が、それにまつわるこんなギリシャ神話が伝わっています。


（虹の女神）イリスは、（全知全能の主神）ゼウスに求愛されて困っていました。

そこでイリスはゼウスの妻であり、心から尊敬し、お仕えしていた（最高位の女神）ヘラ に「どこか

遠くに行きたい」と相談します。

ヘラはイリスを助けるために、七色に輝く首飾りをイリスの首にかけ、神酒をふりかけま した。

すると、イリスは虹の姿となり、自由に空を翔けることができるようになりました。

そしてその時、地上にこぼれた酒の雫から、ある花が咲きます。それがアガパンサスの花 なんだ

そうです。


そんなアガパンサスを使った館内の装花です。



アガパンサスは美しい花を咲かせるだけでなく、生育旺盛で非常に育てやすく、露地植えにも人

気のある植物です。

植える場所も選ばず、耐寒性もあり、ほったらかしでも毎年花をつけるほど育てやすいので、お庭

に植える植物をお探しの方にはお勧めの一つです。