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バースデーウエイトフラワーのご提案(2)
更新:2011/3/8 20:21
「それではご入場となります。」
新郎様は白い手袋を左手に持ち、左隣に並んでいる新婦様の腰に腕をまわしています。キャンドルサービス用のトーチは新郎新婦様の右手に握られ、先端は炎が灯っています。
私たちキャプテンは常日頃からスナップ写真などをチェックし、「美しい新郎新婦様のスタイル」を日夜研究し、ベストスタイルでゲストにお見せできるようにサポートしています。上記のように横並びに入場する際は、ドレスの裾を新郎様が踏みやすくなります。ですから、新郎様の立ち位置は若干新婦様より半歩前に位置を取ります。
キャプテンである私は、入場スタンバイが整ったことをイヤホンマイクのついた「インカム(無線機)」で会場内の司会者、PA、そのほかのスタッフに伝達します。入場扉口外には扉ごとにドアガールが1名ずつつき、キャプテンのドアオープンの合図を今か今かとスタンバイしています。私の時計は17:05を表示しており、予定入場時刻を5分超過していることを確認します。
「私たちは時間と空間をお客様に提供しています。」
入社以来、何度となく上司や先輩に言われてきた言葉を思い出します。その2時間半という時間とその会場は、新郎新婦様のものであって、他の誰も邪魔できません。そして、その2時間半以外の時間と会場は、もちろん、別の新郎新婦様のものです。他の誰も邪魔できません。時間の概念は、私たちキャプテンにとっては事のほか大きな意味を持ちます。つづく。<遙のパパちゃんより>
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