フラッシュモブとは?避けたい失敗例とその回避策を大分析!
2023/9/14 11:00
Index
- #01 フラッシュモブとは
- #02 フラッシュモブのやり方は?費用はいくら?
- #03 フラッシュモブの失敗例とその回避策
- #04 失敗しないためのフラッシュモブの心得3箇条
プロポーズや結婚式のサプライズ演出などで行われるフラッシュモブ。「楽しそうだからやってみたいけど、失敗しないか心配……」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。そこで、ウエディングプランナーやアニバーサリープランナーとして活躍する大塚恵美さんに、実際に起きた失敗例と失敗しないための対策を教えていただきました。結婚式やプロポーズにおけるフラッシュモブの段取りなどもご紹介します!
フラッシュモブとは、サプライズイベントの一種。「Flash(フラッシュ)」は「一瞬の」、「mob(モブ)」は「群衆」という意味の英語で、フラッシュモブは「大勢で一瞬のパフォーマンスを行う」という意味になります。
もともとはインターネットを通じて広く呼び掛けられた群衆が、公共の場に集結して一斉に行ったゲリラパフォーマンスが起源だといわれています。そのアイデアが賞賛され口コミで広く知れ渡り、記念日やイベントなどでサプライズ的に催されるようになりました。
少人数で短いパフォーマンスを行う気軽なものからプロに依頼して行う大掛かりなものまで、幅広くアレンジすることができるので、いろいろなシーンで楽しまれています。
例えば、結婚式では披露宴や二次会で会場を盛り上げる余興の一つとして行われています。新郎新婦からゲスト全員へのサプライズだったり、新郎から新婦へ、新婦から新郎へ、友人から新郎新婦へなど、サプライズの対象もさまざまです。
一生の思い出になるプロポーズの演出としてもフラッシュモブは行われています。友人やプロ、レストランなどお店のスタッフにも協力してもらう必要があり準備は大変ですが、成功したときの達成感や喜びも大きいでしょう。
また、大切な人の誕生日や節目となる年齢の誕生日のお祝いに行うこともあります。仲間内でバースデーソングを歌いながら姿を現し花束やケーキを渡すなど、気軽にフラッシュモブを楽しむことができます。
フラッシュモブをやってみたい!と思った場合、どのような段取りで準備を進めればよいでしょうか。企画の規模にもよりますが、結婚式やプロポーズの演出として行う場合は余裕を見て2カ月ほど前から準備を始めるのがおすすめです。
準備から当日までの基本的な手順は次の通り。ぜひ参考にしてください。
まずは、フラッシュモブに参加してくれる人、協力してくれる人を集めます。友人や家族に頼むのもいいですし、プロのダンサーや演奏家に依頼すると、より本格的なサプライズになります。
プロに頼む場合は、企画会社や演出代行会社に依頼するとスムーズです。
どこでやるか、は大事な要素。結婚式の披露宴や二次会で行う場合は会場に相談すればよいのですが、テーマパークやショッピングモールなどの商業施設、公園や街中などの公共施設で行う場合は、管理者に許可を取る必要があります。
許可申請に時間がかかる場合やフラッシュモブが禁止の場所もあるので、事前にしっかり調べましょう。
パフォーマンスはダンスや楽器の演奏、歌などが主流ですが、何をするかの前に、誰に何を伝えたいのかを明確にしましょう。
例えば、「プロポーズをせずに結婚式を迎えたが、新郎から新婦に、列席者の前で改めて愛を伝えるプロポーズがしたい」など、目的がはっきりしているとパフォーマンスの内容も決めやすいです。
パフォーマンスが決まったら、必要な道具をリストアップしましょう。演出を盛り上げるための楽器やクラッカー、パフォーマーが身に着けるお揃いのアイテムなどを準備します。
パフォーマンスを成功させることに集中してしまいがちですが、フラッシュモブはパーティの一部なので、進行がグダグダにならないように始まり方と終わり方はしっかり計画しましょう。司会者や会場のスタッフと念入りに打ち合わせをして、アドバイスをもらうといいですね。
内容が決まれば、とにかく練習あるのみ!です。友人や家族が参加してくれる場合、全員で集まるのはなかなか難しいので、見本となるパフォーマンス動画を渡して各自で練習してもらいます。
リモートなどでそれぞれの成果をまめに確認し、難しそうなところは早めに修正して全員がマスターできるように調整するとよいでしょう。
個人で練習をしたら全員で合わせます。本番直前だけでなく、中間リハーサルも何度か行うのがおすすめです。
本番の会場で練習ができるのは当日のみ、という場合がほとんど。立ち位置の確認などは当日行いましょう。
素人だけで準備をするのが不安だったり、忙しくて時間がない場合は、代行会社に依頼するとよいでしょう。価格設定は会社によって異なり、演出の内容でも変わってきますが、首都圏ではダンサー3人で5万〜10万円、5人で15万円〜くらいが相場です。
その他、ダンスレッスン代、実施場所の費用などを含め総額20万〜30万円くらいが目安。会社によっては予算内で提案してくれたり、お得なプランがあったりするので、まずは相談してみてください!
ここからは、ウエディングプランナーでアニバーサリープランナーの大塚恵美さんに伺った実際にあったフラッシュモブの失敗例と、失敗しないための対策について解説します。
結婚式で新郎から新婦へとサプライズで行われたフラッシュモブ。新婦はそもそも注目を浴びることや過剰演出が苦手でサプライズが嫌いだったそう。
しかし、新郎はどうしてもサプライズでフラッシュモブをやりたいという気持ちが強く、披露宴で決行した結果、新婦は本当に嫌で泣き出してしまいました。
回避策
自分がやりたいという気持ちよりも、相手の気持ちを優先するようにしましょう。「彼女への愛を自分なりの方法で伝えたい!」という一方的な思いはよくありません。
また、「喜んでくれるだろう」「披露宴だし彼女の気持ちも盛り上がっているから大丈夫だろう」という憶測や決め付けも禁物です。サプライズは好きな人もいれば苦手な人もいます。本当に相手が望んでいることなのかをしっかり確認することが大切です。
披露宴の余興で行われたフラッシュモブに新婦の嫌いな曲が使われてあまり嬉しそうではなかった、という事例もあります。音楽は記憶と結びつきやすいので単純に好き嫌いの好みだけでなく、嫌な思い出がよみがえってしまう曲もあります。
回避策
相手の嫌いな曲を把握するのは難しいので、相手の好きな曲やふたりの思い出の曲などをリサーチし、その中から選曲するようにしましょう。
総勢10人でダンスを披露するフラッシュモブで、約半数の人が振り付けや段取りを覚えておらず、グダグダのまま終わってしまったという事例もあります。
踊れないだけならまだしも段取りを間違えると、誰に何を伝えるためのサプライズなのか、という肝心な部分が伝わらず、観客は「何だったの?」となってしまいます。
回避策
練習あるのみ!多少の間違いは愛嬌(あいきょう)ですが、半数以上の人が間違えると何が何だか分からなくなってしまいます。また、やっている本人たちだけが楽しんでいるような内輪ウケにならないようにも注意しましょう。
見ている人にとっては「何を見せられているのだろう」と置いてけぼり感があるだけです。サプライズする相手や観客に楽しんでもらえるように、やると決めたらしっかり練習しましょう!
フラッシュモブに初めて参加する、ダンスの経験もないけど参加する、など、初心者の人たちだけでフラッシュモブを行う場合によくあるのが、恥ずかしがってまとまらない、という失敗です。
パフォーマンスのクオリティーも大切ですが、それよりも真剣に一生懸命踊る、または楽しみながら堂々と踊ることが成功のポイントです。恥ずかしがっている人たちのパフォーマンスは、見ている方もハラハラしたり、恥ずかしくなったりしてしまいます。
回避策
やはり、やるならしっかり練習することです。そうすれば、自信を持って堂々とパフォーマンスをすることができるはず!本番ではうまい・下手を気にし過ぎないで楽しくパフォーマンスすると、見ている方も「すごい!」と純粋に楽しめるし、喜んでもらいたいという気持ちも伝わるでしょう。
パフォーマンスに自信がないなら難しいことは避け、できる範囲で企画することも大切です。また、ダンスのプロやフラッシュモブの経験者などにも参加してもらい、引っ張ってもらうのもおすすめです。
曲を流すタイミングを間違えたり、ズレたりするという失敗も少なくありません。観客の注意を引き付ける重要な瞬間なので、ここを外すとグダグダになってしまいます。
「ギリギリまで演出をブラッシュアップさせていたので会場との打ち合わせが遅れた」「当日しか打ち合わせができなかった」「打ち合わせ内容から少し変更があったけど伝え忘れた」など、会場とのコミュニケーション不足が原因の場合がほとんどです。
回避策
大掛かりな演出の場合は遅くとも2週間前には企画内容を会場に伝え、協力してもらうようにしましょう。また、会場からアドバイスをもらう、変更内容はすぐに伝えるなど、まめにコミュニケーションを取るようにしましょう。
せっかくフラッシュモブをやるなら成功させたいですよね!そこで、成功するために必要な心得をまとめました。
1.相手の気持ちが最優先!
本当にサプライズでフラッシュモブをやってもよい相手かどうか、しっかり確認すること。実際にフラッシュモブの映像を見せて様子をうかがってみましょう。
「楽しそう!」「ステキだね」という反応ならOKですが、「自分なら恥ずかしくて嫌だ」「絶対やってほしくない」という反応なら断念しましょう。
2.練習はしっかり!
当日グダグダにならず堂々とパフォーマンスができるようになるまで練習します。できれば初心者だけで行わず、パフォーマンスのプロを入れるとクオリティーが上がります。
3.会場との打ち合わせは綿密に!
打ち合わせ不足は失敗の原因になってしまいます。結婚式場やレストランなどで行う場合、必ずプランナーやスタッフに詳細を伝えましょう。音楽を流すタイミングやパフォーマンスの時間、新郎新婦を巻き込むかどうかなどは重要事項です。
いろいろと準備は大変ですが、きっと準備期間や練習時間もよい思い出になるでしょう。フラッシュモブを考えている人はぜひ参考にしてみてください!
取材・文/仲西なほ子
【監修】
大塚恵美さん
ウエディングプランナー/IMPRESSION WEDDING 代表
海外留学中にウエディングプランナーの存在を知り、帰国後に勉強してさまざまな資格を取得し、念願のウエディングプランナーの仕事に就く。現在はフリーランスのウエディングプランナーとして独立し、東京を拠点に「完全オーダーメイド」のウエディングをプロデュースしている。ベビーシャワーやバウリニューアル、アニバーサリープランナー、ウエディング講師としても活動中。
IMPRESSION WEDDING公式サイト:https://www.impression-wedding.com/
Instagram:https://www.instagram.com/megumi_otsuka_impression/
X(旧Twitter):https://twitter.com/impression_wd
フラッシュモブとは
フラッシュモブとは、サプライズイベントの一種。「Flash(フラッシュ)」は「一瞬の」、「mob(モブ)」は「群衆」という意味の英語で、フラッシュモブは「大勢で一瞬のパフォーマンスを行う」という意味になります。
もともとはインターネットを通じて広く呼び掛けられた群衆が、公共の場に集結して一斉に行ったゲリラパフォーマンスが起源だといわれています。そのアイデアが賞賛され口コミで広く知れ渡り、記念日やイベントなどでサプライズ的に催されるようになりました。
少人数で短いパフォーマンスを行う気軽なものからプロに依頼して行う大掛かりなものまで、幅広くアレンジすることができるので、いろいろなシーンで楽しまれています。
例えば、結婚式では披露宴や二次会で会場を盛り上げる余興の一つとして行われています。新郎新婦からゲスト全員へのサプライズだったり、新郎から新婦へ、新婦から新郎へ、友人から新郎新婦へなど、サプライズの対象もさまざまです。
一生の思い出になるプロポーズの演出としてもフラッシュモブは行われています。友人やプロ、レストランなどお店のスタッフにも協力してもらう必要があり準備は大変ですが、成功したときの達成感や喜びも大きいでしょう。
また、大切な人の誕生日や節目となる年齢の誕生日のお祝いに行うこともあります。仲間内でバースデーソングを歌いながら姿を現し花束やケーキを渡すなど、気軽にフラッシュモブを楽しむことができます。
フラッシュモブのやり方は?費用はいくら?
フラッシュモブをやってみたい!と思った場合、どのような段取りで準備を進めればよいでしょうか。企画の規模にもよりますが、結婚式やプロポーズの演出として行う場合は余裕を見て2カ月ほど前から準備を始めるのがおすすめです。
準備から当日までの基本的な手順は次の通り。ぜひ参考にしてください。
1.協力してくれる人を集める
まずは、フラッシュモブに参加してくれる人、協力してくれる人を集めます。友人や家族に頼むのもいいですし、プロのダンサーや演奏家に依頼すると、より本格的なサプライズになります。
プロに頼む場合は、企画会社や演出代行会社に依頼するとスムーズです。
2.場所を決める
どこでやるか、は大事な要素。結婚式の披露宴や二次会で行う場合は会場に相談すればよいのですが、テーマパークやショッピングモールなどの商業施設、公園や街中などの公共施設で行う場合は、管理者に許可を取る必要があります。
許可申請に時間がかかる場合やフラッシュモブが禁止の場所もあるので、事前にしっかり調べましょう。
3.内容を決める
パフォーマンスはダンスや楽器の演奏、歌などが主流ですが、何をするかの前に、誰に何を伝えたいのかを明確にしましょう。
例えば、「プロポーズをせずに結婚式を迎えたが、新郎から新婦に、列席者の前で改めて愛を伝えるプロポーズがしたい」など、目的がはっきりしているとパフォーマンスの内容も決めやすいです。
4.道具を揃える
パフォーマンスが決まったら、必要な道具をリストアップしましょう。演出を盛り上げるための楽器やクラッカー、パフォーマーが身に着けるお揃いのアイテムなどを準備します。
5.当日の流れを決める
パフォーマンスを成功させることに集中してしまいがちですが、フラッシュモブはパーティの一部なので、進行がグダグダにならないように始まり方と終わり方はしっかり計画しましょう。司会者や会場のスタッフと念入りに打ち合わせをして、アドバイスをもらうといいですね。
6.練習をする
内容が決まれば、とにかく練習あるのみ!です。友人や家族が参加してくれる場合、全員で集まるのはなかなか難しいので、見本となるパフォーマンス動画を渡して各自で練習してもらいます。
リモートなどでそれぞれの成果をまめに確認し、難しそうなところは早めに修正して全員がマスターできるように調整するとよいでしょう。
7.リハーサルをする
個人で練習をしたら全員で合わせます。本番直前だけでなく、中間リハーサルも何度か行うのがおすすめです。
8.当日、最終確認をする
本番の会場で練習ができるのは当日のみ、という場合がほとんど。立ち位置の確認などは当日行いましょう。
代行会社に頼む場合の費用の相場
素人だけで準備をするのが不安だったり、忙しくて時間がない場合は、代行会社に依頼するとよいでしょう。価格設定は会社によって異なり、演出の内容でも変わってきますが、首都圏ではダンサー3人で5万〜10万円、5人で15万円〜くらいが相場です。
その他、ダンスレッスン代、実施場所の費用などを含め総額20万〜30万円くらいが目安。会社によっては予算内で提案してくれたり、お得なプランがあったりするので、まずは相談してみてください!
フラッシュモブの失敗例とその回避策
ここからは、ウエディングプランナーでアニバーサリープランナーの大塚恵美さんに伺った実際にあったフラッシュモブの失敗例と、失敗しないための対策について解説します。
相手がサプライズ嫌いで泣き出した
結婚式で新郎から新婦へとサプライズで行われたフラッシュモブ。新婦はそもそも注目を浴びることや過剰演出が苦手でサプライズが嫌いだったそう。
しかし、新郎はどうしてもサプライズでフラッシュモブをやりたいという気持ちが強く、披露宴で決行した結果、新婦は本当に嫌で泣き出してしまいました。
回避策
自分がやりたいという気持ちよりも、相手の気持ちを優先するようにしましょう。「彼女への愛を自分なりの方法で伝えたい!」という一方的な思いはよくありません。
また、「喜んでくれるだろう」「披露宴だし彼女の気持ちも盛り上がっているから大丈夫だろう」という憶測や決め付けも禁物です。サプライズは好きな人もいれば苦手な人もいます。本当に相手が望んでいることなのかをしっかり確認することが大切です。
フラッシュモブで嫌いな曲が使われた
披露宴の余興で行われたフラッシュモブに新婦の嫌いな曲が使われてあまり嬉しそうではなかった、という事例もあります。音楽は記憶と結びつきやすいので単純に好き嫌いの好みだけでなく、嫌な思い出がよみがえってしまう曲もあります。
回避策
相手の嫌いな曲を把握するのは難しいので、相手の好きな曲やふたりの思い出の曲などをリサーチし、その中から選曲するようにしましょう。
パフォーマーがパフォーマンスを覚えていない
総勢10人でダンスを披露するフラッシュモブで、約半数の人が振り付けや段取りを覚えておらず、グダグダのまま終わってしまったという事例もあります。
踊れないだけならまだしも段取りを間違えると、誰に何を伝えるためのサプライズなのか、という肝心な部分が伝わらず、観客は「何だったの?」となってしまいます。
回避策
練習あるのみ!多少の間違いは愛嬌(あいきょう)ですが、半数以上の人が間違えると何が何だか分からなくなってしまいます。また、やっている本人たちだけが楽しんでいるような内輪ウケにならないようにも注意しましょう。
見ている人にとっては「何を見せられているのだろう」と置いてけぼり感があるだけです。サプライズする相手や観客に楽しんでもらえるように、やると決めたらしっかり練習しましょう!
パフォーマーが恥ずかしがってまとまらない
フラッシュモブに初めて参加する、ダンスの経験もないけど参加する、など、初心者の人たちだけでフラッシュモブを行う場合によくあるのが、恥ずかしがってまとまらない、という失敗です。
パフォーマンスのクオリティーも大切ですが、それよりも真剣に一生懸命踊る、または楽しみながら堂々と踊ることが成功のポイントです。恥ずかしがっている人たちのパフォーマンスは、見ている方もハラハラしたり、恥ずかしくなったりしてしまいます。
回避策
やはり、やるならしっかり練習することです。そうすれば、自信を持って堂々とパフォーマンスをすることができるはず!本番ではうまい・下手を気にし過ぎないで楽しくパフォーマンスすると、見ている方も「すごい!」と純粋に楽しめるし、喜んでもらいたいという気持ちも伝わるでしょう。
パフォーマンスに自信がないなら難しいことは避け、できる範囲で企画することも大切です。また、ダンスのプロやフラッシュモブの経験者などにも参加してもらい、引っ張ってもらうのもおすすめです。
連絡不足で曲のタイミングが合わなかった
曲を流すタイミングを間違えたり、ズレたりするという失敗も少なくありません。観客の注意を引き付ける重要な瞬間なので、ここを外すとグダグダになってしまいます。
「ギリギリまで演出をブラッシュアップさせていたので会場との打ち合わせが遅れた」「当日しか打ち合わせができなかった」「打ち合わせ内容から少し変更があったけど伝え忘れた」など、会場とのコミュニケーション不足が原因の場合がほとんどです。
回避策
大掛かりな演出の場合は遅くとも2週間前には企画内容を会場に伝え、協力してもらうようにしましょう。また、会場からアドバイスをもらう、変更内容はすぐに伝えるなど、まめにコミュニケーションを取るようにしましょう。
失敗しないためのフラッシュモブの心得3箇条
せっかくフラッシュモブをやるなら成功させたいですよね!そこで、成功するために必要な心得をまとめました。
1.相手の気持ちが最優先!
本当にサプライズでフラッシュモブをやってもよい相手かどうか、しっかり確認すること。実際にフラッシュモブの映像を見せて様子をうかがってみましょう。
「楽しそう!」「ステキだね」という反応ならOKですが、「自分なら恥ずかしくて嫌だ」「絶対やってほしくない」という反応なら断念しましょう。
2.練習はしっかり!
当日グダグダにならず堂々とパフォーマンスができるようになるまで練習します。できれば初心者だけで行わず、パフォーマンスのプロを入れるとクオリティーが上がります。
3.会場との打ち合わせは綿密に!
打ち合わせ不足は失敗の原因になってしまいます。結婚式場やレストランなどで行う場合、必ずプランナーやスタッフに詳細を伝えましょう。音楽を流すタイミングやパフォーマンスの時間、新郎新婦を巻き込むかどうかなどは重要事項です。
いろいろと準備は大変ですが、きっと準備期間や練習時間もよい思い出になるでしょう。フラッシュモブを考えている人はぜひ参考にしてみてください!
取材・文/仲西なほ子
【監修】
大塚恵美さん
ウエディングプランナー/IMPRESSION WEDDING 代表
海外留学中にウエディングプランナーの存在を知り、帰国後に勉強してさまざまな資格を取得し、念願のウエディングプランナーの仕事に就く。現在はフリーランスのウエディングプランナーとして独立し、東京を拠点に「完全オーダーメイド」のウエディングをプロデュースしている。ベビーシャワーやバウリニューアル、アニバーサリープランナー、ウエディング講師としても活動中。
IMPRESSION WEDDING公式サイト:https://www.impression-wedding.com/
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