伝え方がポイント!モテ男をデートに誘う方法
2014/1/8 11:00
このたび友人A子が好きになった彼は、合コンで知り合ったという超イケメン!合コンの席はもちろん、プライベートや職場でもモテモテで、ひっきりなしにデートに誘われているらしい。う〜ん、難易度が高すぎる…。
しかし今回のA子は、本気です!「どうにかして彼をデートに誘いだしたい!どうやって誘えばいいと思う?」と泣きついてきました(汗)。
そんなこと言われても、私ならハナから諦めちゃうよ!…ということで、ここはベストセラー『伝え方が9割』の著者である佐々木圭一さんにアドバイスをいただきましょう!
「好きな男性をデートに誘いたい!と熱くなっている人が注意すべきなのは、『独りよがりになっていないか?』という点。自分の気持ちばかりをストレートに伝えても、相手には伝わりません。『NO』と言われる可能性が高い相手に対して『デートしてください!』とストレートに伝えたところで、断られて終わりですよね?たとえ『行きつけのおいしいお店があるんだけど』と遠回しに言ったとしても、それだけで興味を持ってもらうのは難しいといえます。デートを誘うときのポイントは、“相手の気持ちを想像する”こと。好きな相手なら、ある程度その人の趣味や思考を把握しているはず。それを誘い言葉に盛り込むのです。例えば、日本酒好きの人が、『日本酒の概念が変わるといわれる居酒屋があるんですが、行ってみませんか?』と誘われたらどうでしょう?ちょっとグラっときますよね?」
確かに…!「好きです」と自分の思いを一方的に伝えるだけでは相手も重たく感じてしまうけど、好きなものに対して、「概念が変わる」とまで言われたら、かなり興味を引かれますね。もちろん、期待はずれにならないように、事前にお店をリサーチしておくことが大前提でしょうが、A子なら彼のためにリサーチし尽くすと思います(笑)。
「また、誘い文句に『選択の自由』を加えると、さらに『YES』をもらえる可能性が高まります。例えば、『日本酒の概念が変わるといわれる居酒屋と、◯◯の新酒が東京で最初に呑める日本酒バーを知っているんですけど、どちらか一緒に行きません?』という誘い方です。人は、選択肢があると比較がしやすいため、ついどちらかを選んでしまうもの。2つの選択肢を投げると、相手の思考は『この娘とデートするか、しないか』ではなく、『2つのお店のうち、どちらを選ぶか』という思考に切り替わります。しかも、いずれの選択肢も相手の好きなものであり、メリットがある提案ですから、悪い気にはならないはず。ただ、相手はモテモテの男性ですから100%『YES』とはならないでしょう。でも、ストレートに思いを伝えるよりも可能性はグンと高まりますよ」
ちなみに、佐々木さんによると、「もしデートが実現したら、その席で『行かなかった方のお店がどれだけステキか』を伝えるといいでしょう。そうすれば『じゃあ今度、そのお店にも行こうか』という流れになる可能性が大。相手から誘いの言葉を引き出せたら、数いる彼のファンよりも確実にワンランクレベルが上がりますよ」とのこと。おお〜! “次につながる伝え方のコツ”も、A子に教えたいと思います!(山崎 はるな)
【取材協力】
佐々木圭一さん
コピーライター、作詞家、大学非常勤講師。日本人で初めて米国の広告賞「One Show Design」でゴールドを獲得するなど国内外で51のアワードを獲得。2013年2月に発売された著書『伝え方が9割』(ダイヤモンド社)が47万部、年間ベストセラー単行本第2位 (2013年ビジネス部門/日販・トーハン調べ)現在、雑誌やテレビ、講演会などで幅広く活躍中。
しかし今回のA子は、本気です!「どうにかして彼をデートに誘いだしたい!どうやって誘えばいいと思う?」と泣きついてきました(汗)。
そんなこと言われても、私ならハナから諦めちゃうよ!…ということで、ここはベストセラー『伝え方が9割』の著者である佐々木圭一さんにアドバイスをいただきましょう!
デートに誘うときのポイントは、“相手の気持ちを想像する”こと!
「好きな男性をデートに誘いたい!と熱くなっている人が注意すべきなのは、『独りよがりになっていないか?』という点。自分の気持ちばかりをストレートに伝えても、相手には伝わりません。『NO』と言われる可能性が高い相手に対して『デートしてください!』とストレートに伝えたところで、断られて終わりですよね?たとえ『行きつけのおいしいお店があるんだけど』と遠回しに言ったとしても、それだけで興味を持ってもらうのは難しいといえます。デートを誘うときのポイントは、“相手の気持ちを想像する”こと。好きな相手なら、ある程度その人の趣味や思考を把握しているはず。それを誘い言葉に盛り込むのです。例えば、日本酒好きの人が、『日本酒の概念が変わるといわれる居酒屋があるんですが、行ってみませんか?』と誘われたらどうでしょう?ちょっとグラっときますよね?」
確かに…!「好きです」と自分の思いを一方的に伝えるだけでは相手も重たく感じてしまうけど、好きなものに対して、「概念が変わる」とまで言われたら、かなり興味を引かれますね。もちろん、期待はずれにならないように、事前にお店をリサーチしておくことが大前提でしょうが、A子なら彼のためにリサーチし尽くすと思います(笑)。
誘い文句に「選択肢」を加えると「YES」をもらえる可能性が高まる!
「また、誘い文句に『選択の自由』を加えると、さらに『YES』をもらえる可能性が高まります。例えば、『日本酒の概念が変わるといわれる居酒屋と、◯◯の新酒が東京で最初に呑める日本酒バーを知っているんですけど、どちらか一緒に行きません?』という誘い方です。人は、選択肢があると比較がしやすいため、ついどちらかを選んでしまうもの。2つの選択肢を投げると、相手の思考は『この娘とデートするか、しないか』ではなく、『2つのお店のうち、どちらを選ぶか』という思考に切り替わります。しかも、いずれの選択肢も相手の好きなものであり、メリットがある提案ですから、悪い気にはならないはず。ただ、相手はモテモテの男性ですから100%『YES』とはならないでしょう。でも、ストレートに思いを伝えるよりも可能性はグンと高まりますよ」
ちなみに、佐々木さんによると、「もしデートが実現したら、その席で『行かなかった方のお店がどれだけステキか』を伝えるといいでしょう。そうすれば『じゃあ今度、そのお店にも行こうか』という流れになる可能性が大。相手から誘いの言葉を引き出せたら、数いる彼のファンよりも確実にワンランクレベルが上がりますよ」とのこと。おお〜! “次につながる伝え方のコツ”も、A子に教えたいと思います!(山崎 はるな)
【取材協力】
佐々木圭一さん
コピーライター、作詞家、大学非常勤講師。日本人で初めて米国の広告賞「One Show Design」でゴールドを獲得するなど国内外で51のアワードを獲得。2013年2月に発売された著書『伝え方が9割』(ダイヤモンド社)が47万部、年間ベストセラー単行本第2位 (2013年ビジネス部門/日販・トーハン調べ)現在、雑誌やテレビ、講演会などで幅広く活躍中。