失敗したくない★家具インテリア選びの基礎知識
4 ベッド・タンス・チェスト・ドレッサー…『ベッドルーム』
幅を取るベッドは、特に慎重に時間をかけて選びたいアイテム。「ゆとりある大きさ」「寝心地のよいスプリング」「収納付き」が満足度を高めるポイント。衣類の収納は、ふたりの持ち物をよく調べて、ゆとりを持っておさめられる容量を確保したい。
これで安心!ベッドルームの家具選び
ふたりで1台ならダブルベッド以上がおすすめ。セミダブルにふたりは狭く感じるので、相手が寝返りを打った時に揺れないスプリングのよいものを選んで。十分な広さならシングル2台も快適。ベッド下収納付きや低めタイプは省スペース効果あり。搬入に問題がないか、玄関、階段、ドアのサイズも確認しよう。
【ベッド】平均購入価格 148,000円
サイズは「ダブル」が38%と最多。
スペースの許す限りたっぷり入る大容量タイプがおすすめ。見た目の大きさに惑わされず、引出しの数や深さをチェックして。しわにしたくない服が多いのか、バッグが多いのか、持ち物を総点検して、それに見合うものを選んで。鏡を置くスペースを省ける姿見付きや、掃除しやすい可動式など、機能性も重視したい。
【洋服だんす】平均購入価格 24,000円
購入した人は34%。

※データ出典「ゼクシイ新生活準備調査2016」の首都圏・東海・関西平均
満足度アップ!家具インテリア選びのヒント集
- 快適!マットレスが別のダブルベッド
ダブルサイズにするなら、マットレスが分かれているタイプを選ぶと、お互いの寝返りに悩まされず快適。マットレスは機能やランクがいろいろ。フレームより、お金と時間をかけて選びたい。
- くつろげて便利なリクライニング
リクライニングができるベッドは、本を読んだりソファ代わりになったりしてくつろげる。棚付きだとメガネなどの小物を置けたり、照明付きなら夜中に起きた時に明かりを探さなくて済む。
- 狭さを解消してくれる足長ベッド
ベッドだけでいっぱいになるような狭い寝室の場合、床が見える足長にすると圧迫感が軽減される。せっかくベッド下の収納があっても、開閉スペースが十分ないと使いにくいので注意して。
- チェストは引出し多め&高さ低めで
チェストは引出しが大小さまざまあり、数も多いと、ハンカチなどの小物やふたりの持ち物を分別してしまえてお役立ち。寝室に置くなら、背が低めのチェストの方が部屋を広く感じさせてくれる。
- ワードローブはスライドドアが重宝
ワードローブは、扉の開閉スペースが少なくて済むスライドタイプが狭い寝室には重宝。洋服の丈にあわせて棚の高さを調節できる可動式のワードローブは、無駄な空間を作らず収納上手に。
- 桐材使用のチェストで防湿・防虫
防湿・防虫効果がある桐材を内側に使っていると、湿気の多い部屋などでも安心して保管できる。伝統的な桐ダンスは、引出しが深めで出し入れもしやすい。収納力や使いやすさの面でも魅力的。