男の出番4 報告・ゲスト選び 検討時期 挙式7縲鰀3カ月前
結婚はこれまでの人生で関わった人へ感謝を表す場でもある。職場で報告する相手の順序にも配慮を。当日の招待ゲスト選びや席次決めは意外と悩ましい作業だ。 引出物、招待状、席次表を探す
男を上げる7つの出番
結婚が決まったら、周囲に早めに報告しよう。ただし、報告の順番にも社会人としてのマナーがあるので注意が必要だ。職場では、先輩や同僚よりもまず一番初めに直属の上司に報告すること。噂話のような形で第三者から結婚話が伝わってしまったり、飛び越えてさらに上の上司に先に報告されたりすると、直属の上司に不愉快な思いをさせてしまう。また、報告の際には、結婚式に招待する予定かどうかも明らかにしておくこと。
親戚関係については、自分から直接報告するよりも、まず親から電話で連絡してもらうのが一般的。その際には、結婚式の日取りも伝えて、出欠の確認もしてもらうといい。ひと通り結婚報告を済ませたら、次に招待状の送付だが、これは遅くても結婚式の2カ月前までには発送するのがマナー。急な招待で先方を慌てさせないために、早めに準備を始めよう。
会場選びにも関わる要素なので、早めに固めておきたいのが招待ゲストのリスト。まずは彼女とふたりで、お互いのゲストの顔ぶれや人数を大まかに擦り合わせよう。それぞれの顔ぶれ(親族、職場関係者、友人のバランス)や人数にバラつきがある場合は、両家のバランスを考えて調整を。招待したい人数が多すぎるようなら、友人関係は二次会への招待でフォローすることも考えたい。主賓(両家各1名)やスピーチをお願いする人についても、この時点で考えておこう。
席次はふたりとの関わりの度合いや立場に合わせて、上座・下座を順守すること。結婚式の場合、新郎新婦に最も近い席が上座となり、出入口に近いほど下座として扱われる。上座には主賓や職場の上司、下座には親族が座るのが基本。さらに親族のテーブルの中でも、父母が末席、関係の遠い親戚、あるいは年配者ほど上座を割り振るのがルールだ。半端な人数が出た際は、友人ゲストであれば、両家のゲストが同じ卓についても問題はない。
席次表にはゲストの肩書きをどこまで詳しく書くか? これもまた判断が分かれそうなポイントだが、最近ではあまり堅苦しくせず、ケースバイケースで対応するのが主流だ。例えば職場の上司なら、会社名や職位まで書き添えるのではなく、「新郎上司」とゲストとの間柄が分かる程度でOK。ただし、ゲストに仕事関係者が多数を占める場合は会社名、役職を書き添えるのが自然だろう。あってはならないのは、肩書きや氏名を間違えてしまうこと。相手からもらった年賀状や名刺などと照らし合わせ、印刷前にふたりで必ずダブルチェックを。