夫婦の門出は、梅の花咲く季節に
新居の近くの神社では、毎朝、学校や仕事に向かう前に神様に手を合わせる姿を多く見る。ふたりも仕事や趣味で何かにチャレンジするとき、旅行前の安全祈願など日常的に訪れているそう。「結婚の誓いは地域の神様に」という思いは、ごく自然に湧いてきた。季節は春。境内には梅の花が咲いていた。
新居の近くの神社では、毎朝、学校や仕事に向かう前に神様に手を合わせる姿を多く見る。ふたりも仕事や趣味で何かにチャレンジするとき、旅行前の安全祈願など日常的に訪れているそう。「結婚の誓いは地域の神様に」という思いは、ごく自然に湧いてきた。季節は春。境内には梅の花が咲いていた。
友人たちも招く結婚式を計画中だったが、90代と高齢で遠方に暮らしている新郎祖父母にもきちんと報告したくて、急きょ、親族だけの結婚式を行うことに。そこには新婦側のめいたちも参列。0歳児から90代までが集う、和やかな祝宴となった。
靴を脱いで気兼ねなくリラックスできるように、子どもたちもごろんと横になれるように、披露宴会場はホテルの離れの畳の間を選んだ。「一番の決め手は、この部屋の名前が、八千代ばあちゃんと同じだったこと」。