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ふたりとゲストの幸せな一日に密着 -先輩の結婚式実例集-

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いつものふたりが仕掛けた“122名の自然体”
東京都

ふたりっきりより仲間と過ごすことが多く、相手に紹介された友達もすぐに自分の友達にしてしまう垣根のない新郎新婦。目指したのは、親も上司も友人も“全員自然体”の痛快ウエディング!

歌う踊る笑う挙式
父がピアノ演奏し、ゴスペル大合唱

「気張らず素のままに。怒られる直前までついおふざけしちゃう(笑)」のが、ふたりらしさだそう。キリスト教式といえども肩肘張らず、フィナーレはサプライズのゴスペルがチャペルに響き渡り、みんなの顔は高揚してキラキラ♪

チャペルの扉が開くと、いつもの優しい笑顔で入場してきた新郎。ゲストに手を振りながら、祭壇へと進む
新郎の薬指に指輪が入らない! こんな時たいていは慌ててしまうものだけれど、新婦はおどけた表情でギューギュー押し込み、みんな大笑い
「退場のピアノ演奏は新婦のお父さんです」とアナウンスされると、みんな「エー!」と声を上げてビックリ。心底、楽しそうなゲストたち
父の演奏で退場かと思いきや、扉の前で振り返って携帯を手にし、クルクル回りながら撮影しつつゴスペルを歌い出したふたり。ゲストも一緒に大合唱!
しんみりとした姿はなし。新婦父は、娘の学生時代の思い出曲であるゴスペルを演奏し、手拍子をして歌い上げ、ハッピーな笑顔で見送った
ふたりをデザイン
甘くなり過ぎず、大人を気取らず

スッと背の高い新郎と、小柄でチョコマカ元気に動く新婦。そんなふたりは31歳。「自分たちのキャラクターを大切にしつつ、甘くなり過ぎないように、大人っぽく気取らないように」と、アイテム選びやデザイン制作は慎重に吟味した。

長身の新郎に寄り添う新婦は、飛び跳ねて笑顔いっぱい! そんなふたりを、友人がイニシャルで表現してくれた
韓国でファッショナブルに撮影してきた前撮り写真を、エントランスに飾ってお出迎え。「THANK YOU」のメッセージにもふたりのイニシャルが!
「小柄なのでふわっとドレスは甘くなり過ぎて、マーメイドでは背伸びし過ぎの印象に」。ハリ感のある素材と立体的なデザインは、その間を見事に演出
高砂席にはドレープの美しい柔らかなクロスを掛けた。個性的な大輪の花材を使いつつも、アンティークピンクを基調にして「年齢にあった雰囲気に」
触れ合いいっぱい
フルタイムで思いっきり楽しむ!

大学でダンスに夢中になった新郎、父母が立ち上げた演劇サークルに幼い頃から参加していた新婦は、共にサービス精神旺盛。「私たちの結婚式はゲストに楽しんでもらわなくちゃ!」と、みんなと触れ合う時間を大事にした。

新郎の大好物、“イチゴ祭り”のデザートビュッフェ。パティシエスタイル&前日にゲストから贈られたエプロンをサプライズで身に着けて、サーブした
披露宴のオープニングは、踊りながら入場。友達を巻き込むように見せかけて、8人でダンスを決めた
ダンスで盛り上がった会場。高砂席の前であいさつをするふたりとダンサーゲストに、拍手喝采!
親も上司も友達も、あえて肩書を書かずに名前だけの席札にした。「友の友はみんな友達! のノリで、肩肘張らず一体になってほしかったんです」
あちこちで呼ばれて、自然体のままに駆け寄る新婦。お色直しはせずにお気に入りの白ドレス1着で通し、ゲストとのおしゃべりを楽しんだ
ずっと愉快におどけていたふたりだけれど、新婦の手紙に新郎は思わずホロリ。新婦も親と過ごした場面が浮かんで、しゃくり上げながら感謝を伝えた
Bride & Groom
吉開 悠さん 彩加さん
休日はロードバイクで都内をサイクリング。サーフィンやスノボに繰り出すことも多く、アクティブなふたり。
会場
アーフェリーク白金(東京都港区)
挙式日
2017年10月8日
ゲスト数
122名
当日のタイムスケジュール
0900
ファーストミート
1000
挙式
集合写真
1100
披露宴開宴、オープニング映像上映
ウエルカムスピーチ、主賓あいさつ
1120
乾杯
プロフィール映像上映
1210
余興、各卓ラウンド
デザートビュッフェ
1315
新婦が手紙朗読、記念品贈呈
新郎謝辞、退場
エンディング映像上映、お見送り
構成・文/千谷文子 撮影/清水知成