【結婚式レポートin静岡県】最後に私の隣で笑っていたのはあなたでした
披露宴後の挙式で17年の思いを込めバラを贈った新郎
背中合わせのファーストミートで互いに手紙を読んだふたり。新婦の佳澄さんが「出会って17年、最後に私の隣で笑っていたのはあなたでした」と読み上げ、同時に振り向くと、新郎の敬理さんは感動の涙を拭った。「そんなこと言われたら泣いちゃうでしょ」と敬理さん。「小3で隣の席になってひと目ぼれ。ずっと大好きでした。今日もすごくきれいです」。ふたりの結婚式は、泣き笑いで抱き締め合った、この瞬間から始まった。
佳澄さんの前職はウエディングプランナー。結婚式の裏方として働いていた頃、よく耳にした言葉が「結婚式は大好きな人が一堂に会する最高の時間」というもの。「今度は主役として、ぜひ経験してみたいと思ったんです」。そんな佳澄さんにサプライズを仕掛けた敬理さん。通常の順番とは逆に披露宴の後、大聖堂で挙式したふたり。挙式後、敬理さんの合図でゲストが一斉に掲げた赤いバラ。敬理さんがそのバラを束ね、佳澄さんへ渡す。今までプランナーとしてサプライズを仕掛ける側だった佳澄さんが驚きの表情になり涙ぐんだ。ゲストを巻き込んでのサプライズ、「最高でした」。佳澄さんは敬理さんを見やり、大きな花束を大切そうに抱えた。
ゲストにリラックスしてほしいと思い、挙式より披露宴を先に。入場は各卓のゲストと話しながら
披露宴後半、ゲストはガーデンでバーベキューやデザートビュッフェを楽しんだ
名前にちなみ大きなカスミソウのブーケを持った
新婦が大好きな海鮮を具にした巻きずしをゲストと作った。テーマ「隣のあなた」と連動する演出
大聖堂での挙式は披露宴後。ゲストはバラを1輪ずつ持って入場
まだ小さな新郎のおいが電動式の車に乗ってリングボーイを務めた
合図を受けて一斉に花を掲げたゲスト
背中合わせのファーストミート
ゲストの隣に新郎新婦が座って話を聞いたテーブルインタビュー。新婦は高校時代からの大親友と
新郎の親友は笑いと感動を交え学生時代の話を
新郎父も協力したウエルカムスペース
テーマの由来でもある隣の席になった思い出の小学校で撮った映像
父母は忙しい新婦に代わって洗車してくれたり、早朝・深夜でもご飯を作ってくれたり、いつも優しくて大好きな存在
静岡県浜松市在住
宮木敬理さん(26歳)
佳澄さん(26歳)
挙式日:2022年8月27日
会場:THE ABBEY CHURCH
ゲスト数:100名
新郎3回目の告白で交際へ。新婦のプランナー時代は休日を合わせるのに一苦労。でもたくさんデートした。
※ゼクシィ静岡版2023年1月号より転載
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