【結婚式レポートin山形県】ぶどう畑の景色に彩られた笑顔が、心に刻まれました
景色に彩られ、どんな瞬間も大切な思い出に
屋外のパーティ会場は突風と大雨に見舞われ、カラフルな装飾も赤いドレスもぐちゃぐちゃ! でも、みんな笑顔いっぱい。…これは、直翔さんと美柚さんが大好きな映画の結婚式シーン。「雨さえも思い出。映画のような自由で記憶に残る式にしたいと思いました」。舞台に選んだのはぶどう畑が広がるワイナリー。窓一面を開放し、テラス席にふたりの席をセッティング。その背景をぶどう畑と共にグリーンのシンボル装花が飾り、ゲスト一人一人の席には、トーショングリーンとお手製のペーパーアイテムをセット。気持ちのいい景色を全身で感じながら、ふたりもゲストも進行に追われることなく、ワインと庄内の恵み豊かな美食を堪能。穏やかな時間の中で、新婦のサックス演奏に酔いしれ、みんなが書いたメッセージをワインの木箱に入れて封印するセレモニーなど、温かいシーンが続く。「挙式することに思い悩むこともありましたが、“こんなすがすがしい結婚式は初めて”、“頑張ってね”など、温かい言葉がとても嬉しかった」とふたり。中学からの長い歴史の節目として行った結婚式は、あの映画に負けないくらいみんなの自然な笑顔に彩られ、未来を照らす大切な思い出になった。
夢見ていた父とのバージンロード。彼と新しい家庭を築くんだなと結婚を実感した瞬間。家族へ感謝を伝えられたことも結婚式を挙げて良かったこと
ワイナリー第一号のワインとカナッペでウエルカムタイム
ぶどう畑とリンクさせた会場装飾はふたりのこだわり。アクリルのウエルカムボードも新婦お手製
大胆にまとめたクラッチブーケは孔雀の羽根がスパイスに
爽やかな風と光を運ぶテラス席で最高のひととき
新郎家族との一枚も大切な思い出
テーブルコーデにもグリーンがいっぱい。メニュー表や席札も手作り
ゲストとのふれあいもたっぷり満喫。初めて対面するお互いの親族ともグッと距離を縮めたアットホームな時間
一段のシンプルなケーキに金箔とグリーンを合わせて
出来立てのワイナリーは新郎が仕事の合間に完成を見守ってきた思い入れのある場所
新婦得意のサックスを披露
ゲストからふたりへのメッセージを入れたワインの木箱を封じ込めるワインクロージングセレモニー。数年後の開封が待ち遠しい
山形県鶴岡市在住
佐藤直翔さん(27歳)
美柚さん(27歳)
挙式日:2021年6月20日
挙式会場:グランド エル・サン
披露宴会場:PINO COLLINA MATSUGAOKA
中学時代に塾で出会う。高校入学直前に交際スタート。一度離れるも、社会人になって遠距離恋愛に。
※ゼクシィ宮城・山形版2021年12月号より転載
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