【結婚式レポートin京都府】穏やかに、自分たちらしく今できることをふたりで
1年越しの結婚式前日は友人とドレスの撮影会も
昨春、下鴨神社での厳かな神前式と、京都市内のレトロなギャラリーを貸し切って、150名規模のパーティを予定していた中田さんたち。その後、コロナ下で1年先に延期した結婚式は、状況的に再び軌道修正が必要に。「何も気にせず集まれる日まで、友人とのパーティは“無期延期”にしました」と、新婦の真由美さん。時間をかけてふたりで相談し、憧れだった下鴨神社の神前式は予定通り、式後は両家の親族とホテルのレストランで会食を行うことにした。挙式前日は、予約していたギャラリーで、友人をカメラマンに和やかなドレスの前撮り撮影会を。挙式当日は、朝から両家そろって和気あいあい。神社でも、ホテルでも、家族だけのリラックスした時間を過ごすことができたのは、お互いのかわいいおい、めいたちの存在も大きかった。諦めたことも多かったけれど、この時期、愛する家族に囲まれて過ごした濃密な時間は、ふたりのかけがえのない心の支えに。「ただただ、みんなが楽しくおいしく過ごしてくれたらいいなと思っていたので、それが叶ったことが一番うれしいです」と、真由美さん。無期延期のパーティは、ふたりでいつか必ず実現させたいと思っている。
世界文化遺産に登録される下鴨神社。古式ゆかしい神前式は葵生殿にて
巫女の先導で歩む参進。さまざまな思いがあふれた
挙式と同じ衣裳でホテルの京料理のレストランへと移動。高砂席の花は真由美さんの母から贈られたもの
新しい親族の契りを結ぶ厳かな儀式、親族固めの杯。神前で改めて夫婦の誓いを
真由美さんから妹へ。ゲスト全員の席にはふたりから心を込めた手紙を用意
全員にマスクと名入りのマスクケースをプレゼント
白の打ち掛けは銀糸の艶やかな刺しゅうがお気に入り。華やかな紅白のダリアは大輪の生花
共に実家が大阪で、職場は長く京都。ふたりの行きつけのバルのオーナーがお祝いに
パーティのために予約していた「同時代ギャラリー」で、友人がドレスの撮影を。真由美さんはリメイクしたウエディングドレスや、自身が働くブランドのドレスに、良法さんが働くブランドの黒のライダースジャケットを合わせて自分らしく
穏やかな笑顔でふたりを見守る良法さんの父母
大阪府高槻市在住
中田良法さん(35歳)
真由美さん(36歳)
挙式日:2021年4月3日(土)
会場:下鴨神社(挙式)、京都ホテルオークラ(会食)(京都府)
良法さんのバイト先の洋服店で、社員として異動してきた真由美さんと知り合う。交際12年の節目に結婚。
※ゼクシィ関西版2021年8月号より転載
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