【結婚式レポートin大阪府】ゲストと開放的な空間で和やかな時を過ごしたい
アイテムも緑をモチーフに。真夏の結婚式
「結婚式をするなら緑いっぱいの空間がいい!」と考えていた長澤さんたち。そんなふたりにとって、あふれる緑と吹き抜ける川風が爽やかな“水上チャペル”のロケーションは、まさにイメージ通りだった。コロナの影響で5月の予定を3カ月先に延期して行うことになった結婚式。季節は夏に変わっていた。ゲストは親族と友人がちょうど半分ずつ。中学の同級生カップルで共通の友人も多いふたりにとって、仕事の事情や健康状態などで出席できない友人が大勢いたのはつらいことだった。「その分、来てくれた人たちの思いが伝わってきて。こんな状況の中で私たちのためにビデオを作ってくれた友人たちもいて、一生の思い出になりました」と、新婦の茅耶子さんは振り返る。ゲストが参加する挙式のブーケセレモニーでも緑をたくさん取り入れて、水上のオープンな空間で多くのゲストから熱い祝福を受けた。披露宴でも装花やケーキなどのアイテムに緑を効果的に取り入れることで、真夏のウエディングに爽やかな風をプラス。後半にはリモートで茅耶子さんの祖母とつながったり、川の対岸から思わぬお祝いのメッセージが届いたりと、ふたりにとって忘れられない一日となった。
ブーケセレモニーにも緑をふんだんに
エスコートカードはマクラメ編みのタペストリーでナチュラルな雰囲気
茅耶子さんの実家で一緒に育った愛犬はベビーカーで挙式に出席
リースがモチーフのウエディングツリーはグリーンのスタンプで統一感を大切に
人前式では長年ふたりを見守ってきた共通の友人が牧師役に。ゲストの祝福に応えながら笑顔で退場
お色直しの退場は妹と一緒に歩いて思い出を
「テレビ電話するね!」と、約束していた祖母に向かって手を振る茅耶子さん。いとこがリモートをサポート
結婚式でお互いにスピーチをすることを決めていた小学校以来の友人から感激のスピーチ
シンプルでインパクト大なオリーブ×金箔(きんぱく)のケーキ
コロナで出席を断念した友人は、川の対岸からふたりにサプライズ!
後半はビデオで心に響くメッセージが続々と届いた
家族ぐるみで仲良し。大嗣さんの小学校からの友人が感動のスピーチ
お見送りはりんごジュースのプチギフトを手渡しながら
大阪府大阪市在住
長澤大嗣さん(26歳)
茅耶子さん(26歳)
挙式日:2020年8月1日(土)
会場:NAKANOSHIMA TERRACE # AND ME(大阪府)
中学2年生で同じクラスになり、交際がスタート。卒業後も同じ大学に進学し、常に友人公認のカップルに。
※ゼクシィ関西版2021年7月号より転載
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