【結婚式レポートin愛知県】友人とのかけがえのない時間が一生の思い出になりました
料理、空間、演出。この日のすべてがゲストファースト
「秋になったことで、大好きなイチジクのケーキを作ってもらえることが嬉しくて……」と静かに笑う真美さん。2度の延期というつらい時期を経て迎えたこの日、春先から、会えなかった友人が久々に集まる機会になった。「主役はゲスト。みんなにリラックスして心から楽しんでもらいたいと思いました。当たり前のように友人と過ごしていた時間が、どれほど大切なことかを、きっとみんなも感じているはずだから」とふたり。自宅のようにくつろいでもらいたいからと、閑静な住宅地に佇む緑あふれる邸宅を会場に選んだ。風に揺れる木々の間から差し込む秋の木漏れ日が、ゲストを優しく迎え入れた。
ゲスト全員の承認によって結婚が成立した人前式の後、祝宴ではゲストとできるだけ近くで過ごしたいと、ソファ席を選んだふたり。友人らがふたりのところに集まり、写真撮影を楽しんだり、また時には駿さんがゲスト席に出向き、会話を楽しむなど、終始リラックスした雰囲気。ゆったりと流れる時間を、ゲストもふたりも楽しんでいるようだった。お開き前の新婦からの手紙もなく、ギリギリまでゲストとの時間を大事にしたふたり。友人一人一人とタッチをしながら、扉を出るその瞬間まで、あふれんばかりの笑顔で感謝の気持ちを伝えていた。
自然に囲まれたまるで自宅のような戸建ての会場
披露宴で手紙を読まない代わりに、挙式前のファーストミートのときに手紙を渡し、家族との時間を設けた
母のベールダウンをさりげなく父がサポート。家族3人の静かで大切な時間が流れた
イチジクが大好物という真美さん。「延期でつらいこともあったけど、イチジクの季節でよかった!」と
緑あふれるガーデンを望む祝宴会場。柔らかな日差しの中、会話が弾む
人前式では、ゲストがメッセージを書いたジェンガを入れた瓶に、ふたりも最後に入れてふたを閉めた
駿さんの中座では、サプライズでふたりの姉と
再入場はガーデンから。駿さんはカジュアルな服装でリラックスモードに
入場時も退場時もゲスト一人一人に笑顔で応えていたふたり
リングボーイは駿さんのおい。スーツ姿がバッチリ!
ウエルカムスペースもナチュラルなイメージで。ウエルカムボードは駿さんの姉の手作り
友人の余興に手拍子で応える。終始笑顔で祝宴を盛り上げていた
愛知県稲沢市在住
河合 駿さん(27歳)
真美さん(27歳)
挙式日:2020年10月11日
会場:ザ ナンザンハウス(THE NANZAN HOUSE)
ゲスト数:68名
真美さんの友人が、駿さんの職場の同僚だったことから知り合う。プロポーズは阿智村で星空観察をしながら。
※ゼクシィ東海版2021年3月号より転載
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