【結婚式レポートin熊本県】家族にとって大切な日がまた一つ、増えました
ふたりの夢を持ち寄って叶えた最高の記念日
2019年2月のプロポーズから約1年後の結婚式を考えていたふたり。迎えた1月18日は、新郎親の結婚記念日で、かつ新郎祖母の誕生日と、新郎家族にとってゆかりのある日。さらに大安ということで、新婦の「ぜひに」の声もあり決まった日取りだった。会場は、新婦がかねて憧れていた格式あるホテルに。街の中心にありながら、独立型のチャペル、開放感のある庭があることも決め手だった。
挙式と披露宴で雰囲気にメリハリをつけることにし、まずクラシックなチャペルでの挙式は厳かに。牧師の導きに沿って、家族になる瞬間と真摯(しんし)に向き合った。
その後、庭に登場したふたりを迎えたのは、ゲストのフラワーシャワー。あふれる感謝の思いを晴れやかな笑顔に変えて伝えることができた。
披露宴は、「ふたりを祝福したい!」と手を挙げてくれたゲストの余興が続き、終始にぎやかなものに。そしてその間、愛いっぱいの親族・友人に囲まれていることに改めて感謝したふたり。式後には「準備中は、思いを言葉にすることが苦手な自分たちが、ゲストに感謝を伝える結婚式ができるのだろうかと不安でしたが、最高の一日を迎えられました」と喜びを溢れさせた。
挙式前のベールダウン。新婦と母は「行ってらっしゃい」「行ってきます」と目で会話を
挙式はクラシックなチャペルで
挙式の後、庭ではベアーバズーカが場を盛り上げた
新郎親族席には1年前に急逝した父の笑顔の写真を。幸せなふたりの姿を見守っていた
テーブルガイドの名前は、釣り好きの新郎のアイデアで「縁起の良さそうな魚の名前」に
新郎は中座のエスコートに母と祖母を指名。照れ屋の祖母は退場後、扉の外では満面の笑みに
劇団四季に所属していた新郎友人が祝福の歌を披露。プロの美声に全員が聴きほれた
新郎実家は創業106年を数えるみそ店。引出物には自慢のみその詰め合わせを
ウエディングケーキは写真映えするものに
新婦は友人や新郎家族に手書きのメッセージカードを用意した
家族が大好きな新婦。思い出に残るよう、お色直し中座は父母と一緒に
ウエディングドレス・カラードレスのブーケは新婦母が手作り
送賓では、新婦が父母と3人で包装したお菓子をゲストに手渡した
熊本県八代市在住
丸木浩嵩さん(32歳)
果歩里さん(32歳)
挙式日:2020年1月18日
会場:ホテル日航熊本(熊本県)
ゲスト数:149名
2018年夏、中学時に通っていた塾の同窓会で出会ったふたり。翌年の2月に旅先の愛媛で新郎がプロポーズ。
※ゼクシィ熊本版2020年9月号より転載
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