【結婚式レポートin熊本県】さまざまなスタイルで思い出の日を彩りました
日本間で人前式♪おしゃれな感性でつくり上げた祝宴
出会った頃、新婦はアパレルショップのスタッフ、新郎は家業であるブティックの後継者。おしゃれなフィーリングが合って、自然と距離が縮まっていったという。
互いの出身地が鹿児島県と熊本県で、「結婚式は双方の間で♪」と選んだのが、海沿いのホテルだった。明治時代の文豪にちなんだ『蘆花(ろか)』という名の趣ある日本間で挙式ができることも即決の理由。和風人前式では、参列者が待ち構える中、新郎新婦が縁側を歩んで入場。仲良くだるまに目入れの儀を行うなど、和テイストを際立たせながら誓いを立てた。
アウトドアが大好きな新郎と、幼少期から書道を習い、現在は書家として活動している新婦。ウエルカムスペースにはふたりの写真や愛用のアウトドアグッズを、送賓用の金屏風には新婦直筆の習字プロップスを飾るなど、ふたりらしさを余すところなくちりばめた披露宴を実現。中盤、ふたりが洋装にお色直しすると、カジュアル感が増して、ゲストはよりリラックス。ふたりがデザインしたケーキの演出に盛り上がり、共に仲良し家族と中座すると拍手喝采も。等身大のふたりらしさの伝わる演出にみんなが心から感動する結婚式となった。
おめでたい紅白の小花&実ものを飾ったリングピローは新婦作
人前式で行った紅白だるまの目入れの演出。新郎新婦の幸せ成就を象徴する感動シーンに
ラストの一着が純白ドレス。真っ赤なローズブーケを携えて、ドラマチックに再入場
「莉奈さんの雰囲気にぴったりよ」という新郎親のアドバイスで選んだカラードレス。編み込みヘアで可憐な花嫁に
鹿児島にお嫁入りする気持ちをかみ締めながら、新婦は母と弟とお色直しへ
席札に添えたオリジナルイラスト入りフラッグが友人に好評
ふたりがデザインしたウエディングケーキ。ファーストバイトは新郎のアイデアで二人羽織形式で行った
受付周りは新郎の趣味のアウトドアをテーマにウエルカムグッズをディスプレー
全ゲスト名を新婦が毛筆で書き上げた半紙付き金屏風の前で、心を込めてお見送り
大好きな母と祖母2人と中座した新郎は、退場後に記念撮影も
ソファを置いたメイン卓。装花には、カラードレスが映えるようイエローの花もプラス
鹿児島県阿久根市在住
村田将人さん(33歳)
莉奈さん(30歳)
挙式日:2020年2月2日
会場:湯の児海と夕やけ(熊本県)
ゲスト数:124名
2018年12月24日、新婦誕生日にプロポーズ。翌年7月24日、新郎誕生日に婚姻届を提出して、結婚式へ。
※ゼクシィ熊本版2020年7月号より転載
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