【結婚式レポートin長崎県】ふたりの大切なものを皆と共有できました
故郷の老舗料亭でアットホームなキリスト教式
中学の頃に芽生えた恋を実らせ、ふたりらしい結婚式をつくり上げた石川さんカップル。新婦は大阪で高校教師に、新郎は転勤で全国勤務をしており、遠距離恋愛を育み結婚へ。お披露目は、「全国にいる仲間に、ふたりの故郷で楽しい時間を過ごしてほしい」と、由緒ある老舗料亭を会場に選んだ。
挙式は、新郎のこだわりから庭園でのキリスト教式に。新郎は長崎のミッションスクール・鎮西学院高等学校の出身で、牧師であり当時担任であった先生に司式者をお願い。「心身ともに成長へ導いてくれた大切な恩師」という新郎の思いに、新婦も賛同。地元の同級生や全国のゲストが参列し、皆で歌う賛美歌が青空に響き渡ると、ふたりは胸を熱くし結婚を宣誓。フラワーシャワーを浴びながら、大好きな人に囲まれ幸せを誓えた喜びをかみ締めた。
披露宴は、長崎らしい卓袱(しっぽく)料理でおもてなし。新婦中座の間は手拍子で長崎検番の舞を楽しみ、高砂席には新郎バレー部の仲間らが集まりフォトタイムで盛り上がった。ラストは、ちょうちんを手にゲスト卓を回りながら感謝を伝えたふたり。新郎があいさつで、「私たちの故郷に皆が集まり、幸せです」と、爽やかに締めくくると、万歳三唱の大きな声が会場中に響き渡った。
挙式は料亭の庭園で厳かなキリスト教式。牧師である先生が、「教え子は私の分身」とふたりを温かいまなざしで包むと、ふたりは真っすぐに先生を見つめ誓いを立てた
乾杯の音頭は新郎高校バレーボール部の監督。隣のゲストとハイタッチで盛り上げてから、乾杯!
中座は仲良し姉妹の姉と手をつないで
三味線に合わせ、夫婦餅つきのパフォーマンスで仲良しぶりを披露
長崎名物の可愛いらしい「桃カステラ」でケーキセレモニー。ゲストも一緒に「あ~ん」と大注目
リングボーイの新郎おいっ子をゲストは笑顔で応援
小中高大、実業団とバレーボール部だった新郎。アフターセレモニーは仲間たちとバレーボールトスで大盛り上がり
新婦同僚の美術科の先生が作ってくれたウエルカムボード
繊細な刺しゅうのリングピローは新婦作。一針一針に幸せへの願いを込めた
新婦大学サークル仲間から手作り映像の余興。ラストは新郎からのサプライズメッセージに新婦は感激
宴のお開きは、全員で盛大に万歳三唱
大阪府大阪市在住
石川敏郎さん(29歳)
美耶子さん(28歳)
挙式日:2019年11月2日
会場:史跡料亭 花月(長崎県)
ゲスト数:110名
中学2年の時、新婦がひと目ぼれして交際に至るも高校で別々に。大学の時に再会し、恋を実らせた。
※ゼクシィ長崎版2020年7月号より転載
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