【結婚式レポートin栃木県】こんな幸せな日が来るなんて。熱く優しい人との絆に感謝！

小学校入学直後に母を亡くし、父も中学生のときに病に倒れ他界。「社会に出てからは働きづめで、結婚式なんて夢のまた夢でした」。そんな里奈さんの運命を動かしたのが会社の上司に紹介された21歳の辰也さん。お互いアニメ好きで意気投合し「あいつは本当に良い男だ」「年は関係ない」と周囲に励まされ交際開始。結婚が決まると「里奈ちゃんを花嫁にしないと！　お金は何とかなるから」と新郎家から申し出が。「まさか私が花嫁に。会場見学から夢見心地でした」。ひと目ぼれしたチャペルで姉からベールを下ろしてもらった瞬間、今までの人生を思い出し涙が止まらなくなったが、フラワーシャワーでは晴れやかな笑顔に。「みんなの祝福が嬉しくて、こんな幸せなことってあるんだなあと胸がいっぱいに」と新婦。大好きなピンクの花で飾られた披露宴では大勢のゲストと触れ合いアニメにちなんだ演出も大ウケ。泣きじゃくりながら手紙を読み、一緒に頑張ってきた二人の姉や亡き父母、新郎父母への感謝を伝えると、ゲストから応援の拍手が。新郎も「彼女の最高の笑顔が見られて本当によかった。支えてくれた人への感謝を忘れず幸せになります」と明るい未来を誓った。

後ろの席からも見えるよう高さを出したいちごのケーキ。アニメに出てくる魔法の剣で、ゲストと一緒に合言葉を叫びながら入刀

キッズゲストにプレゼントを渡し一緒に退場

長女の姉が笑顔でベールを下ろしてくれた

憧れの大階段から再入場。大好きなピンク×紫のドレスで

薄いピンクのインナーカラー入りのブラウンヘアをダウンに。花飾りも大人可愛く

義兄と甥と深々と頭を下げ、バージンロードへ

新郎新婦が各卓を回り、液体を入れるとカラフルに光るローズでゲストを魅了

新婦甥がアニソンでダンス。途中から新郎や新婦も一緒に踊りだすとゲストから手拍子が

冬に見えないカラフルな装花をオーダー。緑の庭を背にした高砂席でゲストと笑顔で記念撮影

新婦が号泣しながら読んだ手紙に家族も涙。写真の父と母も見守ってくれた

幻想的なチャペル。誓いのキスの瞬間、白いフェザーが降りさらにロマンチックに

「愛」の赤に「純情」の白１本を入れた100本のバラでプロポーズ。「びっくりして嬉しすぎて泣けなかったよ」と新婦も笑顔

Profile

茨城県結城市在住
岩渕辰也さん（23歳）
里奈さん（31歳）

挙式日：2019年12月7日
会場：ＬＡ ＰＯＬＴＯ（ラ ポルト）
招待客：86名

新婦は３人姉妹の末っ子で新郎は次男。交際中から両家を頻繁に行き来し家族と仲良くなり交際１年で婚姻届提出。

※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2020年5月号より転載

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