【結婚式レポートin岡山県】今日の幸せは、8年間のみんなの支えのおかげです
つらいことも楽しいことも共有して迎えた日
高校時代の野球部の選手とマネジャーとして知り合い、8年間交際。その8年の間、新婦は病気で母を亡くし、新郎はこの結婚式の数カ月前に病気をし、16時間に及ぶ大きな手術と治療を乗り越えた。結婚式を迎えたこの日まで、互いに励まし合ってきたと同時に、多くの人の支えがあったことも痛感していた。ふたりにとって大切な人だけを招待し、感謝を伝えるために結婚式を行うことにした。
挙式直前、チャペルで行ったファーストミートでは、新婦が8年間の思いを伝えるとふたりは涙でいっぱいに。
挙式では「亡母にベールダウンをしてもらいたかった」と新婦は母の遺影を手にして伯母の手からベールダウン。父はその様子をいつもの優しい笑顔で見つめていた。ふたりの親友によるユーモアたっぷりの誓いの言葉や完成したストリングアートの披露など、挙式は温かな雰囲気に。
ふたりの普段のファッションに欠かせないというスカーフや大好きなカスミソウなど、会場はふたりの思いがあふれたアイテムで装飾。以前祖父が作っていたという岡山名物のマスカットを使った料理や、祖父母へのサンクスバイトなどを行い、感謝を伝えた一日となった。
お色直しではゲストが見守る中でファーストミート。「むちゃくちゃきれいです」と新郎
受付でゲストにストリングアートを作ってもらう
牧師役となった友人が、ふたりに誓いの言葉を問い掛ける。長すぎる巻物に爆笑
会場は「幸福」を意味するというカスミソウでいっぱい
新婦の父は終始笑顔で結婚式を楽しんでいた
バージンロードにふたりの幼い頃の写真を時系列で並べて
新郎は3人の兄たちと仲良くお色直し中座
ウエルカムスペースの天井につり下げられていたのは、ふたりの好きなスカーフ
祖父の席でケーキを食べさせてあげる。祖父の目にうっすらと涙が
フェザーシャワーを受けながら退場。新婦のブーケはカラー
ゲストと楽しむ時間を多く設けて
ウエルカムスペースにはポップコーンコーナーを設置
「クラシカルなイメージで」とケーキは生クリームとベリーのみのシンプルなデザイン
挙式前のファーストミートで、新郎に手紙を読む新婦。溢れる涙を隠して少しおどけながら
岡山県岡山市在住
森 伸明さん(24歳)
恵さん(25歳)
挙式日:2019年8月31日
会場:THE STYLE(ザ・スタイル)
ゲスト数:67名
高校時代、野球部の部員とマネジャーとして知り合い交際。8年目の記念日に婚姻届を提出した。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2020年4月号より転載
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