【結婚式レポートin熊本県】ドレスを着る夢が叶った日、彼と幸せになります!
神前式で夫婦に。心温かな手作り満載のこだわり婚
準備に1年以上かけたこだわり婚。ふたりは2カ月前に家族とパリを訪れて挙式を行っていたので、今回は神前式に。親族をはじめ、列席してくれた共通の友らに見守られながら、二礼四拍手一礼の作法にのっとり誓いを立てた。
白無垢から色打ち掛けにお色直しして、披露宴へ。扉が開き、スポットライトを浴びて入場してきたのは人力車に乗った新郎新婦。はにかんで手を振る初々しいふたりに、会場中が拍手喝采。和情緒に満ちた演出で、一気におめでたいムードが広がり、華々しく祝宴がスタートした。
結婚式への憧れは小学生までさかのぼり、新婦は雑誌で見て思い焦がれた十数年越しのウエディングドレスをオーダーメイド。ツバの広い帽子をかぶり、イミテーションケーキに入刀するなど当時のままに演出して、夢を叶えた。
ゲストとふれあう時間を重視した祝宴で、前・後半に分けて18卓を回るフォトラウンドを実現。また、みんなに感謝を伝えたいと、ペーパーアイテムやムービーなどは自作にこだわり、親に贈るフォトフレームも手作りし、中に“寄り添い御守り”も。余すところなく、ふたりの情熱を詰め込んだ結婚式は、ドラマチックなフィナーレで幕を閉じた。
「お似合いのふたりです」と祝辞を述べられて、新婦は嬉しそうにほほ笑んだ
パリで挙式した際の写真をウエルカムスペースでお披露目
神前式には大勢のゲストが参列。全員で臨んだ固めの杯で一体感も
新婦がつまみ細工で手作りしたリングピロー
新婦がデザイン、新郎が手作りしたフォトブックは好評
念願のドレスを身に着けて、母と中座。可憐で、スレンダーな装いが注目の的に
存在感のあるイミテーションケーキも新婦のこだわり。シーンがより華やいだ
挙式後はガーデンへ。折り鶴シャワーを楽しんだ後、ゲストたちとの記念撮影を満喫
100本の赤バラを新婦に贈るサプライズを準備していた新郎。ロマンチックな名場面に
新婦妹と叔母が、和装の新婦に寄り添って、はんなりと中座
手作りのフォトフレームに、プリザーブドフラワーと“寄り添い御守り”を添えて、両家親へ贈呈
同じ職業で、最高の理解者である父母。記念品を贈るセレモニーで感極まった新婦を、母は優しく抱き寄せてくれた
熊本県熊本市在住
米原秀一さん(36歳)
有紗さん(29歳)
挙式日:2019年9月28日
会場:マリエール神水苑
招待客数:110名
共に小学校教諭。子どもが大好きで、2018年の「子どもの日」に婚姻届を提出。2019年7月に、パリで挙式。
※ゼクシィ熊本版2020年3月号より転載
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