【結婚式レポートin宮崎県】人生を授けてくれた恩を、父母に返すことができました
結婚式の意味をふたりで突き詰めたどり着いた形
日頃から意見をしっかりぶつけ合いたいタイプの新郎。会場探しに当たって、「結婚式を挙げる意味って何なの?自分たちをお披露目したいだけじゃないの?」と大胆発言。一方、新婦はなかなか思いを伝えられない性格で、「着飾りたいんじゃない……」と口ごもりながらも結婚式の意味を説明。何度も話し合って、「親や周囲に感謝を伝えるための結婚式」という共通の意味を見いだすことができた。
こうして迎えた結婚式当日。緑に包まれたチャペルに祝福の花びらが舞うとふたりはビッグスマイル。両家親族19名が同じテーブルを囲むユニークなテーブル配置のバンケットでは和やかな語らいの時間がゆっくりと流れた。
披露宴終盤、感動を呼んだのが「人生を授けてくれた父母に恩返ししたい」と用意したメモリプレイ。プランナーが仲立ちをして、親子どちらも内容を知らされずに本番を迎えていた。初めて知った親心に涙が止まらないふたり。新郎は謝辞で「褒めてくれた人、叱ってくれた人、支えてくれた人への感謝を忘れず、夫婦として歩んでいきます」と立派なあいさつ。結婚式の後、「自分たちなりに感謝を伝えられた」と達成感に包まれて満足そうな笑顔を見せた。
挙式後、ふたりに続いて退場する両家親は照れながらもうれしそう
ケーキは新郎が「三度の飯より大好き」なチョコレートのクリームにオレンジと星形チョコをあしらい、夜空をイメージ。場を盛り上げようと二人羽織でファーストバイトにトライ!
両家親にサンクスバイトのサプライズ。仲むつまじいコメントで笑いを誘った
インタビュースピーチでは会場中央にふたりの席を設け、ゲストと共に耳を傾けた
メイン卓はソファスタイル
手描きイラスト入りのウエルカムボードは新婦母からのサプライズプレゼント
中座中の代役として現れたのは、新婦が幼い頃から可愛がっていたぬいぐるみ。新婦母手ぬいのタキシードと白ドレスをまとった姿を目にした新婦は、感極まって涙
新婦から祖母へ感謝のギフトを
緑に囲まれた写真付きの誓約書
卓上装花もナチュラルに
通常はふたりのこれまでを子役が演じるメモリプレイ。今回は親の気持ちを役者が演じる逆バージョン。新郎側の再現シーンでは多くのゲストが涙した
神奈川県横浜市在住
二ノ宮大輔さん(31歳)
麻美さん(28歳)
挙式日:2019年7月14日
会場:ニューウェルシティ宮崎
招待客数:71名
新郎が宮崎へ帰省中、新婦のバイト先で出会ったふたり。お互いの誕生月である2018年8月に婚姻届を提出。
※ゼクシィ宮崎・鹿児島版2020年2月号より転載
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