【結婚式レポートin鹿児島県】若すぎる結婚と言われても、私たち3人こんなに幸せです
家族3人で臨んだ結婚式で改めて実感した夫婦愛
プロポーズは夜景の見える公園で。新郎は新婦に「ちょっと待ってて」と伝え、小走りで車へ。後ろに隠していたバラの花束を取り出すと膝を突き、「結婚と妊娠の順番が逆になったけど、幸せにする自信があるから結婚して」という言葉で新婦を感激させた。
こうして迎えた結婚式は産後10カ月を過ぎてから。「私たちふたりの、というより、子どもも交えて3人の結婚式にしたい」という言葉通り、挙式の誓いの場面でも、披露宴で感謝を伝える演出でも、結婚式全体を通して長女、花乃ちゃんの存在感が光っていた。
またゲストに楽しんでもらおうとふたりも奮闘。お色直しの再入場ではふたりで流行のペアダンスを披露。その後のファーストバイトでは新婦の職業にちなんだ巨大な手作り注射器でゲストの笑顔を引き出すことに成功。やがて和やかな結びの時間。マイクを取った新郎が語りだした。「21歳での結婚を『早すぎるんじゃない?』『大丈夫?』と言われることもありますが、僕は僕なりに南奈と花乃を一生涯懸けて守っていきます」。交際1周年記念日のプロポーズが新婦の脳裏によみがえる。パパとママになった新郎新婦がお互いに変わらない愛情を確かめられた一日だった。
誓いのキスは花乃ちゃんを間に挟み、3人で
全天候型スペースでアフターセレモニーを楽しんだ
カスミソウとマカロンをあしらったケーキが新婦のお気に入り
ふたりの息がぴったり合ったダンスを披露するとゲストは大きな手拍子で迎えた
堂々と新婦をエスコートする弟。普段のきょうだいをよく知る新婦友人のテーブルから「ほほ笑ましいね」と拍手が起こった
チャペルの扉が開いて花乃ちゃんが登場した途端、参列席から「可愛い!」の声が。新郎新婦がリボンで乗り物を引っ張るとリングピローが落ちて、新郎母が慌てて追い掛ける場面も笑顔を誘っていた
壮麗なチャペルから笑顔で退場
装花は明るく上品なイメージで
バンケット入り口のウォールラブレターにゲストへの感謝をつづった
産後10カ月間で撮りためた家族写真をディスプレー
新婦から新郎へのファーストバイトは手作りの注射器で。先の赤いスコップがハートのようで効果抜群!
ハイハイをした花乃ちゃんがパパとママ、どっちに向かうかを競うゲームで大いに盛り上がった
鹿児島県枕崎市在住
新屋敷悠介さん(22歳)
南奈さん(24歳)
挙式日:2019年6月8日
会場:グランドハウス
招待客数:90名
出会ってすぐに意気投合。1年後の2018年にプロポーズ、同年9月3日に長女、花乃(はの)ちゃんが誕生。
※ゼクシィ宮崎・鹿児島版2019年12月号より転載
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