【結婚式レポートin福井県】レモンを見たら思い出して、今日のウエディングを！

結婚式の後、新郎が料理人として働く京都で新生活をスタートさせるふたり。結婚式は地元、福井からの“旅立ちセレモニー”でもあることから、より印象的なものにしたいと取り入れたのがレモン。レモンをモチーフにしたペーパーアイテムやドライレモンをあしらったグッズ、レモン味のスイーツやドリンク、そしてフェイクやフレッシュの丸ごとレモンが会場のいたるところに。その数なんと200個以上！　「レモンを目にしたら、私たちのことや今日の結婚式のことをみんなに思い出してもらえるように」と考えての趣向だった。
そして、レモンの黄色が爽やかな会場では、ふたりらしい演出が盛りだくさん。新郎はその場でカツオ料理を披露して、料理人として高みを目指す心意気を見せ、「パパが大好き！」という新婦は、再入場で父に登場してもらい、感謝のスポットライトを当てた。ふたりの思いはゲストにも伝わって、温かな笑顔と拍手がいっぱい。「家族やゲストの支えのおかげで、今日、人生で一番幸せな日を迎えられました。これからふたりでもっと幸せになることがみんなへの恩返しだと思ってます」と新郎新婦。ふたりの決意新たな門出のウエディングとなった。

バージンロードの最後で新婦は万感の思いを込めて父をハグ。父も照れながらぎゅっと返してくれた

新婦はベールダウン、新郎はジャケットセレモニーで父母に支度を仕上げてもらった

ゲストを沸かせたキュートなクロージングキス

別々の高校ながら野球部所属という共通点で知り合ったふたり。ペアのユニホームでバッティングトス。当たりが良すぎてゲストの頭上越え！

新婦母の刺しゅうによるウエルカムタペストリー。その精巧さにゲストも感嘆！

装花にもたっぷりのレモン

ケーキはバウムクーヘン。一緒にかぶり付いてファーストバイト

新郎の地元、大野市は名水の里。その名水にレモンを浮かべてサーブ

カツオのわら焼きを披露する新郎。「尊敬する店のご主人や同じ料理人の父に見てもらえてうれしかった」

メイン皿の一品、大野産のさといも煮は新郎祖母の手作り。新郎新婦が大好きな料理をゲストにも

各卓フォトの写真はレモンの木へ。木はふたりで大事に育てていく

フレッシュレモンの席札を手に、各卓フォト

Profile

京都府京都市在住
多田竜也さん（23歳）
彩乃さん（23歳）

挙式日：2019年5月19日
会場：ヴィラ・グランディス　ウエディングリゾート　FUKUI
招待客：70名

プロポーズは旅先。彼がデザインし、手作りした婚約指輪に彼女は感激！　交際３年記念日に婚姻届を提出。

※ゼクシィ富山・石川・福井版2019年10月号より転載

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