【結婚式レポートin神奈川県】彼女への“本気”を胸の内の言葉で伝えました
出会いの地、異国の名産品でおもてなしを
「彼女は光のような存在」という新郎のウエルカムスピーチでパーティが始まり、お開きでは「その価値に値する人間になりたい」と新婦への真摯(しんし)な思いを英語で伝えた。ゲストに翻訳する役目の新婦は、照れて言葉に詰まってしまったけれど、新郎の目は真っすぐに新婦を見ている。「彼はオーバーアクションはせず、言葉で真意を伝えようとする人」。一つのことを極めるタイプで、学生時代にはローラースケート競技の世界チャンピオン、その後は各国を飛び回るポーカープレーヤーとして活躍し、パワーリフティングのアイルランドチャンプになってからはトレーナーに従事。優佳さんはその実直な姿に引かれ、アイルランドの地で7年付き合い、親族の「日本で祝宴を!」の声に応えてこの日を迎えた。おもてなしのメイン料理は、アイルランド流にジャガイモとバターを付け合わせたラムステーキ。特産のブレッドも振る舞いゆかりの地を紹介した。
アイリッシュパブでの二次会はリラックスモード。母国の黒ビール片手に、きっといつもそうしているようにふたりはのどかに戯れた。その姿は親族や友人をハッピーにし、アイルランドに旅立つ夫婦を応援する気持ちでいっぱいに。
新婦は北海道出身。横浜に越してからも、長期休暇は祖父母宅で過ごした。陽気な親族は北海道から祝いに駆け付け、ふたりと楽しくおしゃべり
1日10杯飲むというアイリッシュティーや、黒ビールを練り込んだ特産ブレッドでゲストを迎えた
ゲストに供したメインディッシュ。「北海道とアイルランドの食は似ている」と新婦。ラム肉をよく食べ、ジャガイモやバターなど乳製品がおいしいそう
手と手をリボンで結ぶ“ハンドファスティング”という伝統の儀式を行った、現地の挙式映像も上映。新郎は思わず涙目になり、新婦宅に帰宅後も再上映して号泣
レトロな写真ボックスでおちゃめに撮影
新郎がふたりを描き、新婦がSNSにアップしたイラストが友人のTシャツに!
高砂席のふたりはずっと手をつないで
二次会は新婦が好きなアイリッシュパブ
アイルランド限定ビールにゲストからメッセージ。新婦が名前を彫ったグラスはゲストへの贈り物
会場は「ラグジュアリーなホームパーティ」をイメージして選んだ
アイルランド
トーマス・マニオンさん(38歳)
田村優佳さん(39歳)
挙式日:2018年9月29日
披露宴会場:THE CLASSICA BAY RESORT
二次会会場:Irish Pub Ks
招待客:48名
アイルランドの自宅でリラクゼーションサロンを経営する新婦。「絶対お似合い」と知人に新郎を紹介された。
※ゼクシィ首都圏版2019年4月号より転載
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