【結婚式レポートin島根県】いつもありがとう、大好き。改めてそう伝えられました

「今日は感謝を伝える一日にしたい」と話していたふたり。この日の主役は新郎新婦ではなくゲスト。山陰の食材でバーベキューを楽しみながら、ゲストとふたりがワイワイと交流できる場にし、家族にはきちんと言葉で感謝を伝えたい、と考えた。そしていつも支えてくれる大好きなお互いにも想いを伝えたかった。
この日新婦が持った２つのブーケにはそれぞれのストーリーがあった。挙式時に持ったのはカスミソウのブーケ。カスミソウはプロポーズ時に新郎がくれた思い出の花。あの時のふたりの気持ちを大切にしたくて挙式用に選んだ。もう一つはオレンジのブーケ。これは新郎が新婦に内緒で手作りしたもの。それを新婦が知ったのは披露宴終盤に上映されたサプライズ映像だった。仕事を終えて会場に通っていた新郎の映像を見て、新婦は思わず号泣。「改めて受け取ってください」と新郎が差し出すと、新婦の涙は止まらなくなった。
ゲスト全員に名札を用意したり、バーベキュータイムを設けたりするなど、ゲスト同士が交流できるようにしたのはふたりのアイデア。ゲストや親族にはもちろん、お互いに、ありったけの愛情と感謝を表現した結婚式だった。

新婦のお色直しの中座は姉と。姉はカラードレスを一緒に選んでくれた

チャペルの窓一面に広がるのは宍道湖。この景色をゲストに見てほしくてこの会場を選んだ

バーベキューを楽しむゲストの前に再入場。この時のブーケは新郎が手作りしたものだとは、新婦はまだ知らされていない

食事のスタートでは音楽に合わせて新郎が登場

プロポーズの思い出を胸にカスミソウでチャペルに入場

テラスがいい香りに包まれたバーベキュータイム。山陰の海の幸やお肉のほか、新郎の祖父母が作ったお米も提供された

新郎によるブーケのメイキング映像を見た後、改めてブーケをプレゼント。新婦の目に大粒の涙が

挙式ではゲスト一人一人がふたりに祝福を伝える場面が設けられた

白い会場に合わせたシンプルなウエディングケーキ。ストライプのリボンとマスカットがかわいい

ふたりの距離が近いソファの高砂席。何度も顔を見合わせて笑っていた

ゲスト全員が会場いっぱいに広がってキャンドルリレー

Profile

島根県出雲市在住
稲村 渡さん（23歳）
理花さん（28歳）

挙式日：2018年10月13日
会場：Le Grand Accueillir
ゲスト数：67名

新郎の友人の紹介で知り合い交際。2017年6月、新婦の誕生日に新郎がカスミソウの花束を抱えプロポーズ。

※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2019年3月号より転載

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