【結婚式レポートin栃木県】ベネチアをイメージしてふたりがゲストをおもてなし

結婚を機に、彼の地元・栃木で暮らすことを決めた智美さん。「遠方ゲストを呼ぶのは申し訳ないから、結婚式はしなくても」と思ったが、報告した友人からは「花嫁姿が見たい。遠くても行きたい」という声続出。「それならやろう」と悠さんにも背中を押され、生まれ育った山口、大学時代を過ごした京都、彼と出会った東京からも大切な人を呼び結婚式を挙げることに。
新婚旅行先にちなみ、結婚式のテーマはベネチア。挙式は石造りのチャペルで流れる水音を聞きながら厳かに。フラワーシャワーの後は、中庭に色鮮やかなドリンクやフォトグッズを用意し、カーニバルのようなプレパーティを楽しんでもらった。新郎新婦が会場の入り口に立ち、一人ずつ花を手渡す迎賓ではゲストの笑顔がパッと明るく。祝宴は歓談をメインにし、ゲスト全員参加の演出をスパイスに大盛り上がり。そしてラスト、絶対やりたかった父母へのハグでは「寂しくなったのか、なかなか離してくれなくて（笑）。心が繋がりました」と新婦。感無量の新郎の謝辞に続き「山口から来てくれた花嫁さんを大切にします」という新郎父の言葉にもみんなほっこり。どこにいても想い合える幸せが会場中に溢れた。

挙式後のプレパーティではカラフルなドリンクで喉を潤し、ゲストと歓談。「ずっと目を潤ませていた父から『一緒に写真撮ろう』と誘われたのも嬉しかったです」

パーティ入場時は両サイドに新郎新婦が立ち、手作りタグ付きのエスコートフラワーを渡し迎賓

岩から水が流れる神秘的なチャペル。「当日朝、実母から『今日はあなたが主役。自信を持って楽しんで』と祝福のメールが。挙式も緊張せず楽しめました」

大階段でのフラワーシャワーも晴れやかに

点火すると花火がはじけ楽しさも華やぎもUP

憧れていた父とのバージンロード入場。リングガールは新郎のめいにお願い。再入場時にウサギの風船をプレゼントしたら大喜び

仲良しの母とハグし「幸せになってね」という言葉に胸を熱くし、父とも抱擁。息子にハグされた新郎父母も笑顔で見守った

フルーツ断面ケーキにキャラメルをとろり。黄色のドレスに映えるのでお色直し後に

水面に見立てた青いクロスに色鮮やかな花を飾りベネチアの雰囲気に

Profile

栃木県足利市在住
田名網 悠さん（28歳）
智美さん（29歳）

挙式日：2018年7月21日
会場：Belle fuga（ベルフーガ）
招待客：60名

社員旅行で仲良くなり、２年半の交際を経てプロポーズ。新郎は癒やし系で新婦は面倒見がよくアクティブ。

※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2019年1月号より転載

• 結婚準備全体
• 結婚式実例
• 栃木県