【結婚式レポートin岐阜県】憧れの“和”を取り入れてふたりらしさを叶えました

美しい庭園をバックに和装姿のふたりが現れたお色直し。思いがけない場所からの登場、そしてゲストが「和装だとは思っていなかった」というサプライズに満ちた演出に会場は大いに沸き立った。
岐阜県出身の新郎新婦は、合掌造りをモチーフにしたというチャペルや美濃和紙を使ったインテリアなど地元の伝統美をちりばめた会場をひと目で気に入ったという。書道をたしなみ、和紙に触れる機会の多い環境で育ったふたり。和のものへの憧れもあり「ここで結婚式を挙げるのが私たちらしいと思ったのです」。受付スペースに飾った書や美濃和紙を使ったペーパーアイテムのほか、和装姿でのケーキ入刀やフォトラウンドも行い、和のエッセンスを効かせたパーティを実現させた。
披露宴終盤に注目を集めたのは新郎・恵児さんの手紙朗読。学生時代に心配を掛けたという親への感謝の気持ちを読むと父も母も目頭を押さえた。さらに恵児さんは新婦の麻里さんにもサプライズを。それはきちんとプロポーズをしていなかったことを心残りに思っていた恵児さんからの公開プロポーズ。「幸せにします」という言葉にみんなから温かい拍手が送られ、感動のフィナーレになった。

岐阜県の世界遺産「白川郷の合掌造り」をモチーフにしたというチャペルはふたりのお気に入り

かわいいリングキッズが登場

「花嫁姿を見せたかった」と亡くなった祖父母の似顔絵をテーブルに

受付スペースに飾った書は主に新郎の作品。新婦は飾り付けを担当

おばあちゃん子だった新郎は一人暮らしを始めるまで同居していた祖母と一緒に中座。祖母は大感激だった

ブライズルームでのファーストミート後、新婦からの手紙が。思いがけないことに涙を浮かべる新郎

子どもゲスト用にインスタントカメラを用意

２組のゲスト夫妻にお手本バイトをお願い

お開きの直前、「幸せにするのでずっと一緒にいてください」と公開プロポーズを実施。大きな拍手に包まれた

ペーパーアイテムは岐阜の名産品である美濃和紙を使って作成。ラベンダー入りのしおりは新婦の手作り

新婦だけでなく新郎も手紙を朗読。両家の親も涙した

お色直し入場の前、美しい日本庭園をバックに「和装ファーストミート」を実施した

Profile

岐阜県関市在住
安田恵児さん（27歳）
麻里さん（27歳）

挙式日：2018年7月15日
会場：GIFU MONOLITH（岐阜モノリス）
招待客：84名

2015年に行きつけの居酒屋で恵児さんが麻里さんに声を掛けたのがきっかけ。約１年後に交際スタート。

※ゼクシィ東海版2018年12月号より転載

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