真っ白なケーキに「+1」がトレンド!最旬ウエディングケーキSNAP12
今どきウエディングケーキを調査したところ、オシャレ花嫁さんたちがこぞって選んでいるのが……真っ白なケーキに「+1」なスタイル。一体シンプルケーキに何をプラスしているの?オシャレ花嫁たちの中からさらに厳選した実例で、その秘密をチェック!
Style1 白ケーキ+【シンプルフラワー】
上品な花材がより際立つ、プレーンな2段ケーキ
エレガントな式の雰囲気に合わせ、スッと伸びた姿が上品なカラーの花を使用。あえて色は使わず白で統一し、クリームの装飾も入れず、シンプルに徹したことでスタイリッシュなルックスに。(saaara57さん)
濃淡を付けたアンスリウム使いがテクニック
あえて不揃いにしたナチュラルなナッぺの質感と、ポイントで入れた金箔(きんぱく)のアクセントが、シンプルを格上げするプロの技。サイドに入れた2本のアンスリウムは、濃淡を付けグラデーション感を入れることで、大人の可愛さを演出。(K・Hさん)
取材協力・プロデュース/@sk.wedding_se
ゴールドのホログラムがシンプル+αのポイント
アンスリウムを添えたシンプル白ケーキに、ラインで入れたゴールドのホログラムが、ぐっと目を引くハイブリッドデザイン。同系色でまとめた、クロスとキャンドルを使ったディスプレー方法もスタイリッシュ見え。(@momwd828さん)
Style2 白ケーキ+【クリームの凹凸感】
美しいクリームの技巧で、エレガンスかつクールな存在感
1段のシンプルなケーキながら、クリームの塗り方に動きをつけてもらったことで、気品高くモダンな佇まいが完成。サイドに入れた花材は、あえてノンカラーでクールにまとめて大人な仕上がりに。(i10__ma_さん)
クリームで表現した、スイートムード高まるフラワーケーキ
シンプルな3段ケーキに、軽やかなクリームアレンジでプラスしたフラワーが、ほの甘テイストで幻想的な雰囲気。ナッペにはあえて動きを出してもらい、オレンジのラインを絵具っぽく引いたことで、柔らかな美しさが表現されオシャレ度をぐっと格上げ。(Reiさん)
ナッペの技を効かせたオータム・ロマンチック
秋っぽさを表現する、ラスティックな雰囲気を盛り上げるのは、リーフのように塗られたクリームの技巧。優しくふんわりと柔らかなルックスに、ブラウンを効かせて、大人のロマンチックケーキに仕上がった。(K・Mさん)
(取材協力/プロデュース/@sk.wedding_se)
Style3 白ケーキ+【コーディネートとのリンク感】
ブラックリーフでつくる、モノトーンで大人な佇まい
他ではあまり見たことのないルックスにひと目ぼれしたという、シンプルで繊細なモノトーンデザイン。差し色のブラックは、花嫁のピアスやヘアアレンジのコーディネートともリンクし、シーンのトータルコーデが完璧。(@_trunk0217さん)
花嫁の全身コーディネートをケーキで再現
ドレスにも似合うようなシンプルなケーキにしたいとパティシエに依頼。サテン生地のドレスに合わせたマットなホワイトと、イヤリングのシルバーとリンクした銀箔(ぎんぱく)をあしらった、シンプルながらデザイン性のある完璧なケーキが完成!(yukaさん/@yk__wd.t)
Style4 白ケーキ+【異素材】
アイアン素材を取り入れ、スパイシーを利かせたシルエットに
うねうねと曲げたブラックワイヤーを添えた、ミニマルかつユニークなデザイン。ワイヤーで異素材感を出したことで、色みはシンプルでも独特の存在感を放つ、アートでモダンなケーキに仕上げた。(@wd__chiさん)
取材協力・プロデュース/@sk.wedding_se
異素材のクロスをプラスし、可愛らしさとモードを融合
可愛らしさの中にモード感も出したいと思い考えたのが、この異素材MIXのデザイン。爽やかな色みのスイートピーに合わせて、柔らかで透け感のあるクロスをプラス。アクセントに少量のゴールドもちりばめ、華やかなムード漂うピュアなルックスが完成。(K・Nさん)
取材協力・プロデュース/@sk.wedding_se
Style5 白ケーキ+【サプライズ感】
ケーキの常識を覆すアートな佇まいは、永遠にゲストの心に残る名作
今までの結婚式では見たことのない自分たちらしいケーキをと考えて決定した「コンクリートや陶器のような物体感の強いケーキ」。白色でコンクリートのような質感は、まるで唯一無二の現代アートのよう。ゲストたちも一体何か分からずザワつき、ケーキカットが終わった後も「あれは何?」と聞かれたほど、想像を超えた存在感を放った。(CHIHOさん)
ホワイトケーキの奥に、レインボーをしのばせる圧巻のSurprise!
式のテーマがGive Color(「ゲストの皆さんに彩りを」という意味)。さらに夫婦共に美容師でカラーを仕事にしていることから思いついたデザイン。入刀後、ファーストバイトの際に初めてレインボーが見えるように、表面は白ケーキで極力シンプルにし、7色がより際立つように工夫。デザートビュッフェに並んだ姿は、最高にフォトジェニック!(@mv20220904kdさん)
From 編集部
「+1」にふたりらしさを表そう
どのケーキもシンプルだけど、「+1」の部分にそれぞれの“らしさ”が光り、存在感を発揮しているのが大きな特徴。結婚式においてとても大切なアイテムの一つだからこそ、ふたりだけでなくゲストの心にも残る、ケーキのデザインをぜひ考えてみて。
構成・文/滝 紀子
※掲載されている情報は2023年4月時点のものです
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