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挙げたい結婚式は叶う?「持ち込み」&「演出」の可否は見学時に確認を

結婚式で自分たちがやりたいこと、イメージしていることがある場合は、会場と契約する前の見学時にそれができるか確認しておいたほうがよいことをご存じですか。実は、会場によって、持ち込めないものがあったり、場所や設備、プログラムの都合上などでできない演出があるからなのです。知らずに契約してしまったら後悔しかねません。どんなことを事前に聞いておくべきか、先輩花嫁の体験談を元にご紹介します。

契約前の確認、実はこんなに重要です

会場によってできないことがある

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契約した会場で、やりたいと思っていたことができない、または高額だと知って後悔するケースはどれくらいあるのでしょうか。今回の調査(※1)によると「契約前に聞いておけばよかったと後悔した」ことがある人は20%でした。

一方、契約前に会場に確認して、やりたいことができない、または高額とわかっても「その会場が良かったので承知の上で契約した」という人は16.4%。知らなくて契約するのと知っているのとでは、納得度がだいぶ異なります。少数ですが「契約前に確認したおかげで、別案を提案してもらえたので納得できた」という方も9.1%いました。結婚式で叶えたいことがあれば、契約する前に確認するのが非常に重要だということがわかります。

ここからは、会場にはどんなNGケースがあり、どんなことを確認しておくといいのか、先輩花嫁のアドバイスを聞いてみましょう。

持ち込みたいアイテムがあったり、
外部に頼みたいスタッフがいるなら……

着たいドレスのブランドやイメージがあれば、契約前に確認を

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ドレスなどの花嫁衣裳は、提携店で選ぶことが前提となっている会場がほとんどです。外部店の衣裳の持ち込みは数万円の持ち込み料が発生することが多く、中には持ち込みはNGとしている会場もあります。

着たいドレスが提携店から見つかれば問題ありませんが、絶対に自分好みの衣裳があるとは限りません。また、契約後は、衣裳の持ち込み条件を変更することは難しくなります。

もし憧れているドレスのブランドが具体的にあったり、衣裳へのこだわりがある場合は、候補会場の提携店のドレスの品ぞろえや取り扱いブランド、持ち込みの可否や、レンタルドレスとセル(販売)ドレスで持ち込み条件が変わるかどうか、いくらくらいの料金がかかるのか、契約する前に確認することをおすすめします。

これは聞いておいて

[ドレス編]
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[好みの色のドレスがなかった]
衣裳は豊富だと言われていたが、好みの色のものがなかった。他のお店だと惹かれるものがあったので持ち込みたかったが、契約時に持ち込み不可であることに同意していたので、妥協しました(HTさん)

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[気になるブランドがあったのに]
気になるドレスブランドがあったのですが、提携店以外からの持ち込みは原則禁止、持ち込み料も高額なことを契約時に伝えられていたので、かなり悩みましたが諦めました。持ち込み料が高くない会場だったら……と思うと残念でした(梶野真唯さん)

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[レンタル衣裳は持ち込みNG]
持ち込みの可否と持ち込み料について確認しました。衣裳の持ち込みはできるが持ち込み料が発生することと、レンタル衣裳の持ち込みはNGで、購入したものでないと持ち込めないと言われました。成約時点では衣裳も決まってなかったので承諾しました(hitomiさん)

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[契約時に持ち込みを伝えた]
少しでも持ち込みの可能性があれば、決定していなくても伝えておくと良いです。私は体が小さく、提携店内で着られるドレスが見つかるか心配だったので、契約時に伝えておきました。結果的にやはり持ち込みになったので、最初から言っておいて良かったです(RMさん)

生花や食品は持ち込み不可の場合も多く、ギフトに持ち込み料がかかることも

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ブーケや装花などの生花の担当は、提携店に限定している会場が少なくありません。知人や好きなフローリストの生花や造花のブーケを持ち込みたい、装花もお願いしたい、と考えている場合は持ち込みについてのルールを詳しく確認しておくと良いでしょう。

食品の持ち込みは、衛生管理の観点から基本的にNGとする会場が多く、ウエディングケーキの外注はできない場合があります。アンケートでは、鏡開き用のたる酒はOKだったなど例外もあるようですが、結婚式で絶対にゲストにお出ししたいという食品がある場合、わかっていれば契約前に確認しておきましょう。

ギフトは、外部店のものを持ち込む場合、持ち込み料がかかることが多いので、その金額を確認しておくと良いでしょう。贈り分けをする場合も、一部を会場の提携店から選び、一部を持ち込みにするなど、工夫している花嫁が多いようです。

これは聞いておいて

[アイテム編]
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[造花ブーケは持ち込みNG]
先に結婚式を挙げた友人が、手作りの造花ブーケを「あなたもぜひ使って!」とプレゼントしてくれました。しかし、私の会場は「お花は会場提携業者による生花のみ、造花はNG」でした。契約当時はあまり気にしていませんでしたが、事前に持ち込みルールを確認しておくべきでした(白梅さん)

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[装飾に果物を使えない会場も]
披露宴の高砂席とゲスト卓に、装花と一緒にフルーツを飾りたくて、確認したところ、会場によっては食品は一切置けないと言われたところもありました。式を挙げた会場では使うことができて希望が叶いました(もこさん)

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[持ち込みたいケーキがあった]
憧れのケーキ屋さんに頼みたかったし、食べたいケーキがあったが持ち込み不可で、しかも会場で選べるケーキも3種類しかなくて残念。全部食べられるケーキが良かったけれど叶いませんでした(ぷるめりあさん)

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[クラフトビールを出したかった]
飲食物の持ち込みが完全不可でした。知り合いのクラフトビール屋さんに出てもらいたかったのですが、契約の時に聞いたらうやむやにされて、まあいけるかと思って契約し、その後持ち込みたいと聞いたらNGでした(えりさん)

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[引菓子の持ち込みがOKに]
絶対に持ち込みたい引菓子がありました。契約前に確認してもらい、持ち込み料は無料にしてもらいました(岡部夏希さん)

ヘアメイク、フォトグラファーの外部依頼の可否を確認しよう

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結婚式当日のスナップ写真やヘアメイクの仕上がりには、こだわる花嫁も多いでしょう。そのため、腕に信頼の置けるスタッフを自分で手配したり、身内や個人的に親しいプロへの依頼を希望する場合もあるはずです。

しかし、スタッフの持ち込みが一切不可だったり、持ち込み料が発生するケースもあります。お願いしたいフォトグラファーやヘアメイクの方がいる場合や、まだ決定ではないが外注する可能性がある場合は、そもそも外注が可能かどうか、契約前に会場に確認をしましょう。

一方で、会場提携のフォトグラファーにも、その会場での撮影の仕方を熟知しているメリットがあります。クオリティーが気になる場合は、アルバムを見せてもらったり、その会場で結婚式を挙げた先輩カップルの写真をSNSで確認するなど、スナップのクオリティーを確認しておくといいかもしれません。

他に、司会を知人に頼みたい場合なども、OKかどうか、条件はあるか、確認しておきましょう。

これは聞いておいて

[スタッフ編]
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[提携業者の写真に後悔]
ヘアメイクとフォトグラファーは当初あまりこだわりがなかったので、提携のところでいいと思ってましたが大間違い。会場によっては、写真のクオリティーに過度な期待はしない方が良いです。結局持ち込みできず、写真を見て後悔……。事前に確認すれば良かったです(ぺこさん)

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[契約前に撮影について交渉]
フォトグラファーはインスタグラムで見て、この人!と決めていたため、契約前に確認しました。撮影やヘアメイクなどは、契約前なら交渉可能なこともあるため、事前に確認するべし!(ななさん)

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[司会・メイクは持ち込み不可]
司会業をやっている親しい先輩や、以前お世話になったプロのメイクさんなど、個人的にお願いしたい方はいましたが、第一希望の会場はどちらも持ち込み不可でした。残念だけど、契約前にわかっていたので納得して契約しました(mimoriさん)

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[妹にメイクを頼みたかった]
ヘアメイクの妹にメイクをお願いすることを検討していましたが、持ち込み不可でした……(原 夏歩さん)

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[持ち込むと割引特典が無効に]
本当は10年近くお世話になっている美容師さんにヘアメイクをお願いしたかったが、美容師の持ち込みはとても高額になる上に、割引特典は全て無効になると契約後の打ち合わせで判明し、残念でした(kkさん)

やりたい演出があるなら……

憧れの挙式演出が、思いがけず叶わないことも

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挙式や挙式後のセレモニーでは、ずっと憧れていた演出をぜひ取り入れたいと思っている花嫁さんも多いはず。でも、人気演出や定番演出であっても、会場によってはできないこともあるのです。

例えば、挙式直前、新郎に花嫁姿の新婦を初めて見せる人気演出の「ファーストミート」。互いのリアクションが楽しみなドラマチック演出ですが、会場によっては、それができる場所があるか、チャペルで行う場合はその時間が取れるかなどのハードルがあります。

挙式後のフラワーシャワーは定番演出ですが、最近はキラキラ輝く「コンフェッティシャワー」も人気。ですが、これも会場によってはNGだったり、清掃料や持ち込み料がかかったりします。「リングドッグ」も愛犬家に人気の演出ですが、ペット同伴はNGという会場は少なくありません。

挙式演出の夢はぜひ叶えたいもの。できない可能性がある演出は、見学の際の確認項目に入れておきましょう。

これは聞いておいて

[挙式演出編]
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[リングドッグをしたかった]
飼っている犬にリングドッグをしてもらいたかったのですが、都内の有名な会場はだいたい犬はNGだったので諦めました(さとみさん)

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[ファーストミートを断念]
ファーストミートをしたかったが、控室が小さく仕切りもないため、できませんでした(フラワーさん)

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[演出を動画で残せなかった]
ファーストミートを動画で残したかったのですが、会場から撮影できないと言われ、憧れていたので直前に知ってガッカリしました(みさりんさん)

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[挙式で使いたい曲があったのに]
挙式の入場曲にこだわりがあり、当然指定できるものと思っていたが、曲目は基本決まっていると言われてしまいました。希望の曲が流せるか、演奏してもらえるか。当たり前と思わずに、確認した方が良いです(ちーさん)

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[コンフェッティシャワーが……]
フラワーシャワーの代わりにコンフェッティを使いたかったけれど、ダメでした(ゆりさん)

楽器演奏やバルーンリリースなど演奏や広いスペースが必要なものは注意

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披露宴での演出や余興は、会場との契約段階では決まっていないことも多いため、事前に確認すべきことを考えておくのは難しいかもしれません。そのため、どういったことができないかだけでも知っておき、自分たちがその演出や余興を希望する可能性があるかどうか、考えておくと良いでしょう。

まず、楽器演奏をしたいかどうか。会場によっては大きな音が出る演奏はできないことがあります。また、ピアノなどの大型の楽器の場合は、運搬や調律など手配にもお金がかかってきますので、会場にあるかないか、使用料はいくらかといったことを確認すると安心です。

次に仲間とダンスがしたいときなど、ある程度のスペースが必要な演出も要確認です。バルーンリリースなどの屋外演出についても、できるかどうか、雨天の場合はどうするかなどを確認しておくといいでしょう。

これは聞いておいて

[パーティー演出編]
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[余興の楽器演奏を断られた]
余興で楽器の演奏を予定していましたが、音漏れが発生するため断られました。演奏は事前に確認しておく必要がありました(あかりソルジャーさん)

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[控室やリハーサルの確認も必要]
楽器演奏は制限が厳しいところが多いので、余興などでやりたいと思っているなら、必ず聞いた方が良いです。楽器演奏OKか、控室の有無、リハーサルができるか、余興スペースは取れるかなども確認を(すぬこさん)

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[余興用のカラオケがないことも]
歌を歌いたい場合や楽器の持ち込みの可否、カラオケはあるのか聞いておけば良かった。カラオケはなく、ピアノも持ち込めなかったので、ゲストからの余興ができなくなりました(えぃみぃさん)

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[バルーンリリースがしたかった]
会場の設計上、どうしてもできない演出があります。私はバルーンリリースかランタンリリースがしたかったのですが、できるスペースがなかったため諦めました(福山理紗さん)

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[著作権の問題でできないことも]
プロフィールムービーなどは、著作権の問題があり、キャラクターを使って作成することができないと知り、事前に確認しておけば良かったと思いました(ともさん)

装飾や設備に要望があれば早めに確認を

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ブライダルフェアの素敵な飾り付けに心惹かれて会場と契約した後に、その飾りがオプションだった、ということも。使いたい設備やアイテムがあれば、「多分、使わせてもらえるだろう」と考えず、見学時に「自分の結婚式で使えるかどうか」を確認しておくのが確実です。

ふたりらしい結婚式を叶えるには、会場のコーディネートは重要。高砂席やゲストのテーブル席に具体的な雰囲気のイメージがあれば、こちらも早めに会場に相談した方が良いでしょう。

使いたい部屋や設備の収容人数の確認も大事。フェアで見てほれ込んだチャペルやバンケットが、自分たちのゲスト数と合っているかどうかもぜひ確認しておいてください。

これは聞いておいて

[装飾・設備編]
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[電飾に追加料金が必要だった]
見学時に会場の天井に付いていた電飾は、追加料金が必要と後から知った。何が常設で何がオプションなのか確認しておいた方が良いです(RMさん)

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[木のオブジェが使えなかった]
会場見学で気に入っていた会場備え付けの木のオブジェ。本番でも会場に設置されるものと思って契約しましたが、実際はできませんでした(あやさん)

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[フェアで希望を伝えて正解!]
メインの席はソファコーデを絶対にしたかったので、ブライダルフェアの時に伝えてプラス料金になるところをサービスしてもらいました(岩永舞香さん)

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[長テーブルが使いたかった]
高砂席のない長テーブルでのレイアウトを希望していましたが、契約した時間に使用する宴会場では円卓しか用意ができないと言われました。イメージが固まっているものは契約前に必ず伝えて!(中村紗世さん)

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[チャペルの収容人数を確認した]
チャペルがとても気に入ったのですが、招待人数が多かったので入らないのではないかと心配しました。確認したら椅子が追加できるとのことだったので、気に入ったチャペルを諦めずに済んで良かったです(ゆうゆさん)

From 編集部

見学前に確認リストを作ってみよう

意外と高い、持ち込みや演出のハードル。契約してしまうと、その内容に同意したことになり、希望を通すことが難しくなるので、後になって悔やまないように、確認しておくのはとても大事なことです。しかし、契約前に全てを確認するのはなかなか難しいもの。そこで、見学に行く前にふたりで話し合って「譲れないこと」「できれば持ち込みたいもの」を書き出して、確認リストを作ってみてはいかがでしょうか。ふたりで結婚式のイメージの擦り合わせもできて一石二鳥。見学前のひと作業としておすすめですよ。

構成・文/河内千春 イラスト/佐々木千絵
※記事内のコメントは2022年8月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー128人が回答したアンケートおよび、過去2年以内に結婚式を挙げた110人が回答したマクロミル調査によるものです。また、冒頭(※1)の調査はマクロミル調査によるものです。
※掲載されている情報は2022年10月時点のものです

※会場によって映像の持ち込み、および使用する音源に制限があるため、事前に会場に確認をしましょう。
※会場によって音源の再生タイミングの指定など、オペレーションの制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。

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