あえて“ヘアアクセなし”で作る、上質感漂う【大人の花嫁ヘア】

ヘアアクセもイヤリングもとあれこれ着けると盛り過ぎてしまい、甘くなりすぎてしまう可能性が。品よく上質感のあるスタイルにするなら、ヘアアクセは潔く省いて、ヘアスタイルとイヤリングだけでバランスを取っていくスタイルがほどよく上品でおしゃれ！ヘア自体の巻き方や編み方に個性を出したり、髪の質感にこだわれば、より洗練された上質感漂う大人の雰囲気に。

花嫁ヘアで最も人気のシニヨン。潔くシンプルに仕上げることで大人の余裕を感じさせて。
タイトにまとめるには、センターパートで表面の毛流れを整え、バームで艶感をプラス。シニヨンが浮かないよう襟足にフィットさせ、シルエットをコンパクトにするのも大人見えのポイントに。また、シニヨンは真ん中を絞るように毛束を巻き付けて縦長に作ると首のラインがシュッと見え、後ろ姿も美しく、洗練された肌見せドレスにもマッチ。

＜おすすめイヤリング＞
トレンドの大粒パールがさらなる上質感のアクセントに
＜おすすめドレス＞
品よく肌見せできるロールカラーやオフショルダー

前髪を立ち上げた「かき上げダウン」は、エレガントに見えると大人花嫁からの人気が上昇中。
ゆったり流れる縦巻きのウエーブは大人の色っぽさがあり存在感抜群だけど、全体に巻く・巻かないをランダムにして抜け感を出すとより今っぽく。さらにオイルで艶っぽい束感を付けると、セクシー過ぎずしっとりとした大人の表情に。前髪は斜めにかき上げた後あえて整え、立ち上がりを抑えるのが上品さの秘訣（ひけつ）です。

＜おすすめイヤリング＞
髪の間から見え隠れする大ぶりが好バランス
＜おすすめドレス＞
ハリ感ある上質素材で品よくエレガントに

編み下ろしを大人ドレスに似合わせるには、編み込み部分は比較的タイトにしつつ、動きを持たせるのがおすすめ。
こなれた毛流れのデザインテールはノンアクセでこそ引き立ちます。例えば、くるりんぱを違う角度から繰り返し行うことで、ランダムな動きが出て立体感もアップ。前髪は凝らず、あえてナチュラルに下ろすことで一層テールの存在感が増します。

＜おすすめイヤリング＞
テールに目が行くよう耳たぶにフィットするタイプ
＜おすすめドレス＞
大胆な背中開きで躍動感あるテールを際立たせて

フルダウンより顔周りがすっきり見え、程よいきちんと感もあるハーフアップは、品のあるレディーを目指す大人花嫁にぴったり。
毛先を中心に軽く巻いて柔らかな毛流れを印象付け、ハーフアップにする分量を多く取ると、一段と上品に見えます。また、立体感のある艶やかなねじりのおかげで程よく華やか。耳周りの毛束をほんのり引き出して後れ毛風の動きを出せば今っぽい抜け感に。

＜おすすめイヤリング＞
マットなゴールドで品のある艶感に
＜おすすめドレス＞
透け感あるロングスリーブやレースで繊細さと上質感を伝えて

程よく肩の力が抜けたエフォートレスなスタイルを好む大人花嫁に人気なのが、作り込み過ぎないローポニー。
前髪やサイドはストレートベースで大人っぽく。後ろは毛先の揺れ感でかわいく見せ、前後で印象のギャップをつければ、上品な中にインパクトが出て主役感もアップ。テールの結び目に毛束を巻き付ける際、ねじりながら幅を広くするとデザイン性が高まり華やかさも十分。

＜おすすめイヤリング＞
普段使いできそうなファッションジュエリーでリラックス感を
＜おすすめドレス＞
テールの甘さを程よく抑えるシャープなＶバック

取材・文／大平美和　撮影／柿沼 琉（TRON management）　スタイリング／土田麻美　ヘア＆メイク／金子真由美　モデル／加納奈々美　D／mashroom design　構成／伊藤りつ子（編集部）　撮影協力／JULIE BRIDAL、バックグラウンズ ファクトリー　
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2022年5月時点のものです

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