[服装・手土産etc.]みんなの親あいさつ実録vol.22 ~兵庫県・彼親編~
結婚が決まったふたりの次なる関門は、相手親へのあいさつ。服装は?手土産は?どんなふうに本題を切り出す?と分からないことだらけ。ぶっつけ本番で「失敗した~!」とならないように、“先輩カップル親あいさつ”の実録公開。ふたりに当てはめてシミュレーションしてみて。
今回のふたり&迎える彼親
YUIさんの親あいさつDATA
□実施日:2019年3月10日
□場所:ふたりのふるさとでもある、兵庫の彼の実家
□食事:なし
□手土産:カヌレ
□服装:YUIさんは清楚で愛らしいワンピ、彼の父母はカジュアル
いざ、親あいさつへ!
予想外の展開、仏間とカヌレに大わらわ!
職場の同期で、2年付き合ってプロポーズ。クリスマスにホテルでの指輪パカッは、見たことのないほど彼が緊張していて新鮮だったそう。大喜びのYUIさんが早速、指輪の写真を母と姉にグループLINEで送ると、「お義父さんにあいさつしてないんだからダメだよ」と彼は大慌て。一方、彼は親に恋人がいることさえ話していなかったので、新郎家は息子の結婚報告にビックリしたそう。迎えた当日、YUIさんを待ち受けていたのは仏間とカヌレのプチパニックだった……。
「自己紹介前に仏間に通され、『宗派が違ったら作法も違う?』とオタオタしましたが、足元に絡んできたモカちゃんにみんなが気を取られ救われました(笑)。彼をお手本に仏様にあいさつ。知っている通り、おりんを鳴らし、線香を立てて、手を合わせてあいさつすれば良かったんです。手土産は『今どきのお菓子が喜ぶと思う』という彼の助言でカヌレを用意。ところが華奢なデザートナイフでは表面の固いカヌレを切ることができず、義父の手元でコテンとこけてしまい『もう~手足が生えて踏ん張ってくれへんかな……』なんて現実逃避(笑)。私はプチパニックの連続でしたが、新郎家は“結婚は決まったこと”として歓迎ムードで、おおらかに楽しげに接してくれました」(YUIさん)
ふたりの自己評価は?
内心パニックでも、会話は盛り上がり大成功
ふたりの感想は?
[良かったこと]
会場見学や結婚指輪を探し始めていること、ハワイを新婚旅行先に考えていることなど、話題が多く、終始話が盛り上がりました♪
[反省点]
カヌレという変化球ではなく、食べやすい定番の手土産にすれば良かったな……と。母からは黒豆の入ったパイ菓子を持たされていましたが、それは気に入って取り寄せてくれたほどでした。
親の反応は?
ご両親はおおらかで朗らか。仕事の都合で別居婚になることについて「YUIちゃんのご両親はいいと言っているの?」と気に掛けてくださって。彼には「家のことも分担して頑張らないとダメよ」とも。お義姉さんもうまく合いの手を入れてくれて、祝福ムード満点でした。
From 編集部
仏様へのあいさつも想定しよう
実家に仏壇がないものの、仏前での基本的なマナーは身に付けていたYUI さん。それでもいきなりの展開でプチパニックになってしまったんだそう。仏様へのあいさつが日々の習慣になっているお宅もあるので、事前に彼とシミュレーションしておきたいですね。
構成・文/千谷文子 イラスト/pai
※掲載されている情報は2021年12月時点のものです
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