OK？NG？“絶妙”加減の比較でわかる！「ニュアンス花嫁ヘア」の作り方

360度ニュアンス必須の下めシニヨン

髪を引き出して作るふわっと柔らかなニュアンスは、トップ、両サイド、後頭部と全方位にプラスするのが今どきシニヨンの鉄板ルール。シニヨンを作る位置は襟足辺りの下めがベター。結び目の周りもピシッと整えすぎず毛先を遊ばせて、細部までナチュラルなニュアンスづくりを意識して。

Notたるませの上品お団子ヘア

カジュアルなイメージのお団子ヘアで注意したいのが、ニュアンス過多が原因のだらしない印象。後頭部は髪を引き出しすぎるとフェイスラインが膨張して見えがちなので、キレイに束ねたら触りすぎないのが正解。前髪とのブロッキング位置はほんのり髪で覆うことで、地肌見えを回避。花嫁の品の良さを大切に、ニュアンスは最小限に。

美フォルム命のギブソンタック

印象をクラスアップする優雅なギブソンタック。やってみたいと憧れている花嫁も多いのでは？成功の秘訣（ひけつ）は後頭部をへこませないで、ギブソンタックと一体になるような美シルエットを作ること。顔周りの髪も真っすぐ下ろさず、柔らかく後ろに流すようにあしらうと美人度急上昇。レディーな雰囲気に彼もきゅんとするはず♪

編みすぎない旬の三つ編みポニー

トレンドのラフなポニーテールは、やりすぎないルーズ感が重要なキー。三つ編みは先まで編まず半分までにして、編み目がわからないくらい崩してラフなニュアンスをON。フェイスラインを隠したくてついつい頼りがちな顔周りの後れ毛は、潔くなくすと一気にあか抜け！ラフなところとキレイに仕上げるところのメリハリを大切に。

ツヤ感が主役のタイトポニー

シンプルな一つ結びこそ、ニュアンスの差で出来栄えに格段の差が！押さえたいポイントは２つ。一つは髪を束ねるときに丁寧にコーミングして毛流れを揃え、後頭部にキレイな髪のツヤを出すこと。もう一つは結び目をうなじに付くぐらい下めに作ること。首と結び目の間に隙間ができないことで、旬ヘアへとブラッシュアップ。

Profile

Chihiroさん ヘアメイクアップアーティスト

自身の出身地、関西でショー・イベントをはじめ、撮影でのヘアメイク、ブライダルなどさまざまな現場での経験を持つヘアメイクアップアーティスト。これらの経験を生かし、モルディブでの海外ウエディングヘアメイクも担当。現在は拠点を東京に移し、ヘアメイクから着物の着付けまで幅広く手掛けている。手話・英語対応も可能。

＜Instagram＞
https://www.instagram.com/hairmake_chihiro/

＜ホームページ＞
https://www.atelier-sappuyer.com/

取材・文／磯部 彩　撮影／小渕真希子　スタイリング／福崎香織　ヘア＆メイク／Chihiro（atelier S’appuyer） モデル／小室安未　D／ロンディーネ　構成／紺矢里菜（編集部）
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2021年8月時点のものです

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