[服装・手土産etc.]みんなの親あいさつ実録vol.15 ~北海道・彼女親編~
結婚が決まったふたりの次なる関門は、相手親へのあいさつ。服装は?手土産は?どんなふうに本題を切り出す?と分からないことだらけ。ぶっつけ本番で「失敗した~!」とならないように、“先輩カップル親あいさつ”の実録公開。ふたりに当てはめてシミュレーションしてみて。
今回のふたり&迎える彼女親
むーさんの親あいさつDATA
□実施日:2019年7月6日
□場所: 北海道の彼女の実家
□食事:あいさつの場では食事はせず、夕方に親族が経営する料亭へ
□手土産:親には百貨店で購入したゼリー。祖母宅への手土産を忘れていたことに気付き、羽田空港で東京の菓子を購入
いざ、親あいさつへ!
開幕トークは義父の夫婦論。夜は泊まって家族だんらんの一員に
大学のお花見新歓で、むーさんにひと目ぼれした彼。その後、約6年の交際を経てプロポーズがあった。当時、一人暮らしをしていた彼の家で、お互い正座をして行われたそう。それは突然のことで、むーさんもむーさんの親たちも驚いたけれど喜びのニュース。北海道への親あいさつ前には「荷物がかさばるから楽な格好で来て~」「遠いところ、来てくれるだけで嬉しいから気負いしないで~」とウエルカム♪
「ふたりとも東京暮らしで、金曜の仕事終わりに最終便で北海道へ飛びました。その晩、私は実家へ、彼は友人宅に宿泊。翌日午後に家に来てくれました。話好きな父が『それぞれの友人関係や趣味も遊びも大事』など夫婦論を語りだし、彼はタイミングをうかがいつつも『はい……はい……』と(笑)。母と私は『もういい加減、言わせてあげて~』の気持ち。話し終えて満足げな父を見計らって、母が決めぜりふへの流れをつくってくれました。外食までの時間、父と彼は車庫で共通の趣味である車談義。夜は自宅でホームビデオを見たりゆっくり過ごしました」(むーさん)
ふたりの自己評価は?
親も彼も胸中を言葉にして大成功
ふたりの感想は?
[良かったこと]
父がどんな気持ちで家族を支えてきてくれたのか、初めて知ることもできました。親と面識ある彼ですが、ハッキリと「結婚させてください!」と言ってくれたのも嬉しかったです。
[反省点]
おしゃべりな父なので「まずは彼の話を聞いてあげてね」とくぎを刺しておけば良かったですね(笑)。でも面白い思い出になったので、結果オーライです♪
親の反応は?
結婚に反対の気持ちや緊張はなかったようですが、“結婚あいさつ”というシチュエーションはくすぐったそうな様子でした。彼は転勤族なので、いつどこに配属になる可能性があるのか、私の仕事はどうするのか気にして話題にしていました。
From 編集部
“結婚内定”が出ていても、決めぜりふは必須
長いお付き合いの中で、むーさんの実家に宿泊したこともある彼。親あいさつもウエルカムだったけれど、和やかな場の雰囲気に流されず決めぜりふをきちんと言ったことで、結婚に賛成していたお父さんお母さんも改めて安心し、彼の誠実さも伝わったはず。「決めぜりふ」はどんなときでも忘れずに!
構成・文/千谷文子 イラスト/pai
※掲載されている情報は2021年8月時点のものです
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