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OK?NG?花嫁が迷う「結婚式の招待マナー」ゲストが白黒つけました

「招待状は紙じゃなくてWebでも大丈夫?」「小さな赤ちゃんがいる人は呼ばない方がいいのかな?」そんな結婚式のご招待に関わることって、相手に直接尋ねるわけにはいきませんよね。今回は、判断に迷いがちな結婚式の招待マナーを、過去2年以内に結婚式に招待された経験のあるゲストにジャッジしてもらいました!どこまでOKで、何がNGなのかじっくり探ってみましょう。

【こんな状況でのお誘い、OK?NG?】

コロナ下で先が見通せない中、結婚式の招待状が送られてきた

コロナ下での招待状
コロナ下での招待状_グラフ数字入り

結婚式ができるかどうか分からない状況の中で、招待状を送ってもいいものかどうか、迷っている人は少なくないのでは?また、受け取る側のゲストはどのように感じている?

~ゲストはこう考えた!~
「OKじゃない?」
○きちんと感染対策がされた上での招待なら、ありだと思います!(みぃさん/24歳女性)

○やや不安ながら、両家の親族のみで行うということだったので出席しました。とても感動的な式でした。(YNさん/62歳女性)

「NGでしょ?」
▲行きたい気持ちはあるけれど、県外へ移動することの不安の方が大きくて。(葉っぱのすけさん/54歳女性)

▲喜ばしいことだけど、返事に迷いました。万が一のことを考えると新郎新婦にも迷惑が掛かると思い、欠席して祝電を打つことに。(cocoaさん/60歳女性)

感じ方は人それぞれ。まずは配慮しつつ声を掛けて

コロナ下でのご招待については、ゲストのジャッジが分かれるところ。「こんなときに!」と不快に思う人は少ないものの、それでも出席をためらう人がいるのも事実なので、しっかりと感染対策を行った上で臨むことを明記しておこう。その上で「可能なら出席をお願いしたい」と、出欠の判断をゲストに委ねるお招きの仕方なら大丈夫。

高齢・妊娠中・赤ちゃん連れといった理由で招待してもらえなかった

高齢・妊娠中・赤ちゃん連れのゲスト
高齢・妊娠中・赤ちゃん連れのゲスト_グラフ数字入り

高齢者や体調が優れない人、妊婦さん・赤ちゃんがいる人などは、式に招待するに当たってさまざまな配慮が必要。だからといって最初からお招きしない選択ってあり?

~ゲストはこう考えた!~
「OKじゃない?」
○例えば高齢の祖父母が呼ばれなかったら、体調を気遣ってくれたのかなとありがたく受け止めます。(Jasmineさん/53歳女性)

「状況によるかな?」
△招待状が来ないのは寂しい。でも「本当は来てほしいけど、臨月だから呼ぶのを控えるね」と体を気遣ってくれるひと言があれば、嫌な気持ちはしません。(Mさん/26歳女性)

「NGでしょ?」
▲どんな状況でも「呼ばれて当然の間柄」なら声だけは掛けてほしい。その上で出席できるかできないかは、自分で判断したいと思います。(あやささん/27歳女性)

相手の都合を聞かずに声を掛けないのはNG

相手の体調を気遣っているつもりでも、それがきちんと伝わらないと意味がない。どうしても出席が難しい場合はゲスト本人が判断するので、まずは状況にかかわらず、親しい間柄なら迷わず声を掛けたいもの。その際、「不安なことはない?」「こちらで何か用意するものはある?」と、どのような配慮があれば安心して出席できるのかを一緒に考えて。

【こんな招待スタイル、OK?NG?】

紙の招待状でなく、Webの招待状が送られてきた

WEB招待状
WEB招待状_グラフ数字入り

「招待状は封書で送られてくるもの」と思っているところに、いきなりWebの招待状が届いたら?合理的と割り切れるか、それとも失礼に感じるか、世代間のギャップも大きそう。

~ゲストはこう考えた!~
「OKじゃない?」
○Web の招待状でも構いません。日時や会場名など必要な内容がきちんと分かれば問題ないと思います。(レタスさん/51歳女性)

○コロナ下だとむしろ紙の招待状の方が不安。出欠確認をネット上でやり取りできれば、感染リスクも低いと思うので安心です。(Mさん/26歳女性)

「状況によるかな?」
△今のご時世、Webもありかなとも思うが、本音を言えば紙の招待状の方がきちんとしていて好ましい。(ハイキューさん/62歳男性)

「NGでしょ?」
▲何でもかんでもWebで済ませるのは寂しいですね。せめて目上の方々には書状を送るのがマナーだと思うのですが。(phooさん/60歳女性)

世代によって使い分けると◎

招待状は封書で送るのがマナーと考えている人は多く、NGと回答した人は約6割。特に年齢が上がるほど受け入れるのが難しいと感じる傾向に。ただし、感染症予防の側面もあるし、ゲストにしてみると返信はがきを出さずに済むメリットも。「どうしても!」という場合は、必要な事柄が抜け漏れなく押さえられているかどうかを入念に確認し、友人にはWebで、目上の人には封書で出すという使い分けを検討してみては。

式の日程が変更に。その際、招待状の再送はなくSNSや電話で連絡がきた

SNSでの結婚式ご招待
SNSでの結婚式ご招待_グラフ数字入り

コロナや自然災害など、やむを得ない事情で式の日程が変更になることが。その場合、ゲストは招待状をもう一度送ってほしいと思っている?それともSNSやメール、電話での連絡でも大丈夫?

~ゲストはこう考えた!~
「OKじゃない?」
○もう一度招待状を出すのは大変だと思うし、日時さえ分かれば大丈夫。招待状の作成は時間も手間もかかるから仕方がないと思います。(大福さん/29歳女性)

「状況によるかな?」
△SNSでOKなのは親しい間柄の人だけ。せめてはがきか、それに代わるようなWeb文書付きのメールを送ってほしいと思います。(Mさん/26歳女性)

「NGでしょ?」
▲電話はありかなと思いますが、メールなどでは失礼になると思います。年齢のせいでしょうか。(おせっかいおばさん/66歳女性)

ちゃんと一人一人へのフォローがあればOK

ゲストのジャッジを見る限りではNG回答が半数を超えているけれど、「何度も出すのは大変だから気にしないで」という声もちらほら。実際、費用もかかるし変更になった箇所は日時程度というケースも多いので、SNSやメールで伝えるのもありだけど、その場合はゲストの都合を必ず確認し、必要に応じてフォローの電話などを入れておくことをおすすめ。

【こんな理由で呼ばれないなんて、OK?NG?】

親しくしていたのに転職・転勤・異動などの理由で招待されなかった

転勤や移動した人たち
転勤や移動した人たち_グラフ数字入り

誰を呼べばいいのか、迷いがちなのが職場関係者。特に「仲良くしていたけれど、現在の部署の人を差し置いてまで呼んでもいいものかどうか」というのが多くの花嫁の迷いどころ。呼ばれる側のゲストはずばりどうジャッジしている?

~ゲストはこう考えた!~
「OKじゃない?」
○親しくしていても、上司や同僚は仕事上でのお付き合いだと割り切っています。よくあることだし特に気にしません。(マイクワゾウスキーさん/36歳女性)

「状況によるかな?」
△遠くへ転勤した人を呼ぶのは交通費もかかるし、友人というわけではないので仕方がないと割り切ります。ただ、声だけは掛けてほしいです。(まめつぶきちさん/33歳女性)

「NGでしょ?」
▲寂しいですね。でも今後、お付き合いを続けたくないということなので仕方ないか。(やっさんgoさん/63歳男性)

▲転職、転勤しても出席はできる!招待してほしい。(ポチョムキンさん/28歳男性)

来てほしい人は遠慮せずに誘って

アンケートの結果によれば実に6割近くの人たちがご招待を待っている!「現在一緒に働いている人が優先」など中には職場の慣習もあるけれど、たとえ職場や部署が離れてしまっても、末永くお付き合いをしていきたいと思える相手なら、遠慮せずに招待しよう。

自分の式には招待したのに、疎遠気味で声を掛けてもらえなかった

疎遠になってしまった友人
疎遠になってしまった友人_グラフ数字入り

以前は仲が良くて結婚式にも呼んでもらったけれど、その後お付き合いが途切れてしまった人は呼ぶ?呼ばない?お招きしないと失礼な気がする反面、今更声を掛けて迷惑に思われるのも嫌だし……。

~ゲストはこう考えた!~
「OKじゃない?」
○疎遠になってしまったなら仕方がない。誰でも結婚式は身近な人に祝ってもらいたいと思うものだから。(まつぶんさん/44歳男性)

○招待するかどうかは新郎新婦が決めることなので、呼ばれなくても気にしない。ただし自分のときにご祝儀をもらったから、何かしら贈りたい気持ちはあります。(ささきさん/23歳女性)

「NGでしょ?」
▲学生時代から仲良くしていた友人から、「身内だけで行うので」と招待されなかったことがあります。事情があるとは思うけど寂しかった。(M Kさん/55歳女性)

自分が、ではなく相手がどう感じているかを考えて

多くの人がNGと答えていることを考えると、「招待してくれた人は自分の式にも呼ぶ」という気持ちでいた方がよさそう。また、こちらが疎遠になっていると思っていても、相手は「随分ご無沙汰しているけれど会いたいな」と考えているかもしれない。

【こんな依頼の仕方って、OK?NG?】

コロナ下で直接会えない中、受付・スピーチ・余興をSNSで頼まれた

SNSで受付を頼まれている女性
SNSで受付を頼まれている女性_グラフ数字入り

ゲストへのお願い事って、SNSでサクッと済ませても大丈夫?さすがに主賓スピーチはそういうわけにもいかないと思うけど、友人に余興や受付を頼む程度なら許してくれるかな?

~ゲストはこう考えた!~
「OKじゃない?」
○受付を頼んでくれるのは、私のことを親しい友人と思ってくれている証拠なので、SNSでの依頼でもOK!コロナ下の式でも頼られると嬉しいです。(ささきさん/23歳女性)

「状況によるかな?」
△全くダメというわけではありませんが、せめて電話で声を聞きながらの方が、頼む側の思いが伝わる気がします。(寅の虹さん/67歳女性)

「NGでしょ?」
▲スピーチなど、重要な役目をSNSやメールで依頼してはいけませんね。少し軽んじられている気持ちになります。(やっさんgoさん/63歳男性)

7割近くが抵抗あり。会えない場合は電話で頼もう

頼まれる側にしてみると、SNSやメールは口頭での依頼と比べると軽いイメージがあるよう。
内容によっては準備に時間がかかる場合もあるし、大勢の人と関わる受付は感染リスクを冒して引き受けてくれることを肝に銘じておく必要がある。直接会うのが難しい状況なら、一方通行のSNSではなく、せめて電話でやりとりしながらお願いを。

「受付での接触を避けるため、ご祝儀はWebで」と頼まれた

ご祝儀をWEBで送ろうとしている女性
ご祝儀をWEBで送ろうとしている女性_グラフ数字入り

コロナ下でニーズが高まっているWebご祝儀。とはいえ、振り込みをお願いすることで、ご祝儀を催促しているように見えるかも?気になるゲストの反応はいかに?

~ゲストはこう考えた!~
「OKじゃない?」
○コロナ下ではありだと思います。考えようによっては新札を用意しに銀行へ行ったり、ご祝儀袋を買ったりする手間が省けるので楽!(AYさん/32歳女性)

「NGでしょ?」
▲ゲストにご祝儀を振り込ませるのは失礼では?それならいっそのこと会費制にすれば良いと思います。(ぱんぱかぱーんさん/54歳女性)

▲ご祝儀は気持ちなので、催促のような感じはいただけません。(tomoさん/63歳女性)

Webご祝儀は、対象を友人に限定するべし

実に75%の人が抵抗を感じているからには、慎重に検討した方がよさそう。特に年配の人や職場の上司には失礼と思われてしまう恐れもあるので気を付けて。ただしゲストの声にもあるように、ご祝儀袋の受け渡し時のリスクをなくしたり、新札を用意する手間が省けるなどのメリットもあるので、対象を仲の良い友人たちに絞ってトライしてみては?

【一度延期になった式。こんなケース、OK?NG?】

コロナ下で式が延期に。その後、日を改めて再び招待された

式が延期になった後、再度招待される女性
式が延期になった後、再度招待される女性_グラフ数字入り

いったん式が延期になった後、当然のように招待されることについて、ゲストはどう感じてる?何かフォローしておくべきことがあれば、ぜひ聞いてみたいところ!

~ゲストはこう考えた!~
「OKじゃない?」
○式が延期になったのはコロナのせいであって新郎新婦に罪はない。再び呼んでもらえたら喜んで出席します。(まめつぶきちさん/33歳女性)

○前もって延期の日程を聞かされた上で、納得してからの招待だったので、何の問題もありませんでした。(なるさん/55歳女性)

「状況によるかな?」
△コロナ下なのだから延期になるのは仕方がないと思います。ただ、そのために再度予定を空け、仕事の休みを取らなきゃいけない人がいることも知っておいてほしい。 (Mさん/26歳女性)

再度招待すること自体は問題なし。もちろん感謝の言葉も忘れずに

多くの人が、延期後に再び招待してもらえることを楽しみにしている。ただしゲストにもそれぞれ都合があり、何とかやりくりして出席してくれていることを忘れずに。新しい日程が決まったら、気持ちよく出席してもらえるよう改めて感謝の気持ちを伝えよう。

コロナ下で式が延期になった後、そのままフェードアウトされた

式が延期になった後、音沙汰がない状況
式が延期になった後、音沙汰がない状況_グラフ数字入り

最近よく見掛けるのが、式を延期した後に規模を縮小して行うケース。「家族のみで行うことにしたけど、コロナ下だしみんなも分かってくれるよね」。やきもきしているゲストを尻目に、そんな理屈って果たして通用する?

~ゲストはこう考えた!~
「OKじゃない?」
○新郎新婦の気持ちを考えると、延期を余儀なくされた彼らが気の毒。声を掛けないなりの事情があるのだと理解します。(プルメリアさん/65歳女性)

「NGでしょ?」
▲もしかすると人数を見直したのかな?と思うけど、何にも言ってくれないと不安になります。(にゃんちゅうさん/29歳女性)

▲延期してそのまま黙っているのはマナー違反。身内だけで済ますことになったのなら、それでも構わないので、まず理由を伝えてほしい。(まめつぶきちさん/33歳女性)

招待できないなら、理由をきちんと伝えること

キャンセルではなく、延期と聞かされた時点でゲストは次の連絡を待っている。たとえ家族だけで行うことになったり、密を避けるために人数を減らすことになったとしても、きちんと理由を教えてもらえたらゲストも納得できるはず。「お察しください」はNG!

From 編集部

「自分がゲストなら」と考えてみることが大事!

ご招待に関わるゲストのジャッジ、いかがでしたか?コロナ下で結婚式を取り巻く状況が変化している今、マナー本にも解決法が載っていないことって結構あるもの。悩んだときにはこの記事をヒントに、「自分ならどう感じるかな?」とゲストの目線で考えてみてくださいね。

構成・文/南 慈子 イラスト/moko. D/mashroom design
※記事内のデータとコメントは、2021年4月に過去2年以内に結婚式に招待された経験のある全国の男女208人(20代~60代)を対象に実施したマクロミル調査によるものです。
※掲載されている情報は2021年6月時点のものです。

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