人気の“和シニヨン”をおしゃれに格上げ♪ヘアアレンジのコツと旬アクセ

フロントからサイドに後れ毛を自然に出しつつ、後ろはすっきりとまとめてほどよいメリハリと立体感を加えたゆるめのシニヨン。和装の場合は肌の露出が少ない分、うなじをすっきり見せた方が、清潔感もあってお勧め。残した前髪やサイドの髪の毛は、ウエットに仕上げて存在感を出すのが今どきに仕上げるポイントです。“和”の雰囲気に縛られない、ふんわりナチュラルなヘアアレンジを楽しんで。

ちょいゆるシニヨン×小花

スターチスなどのボタニカルな雰囲気の小花で今っぽく。人気の小花を使うときは、パラパラさせずにまとめて着けるのがポイント。左右でボリュームや着ける位置を変えアシンメトリーに配置することで、奥行きや抜け感が生まれて小顔効果も。

ちょいゆるシニヨン×ヘアピン

着物には金糸が使われていることが多いため、ゴールドはどんな色柄の和装にも合わせやすい万能カラーです。素材や色を統一するとおしゃれ感UP。リズム感を意識しながら配置して、すっきりした印象に整えるのが上品に見せるコツ。

ちょいゆるシニヨン×チュールフラワー

ドレスで人気のヘッドドレスを和装にON！カチューシャタイプは、頭の頂点よりもおでこに近い前側にのせた方が、小顔に見えて印象的な仕上がりに。１点投入でイメージが完成するアイテムなので、時短ヘアチェンジも可能です。

ぴたっとタイトに仕上げるシニヨンは、文句なしで和装に合うけれど、顔立ちによって大人っぽくなりすぎる可能性も。前髪をオールバックや七三分けにするのではなく、センターに分け目を作ることで、モードっぽさとノーブルな雰囲気のあるフレッシュな仕上がりに。和装では頭が小さすぎると衣裳の華やかさに負けてしまうので、後頭部に高さのポイントを作ってボリューム感を出した方が、全身バランスは◎。

タイトシニヨン×水引

ひそかに人気上昇中の水引アレンジ。他の小物を使わず、あえて水引のみにすることで、タイトなヘアの持ち味が際立ち、一層モダンな表情に。紅白の水引を流水模様のようなイメージで髪の表面にはわせながらピンで固定。

タイトシニヨン×金箔（きんぱく）

和装ヘアで人気上昇中の金箔はクールなタイトシニヨンとの相性◎。かんざし１本をアクセントにしつつ、頭の側面に風で流れるようなイメージで金箔をON。髪の流れに逆らわず、線を描きながら少しずつ金箔をのせていくのがナチュラルに仕上げるコツ。

タイトシニヨン×真ちゅうヘッドピース

真ちゅう製のアクセは少しくすんだ色合いがほどよくシックで、大人っぽいタイトシニヨンとの相性◎。花モチーフが華やかなコームを、シニヨンの片側に挿して潔く。タイトなヘアには、存在感のあるアイテムが１つあるだけで違った仕上がりに。横顔すっきり見せにも成功！

ウエーブがしっかり残るよう、強めに巻いてクセ付けした髪の毛がベースのシニヨン。前髪はセンターでナチュラルに分け、耳を出さずに両サイドへつなげてウエーブを生かすのが今っぽさを出すコツです。後頭部にはくるりんぱで適度なボリューム感とアクセントを。シニヨンは低めの位置に作りウエーブを見せるのがおしゃれで華やかに仕上げるポイント。ゆるいけれど、まとまっていることを意識して。ヘアアクセは直線的なものより、動きのある形のものが似合います。

ウエーブシニヨン×ラン

華やかで形が崩れにくい洋ランはヘッドピースに使いやすい花材の一つ。和装では白いランが人気ですが、あえてダークな色の洋ランにすることで、大人っぽく新鮮な印象に。

ウエーブシニヨン×モチーフヘアピン

可憐なちょうモチーフのゴールドピンを組み合わせたアレンジ。中央の大きめのピンを中心に、角度を変えながら放射状に挿し込む。立体感を意識することで、ランダムだけどまとまった仕上がりに。

ウエーブシニヨン×パールアクセ

パールの付いたピンを一本のラインでつなぐように配置。シニヨンにはゴールドチェーンが揺れるワイヤーパールをくるっと巻いて。上品な中に動きもある、モードな気分のアレンジ。

取材・文／田中英代　撮影／小渕真希子　スタイリング／松本絵里　ヘア＆メイク／長澤 葵　モデル／中村里帆　フローリスト／こあん　D／mashrooｍ design　構成／伊藤りつ子（編集部）
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2021年5月時点のものです

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