色打ち掛けを大人かわいく！中に着る「色掛け下」で彩る最旬Style５

マットなつや感のある金地に花々が咲き誇る華やかな色打ち掛け。掛け下には優しい色みの桃色を選ぶことで、色打ち掛けの大胆なイメージを緩和させ、かわいらしくソフトに仕上げたスタイリング。刺しゅうと胸元の小物は花刺しゅうでさりげなく色打ち掛けとリンク。

ほかの色掛け下を合わせるなら？

黒の掛け下を合わせれば、金の色打ち掛けの大胆さを引き出す対照的なコーディネートに。（スタイリスト松本絵里さん）

色打ち掛けの刺しゅうに使われている「くすみカラー」に着目し、淡い藤色の掛け下を合わせたコーディネート。伝統的な雰囲気に今っぽさを加えた、大人っぽくおしゃれな組み合わせです。襟と胸元の小物には、南天の実がモチーフの刺しゅうが入っていて、細部まで色のバランスがきれいです。

ほかの色掛け下を合わせるなら？

掛け下に赤を持ってくると、華やかでキリッとした印象に。伝統的な花嫁スタイルに仕上がります。（スタイリスト松本絵里さん）

黒地に四季折々の草花が描かれたボタニカルな色打ち掛けには、爽やかな印象の黄緑色の掛け下を。スワトウ刺しゅうと呼ばれる、メッシュ状の模様を作り上げる高度な技術が施された重厚感ある打ち掛けを、軽やかにまとめたコーディネート。

ほかの色掛け下を合わせるなら？

お好みで薄紅色やからし色の掛け下を合わせても、優しく柔らかな表情を引き出してくれると思います。（スタイリスト松本絵里さん）

花嫁の鉄板カラーである赤が華やかな色打ち掛け。絞り（細かい斑点）の黒い掛け下を合わせることでシックな仕上がりに。黒だけど重い印象にならず、柔らかな表情に見せてくれるのが絞りならでは。紫の小物を合わせて女性らしさを底上げ！

ほかの色掛け下を合わせるなら？

王道の色打ち掛けなので、うぐいす色、淡い黄色など、どんな色の掛け下でも合わせやすいと思います。（スタイリスト松本絵里さん）

くすみ系の水色を地色に、だいだい色や朱色を中心とした四季花が描かれた古典調の色打ち掛け。黄色の掛け下を合わせることでフレッシュなイメージに。胸元の小物には引き締めカラーの濃緑を選んで、若々しさの中にも落ち着きを。

ほかの色掛け下を合わせるなら？

すっきり見せるなら白。黄色が強いと感じるなら、くすみ系の桃色でニュアンスのある仕上がりに。（スタイリスト松本絵里さん）

取材・文／田中英代　撮影／小渕真希子　スタイリング／松本絵里　ヘア＆メイク／長澤 葵　モデル／優津季、中村里帆　フローリスト／こあん　イラスト／寺澤ゆりえ　D／mashrooｍ design　構成／伊藤りつ子（編集部）
※掲載されている情報と商品の取り扱いおよび価格は2021年5月時点のものです

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