ゲスト40人以下なら！優雅＆特別な時間が叶う“ホテル婚”Style４

１．安心感と自由度の高さの“いいとこ取り”で理想の結婚式が叶う

ホテル婚はパーティ会場の種類が多く、サービスの柔軟性が高い点が魅力。テーブルクロスなどの細かいところもカスタマイズ可能で、実は自由度がとても高いんです。また、スイートルームを貸し切った結婚式、ホテルの料理を豪華なお弁当にしオンライン参加のゲストに宅配するなど、少人数婚のニーズが高まっている今、ホテル婚は進化し続けています。

「意外と『オリジナリティーを出したいから』という理由でホテル婚を選ぶ花嫁さんも多いんですよ。老舗ホテルの安心感も相まって、ホテル婚はまさに“いいとこ取り”な会場と言えます」（フリープランナー荒井さやかさん）

２.施設が充実しているからこそ、ずっと続く“非日常”な特別感

ホテルは、同じ敷地内にパーティ会場であるバンケットやレストラン、宿泊施設、美容室やゲストの衣裳レンタル、二次会に使用できるバーなど何でも揃っているため、外に出ずともゆったりと優雅な空間で過ごせるのはふたりにとってもゲストにとってもうれしいメリット。

「各所への移動が少ないのは、新型コロナウイルスの感染予防対策としても◎。待ち時間も高級感があるロビーやカフェでひと休みでき、特別な世界観の中でずっと過ごせます。希望すれば式の前泊後泊もできるのもよいですね。現実に引き戻されずに、結婚式が始まる前から終わった後までずっと非日常の空間を体験できるのがホテル婚の大きな魅力と言えます」（フリープランナー荒井さやかさん）

３.高いホスピタリティーと柔軟性の高いサービスでゲスト満足も◎

小さな子どもから高齢者まで、あらゆるゲストのニーズに対応できるのは、日々多くのゲストを迎えているホテルの高いホスピタリティーがあってこそ。設備やサービスもあらかじめ整っているため、ゲストそれぞれの希望にも柔軟に対応できます。

「ホテルのレストランは、中華・和食・イタリアン・フレンチと種類が豊富。親族婚の場合でも、高齢者、子連れ、若い方とゲストによって料理を組み合わせるなど柔軟に対応してくれるところも多く、ゲストの好みに合わせたメニューが出せるのも強みです。料理だけではなく、脚の不自由な高齢ゲストへのきめ細かな対応など手厚い配慮もホテルならではと言えます」（フリープランナー荒井さやかさん）

Style１

もともと、友人や家族との距離が近く、しっかりと感謝の思いを伝えられる少人数でのウエディングが理想だったというふたり。見学の際は、太陽の光が差し込み、美しいパノラマビューが広がるこのプライベートな貴賓室にひと目ぼれ。当日は格式高い料理を楽しみ、一人一人とゆっくり話ができるよう、余興などはせず余裕を持ったスケジュールに。おかげでリラックスした時間を過ごすことができたそう。

当日を迎えて……

コロナ下で不安があった中でも、スタッフの丁寧なコミュニケーションと迅速な対応で、ゲストに安心して来てもらえるよう手厚い配慮があり感動しました。前泊後泊できたのも素晴らしい体験に。また顔合わせ食事会や婚姻届け提出日の両家揃っての記念撮影など、式前からこのホテルを利用していたので、今後も記念日に訪れる場所として、担当いただいたスタッフさんと再会できるのが楽しみです。（@kanako__tokyoさん）

Style２

当初は専門式場での結婚式を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で延期になり、高齢ゲストや遠方から来るゲストに安心して参加してもらえるよう老舗ホテルでの少人数婚に変更したYukiさん。ゲストにはふたりと共に前泊してもらい、ゆったり過ごしてもらうことができたとのこと。入念な感染予防対策や、脚の悪い義祖母には車寄せから車椅子を出してくれるなど、行き届いたホスピタリティーにも大満足。

当日を迎えて……

式前日、当日と２日宿泊。お部屋から美しい夜景を見たり、豪華な朝食を楽しんだりと、優雅な非日常感を味わえました。当日のお支度やお色直しもお部屋でリラックスして行えた上に、ロケーション撮影も館内で行えたので、ホテル内でゆったりと過ごせたのも良かった点です。（Yukiさん）

Style３

親族のみの結婚式と、友人を招いてのカジュアルパーティの２回に分けて開催したえりかさん。親族を招待する結婚式はもともと少人数を予定していたこともあり「格式のある会場でゆっくり式を楽しんでもらいたい」「リラックスしておいしい料理を堪能してもらいたい」とホテルでの開催を決定。ホテル選びの際は、式が始まる前や着いた瞬間から非日常な空間を楽しめるよう、館内の装飾が豪華絢爛で、歴史ある会場であることが決め手に。当日は、スタッフの心遣いによってゆったりと宴を楽しむことができ、 こだわって選んだ料理もゲストから好評だったとのこと。

当日を迎えて……

会食・歓談メインの少人数婚のため、司会は新郎がする予定だったのですが、当日会場担当の方が代わりに進行してくださり、柔軟性のあるホスピタリティーに感激。また、式から１年の記念日に夫婦で宿泊をした際には、お菓子とお礼のメッセージカードがお部屋に用意されていて、おもてなしに再度感動！式後も節目にこうして利用できることも、ホテル婚を選んで良かったことの一つです。（えりかさん）

Style４

もともとは100人規模のホテル婚を希望していたものの、新型コロナウイルスが収束せず。新郎と「何のために結婚式をするのか」を改めて考えた末、「家族への感謝の気持ちを伝えたい」と、遠方にいる家族や高齢のゲストも安心して来てくれる結婚式を挙げようと決意したふたり。準備している中で感じたホテルスタッフの迅速な感染対策への対応やホスピタリティーを見て、改めてホテルでの少人数婚を決めたそう。家族だけの式だからこそ、特別感のある式にするために料理をグレードアップしたり、前泊して家族が来た時の待合室としても使えるようにするなどの工夫で、忘れられない一日に。

当日を迎えて……

家族だけの式だからこそ特別で非日常感のある時間にしたくて、王道のホテル婚を実施。ホテルのおいしい料理を広い空間で家族だけで食べられるなんて、とても贅沢なひとときでした。（nanamiさん）

Profile

荒井さやか Coco style WEDDING代表
「SUEHIRO」代表メンバー

自らウエディングプロデュースを行う傍ら、全国の有志のウエディングプランナーが集う団体「SUEHIRO」の代表メンバーを務める。現場の経験を生かし、プランナー向けマガジン発行や、オンラインセミナー、勉強会などを開催。Withコロナの時代の新たなウエディングスタイルについて、プランナーやカップル向けに「新型コロナウイルス感染拡大における結婚式ガイドライン 結婚式Q＆A集」を作成し、発信している。
http://suehironet.com/

取材・文／滝 紀子　イラスト／湯浅 望　D／mashrooｍ design　構成／伊藤りつ子（編集部）
※掲載されている情報は2021年5月時点のものです

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