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【新型コロナ】夫婦暮らしの家庭内感染を防ぐ、衣食住と看病の方法

新型コロナウイルスの感染拡大防止は、家庭でもしっかり行いたいもの。無症状のまま感染させてしまうこともあるので、ふたり暮らしを始めるときに気を付けたいポイントを中心に、感染症専門医の佐藤昭裕先生に教えていただきました。神経質になりすぎて疲弊しないよう、状況を判断しつつ段階的な策を取ることも大切です。

まず徹底!家庭に感染源を持ち込まない新習慣

すでに実践している人も多い新習慣のおさらいから。家庭に感染源を持ち込まないための基本なので、しっかりチェックして。小さな子どもがいる場合、ワクチンや乳幼児健診は予定通り行い、遊びは三密を避けてかくれんぼなど外遊びがおすすめ。

【基本の新習慣】
□毎朝、検温して健康チェック
□三密回避し、ソーシャルディスタンスを守る
□人と十分な間隔を取れなければマスクの着用(呼吸器の通り道が狭い2歳未満は不要)
□指輪や時計を外して正しい手洗い30秒(帰宅時、調理・食事・トイレの前後。ふたり暮らしは頻度を上げる)
□手荒れ防止にハンドクリーム(手洗いは手荒れを招きウイルスが侵入しやすくなるため)
□誰とどこで会ったか記録する
□睡眠を十分取って体調を整える
□風邪の症状があったら外出しない

【夫婦暮らし衣類・装飾編】洗濯は夫婦一緒でOK、回数はいつもより多めに

乾燥機付き洗濯機の前に夫婦。妻はスカートを持ち、夫はシャツを持っているイラスト

外出先で着たものは、いつも通り洗濯すればOK。洗えないものは玄関に置く習慣を始めよう。

【衣類の洗濯】
□洗濯はふたり分一緒に洗ってOK
□乾燥機にかけると熱消毒も行えてより効果的
□例えばアウターは、これまでは5回着て1回洗うペースだったら、それを3回に1回洗うなど、頻度を少し上げる

【その他の基本対策】
・外出時はコンタクトより、眼鏡がベター(コンタクトは装着時に指先で目に触れるため)
・かばんや帽子、眼鏡、またスマホやタブレットなど電子機器は内部に液が入らないよう注意しつつ1日1回アルコール消毒
・革製品やアウターなどアルコール消毒できない、すぐに洗濯できないものは、玄関で干して家庭に感染源を持ち込まない

プラスアルファの感染予防対策!

市中感染が広がっている時期だったり、外出先で近くにいた人からクシャミや咳(せき)をされたり、また家族の体調不良が気になるときは、感染予防対策をワンランクアップ。帰宅したらすぐにシャワーを浴びて着替え、生活空間の中にできるだけ菌を持ち込まないようにしよう。

【夫婦暮らし食べ物編】買い物は1人で。食卓では菜箸を使ってシェア

スーパーでマスクをして買い物をする妻。片方の手には刺し身の盛り合わせ、もう片方の手には刺し身の柵

食に関するシーンは最も気を付けたいポイント。ちょっとした気遣いをするだけで感染防止策になる。

【買い物】
□夫婦一緒に行ったとしても、1人は車中などで待ち、店内には1人で入ってメモを携帯しつつ手短に買い物
□例えば刺し身を2人前買うなら、盛り合わせではなく冊で購入など(人の手が触れる回数が少ないものを選ぶ)

【調理・食事】
□食材の取り扱いは通常通りでOK。野菜は調理前に洗うで十分
□大皿料理や鍋は菜箸を使ってシェア
□箸や食器の共用は避ける。洗ったものは共用OK

【片付け】
□食器用洗剤で通常通り洗えばOK
□熱風乾燥する食洗器は熱消毒できる

【その他の基本対策】
・スーパーなど入退店時のアルコール消毒は正しい方法で行う。1プッシュ押し切って片方の手のひらにたっぷり取り→手のひらを擦り合わせ→消毒されていないことが多い指先をもう片方の手のひらに付けて→甲・指の間・親指の付け根・手首もしっかり擦り込む
・総菜を購入する際は、感染源といわれるトングに触れずパック詰めを選択
・電子決済、ネット通販の利用も積極的に取り入れる

プラスアルファの感染予防対策!

市中感染が広がっている時期だったり、家族の体調不良が気になるときは、感染予防対策をレベルアップしよう。買い物をしてきたら、ウイルスが付いている可能性がある乾物やお菓子などのパッケージは破棄して、フリーザーバッグなどに入れ替えて保存。生活空間の中にできるだけ菌を持ち込まないように。食卓では大皿料理や鍋料理なども避けよう。

【夫婦暮らし住まい編】絶対実践! 1時間に10分、2つの窓を開けて換気

部屋の対角線上の窓を2つ開けて換気をしているイラスト

1分、話をするだけで飛沫(ひまつ)感染するといわれているので、効率の良い換気を行おう。一般的にエアコンは換気はできないので、エアコンをつけていても1時間に5~10分は窓を開けること。家庭内でも咳(せき)エチケットを忘れずに、ふいにクシャミや咳が出るときは服の袖で口をふさいで。

【換気】
□2003年7月以降建築の家には24時間換気システムが整っているが、スイッチを切っていることも多い。要確認
□1時間に5~10分、対角にある部屋の窓を2カ所開けて換気
□窓が1つしかなかったら、玄関も開ける。さらに扇風機やサーキュレーターを窓の外に向けて風の流れを起こすのもいい
□台所や風呂の換気扇も活用

【日用品雑貨】
□タオル、バスタオルは個人専用にする
□タオルはペーパータオルにするとベスト
□枕カバーは共用しない(集団感染があったクルーズ船でも2番目にコロナウイルス菌が多いポイント)

【トイレ】
□トイレットペーパーを三角に折らない(相手が使うものになるべく触れない)
□トイレはふたをして流す

【お風呂】
□共用OK

【掃除】
□お風呂、トイレ、台所回りは塩素系漂白剤で掃除
□温水洗浄便座の操作盤など、頻繁に触れる場所のアルコール消毒も忘れずに

プラスアルファの感染予防対策!

日常的に部屋中の消毒をしようとすると疲弊してしまうけれど、市中感染が広がっている時期や家族の体調不良が気になるときは、いつもよりちょっと頑張って感染予防対策。頻繁に触れるドアノブ、電気スイッチ、リモコンなどを1日1回、アルコール消毒しよう。

【夫婦暮らし看病編】食と睡眠のゾーンを分ける

パジャマ姿の夫(おでこに冷えピタ)と普段着の妻が、別のゾーンで食事をしているイメージイラスト

体調が優れないときは外出しないが鉄則。そしてもし夫婦どちらかが感染したり、疑いがある場合も、家庭内では食べる空間・寝る空間を分けるようにしよう。

【不調を感じたら】
□かかりつけの病院や保健所などに相談。混雑を想定し、まずは電話やオンラインで
□特に重症化しやすい傾向の妊婦は早めに相談すること
□小さな子どもは小児科に相談。肩や全身で呼吸をしている状態なら早めに
□病院に行けない場合、熱や咳などがひどくて眠れないようなときは市販の風邪薬(解熱・消炎・鎮痛剤)を服用して安静に。葛根湯や麻黄湯など漢方薬でも可

【環境を整える】
□患者と、寝室・食事する場所を分ける
□部屋を分けられなければ2m空けて、仕切りやカーテンで区切る
□それも難しければ寝るときに頭を反対にする
□患者の部屋は換気の良い所に。日中は頻繁に換気
□お風呂は患者が最後に入る
□食器や衣類は洗ったものであれば共用OK

【看病する人】
□決まった人が看病する
□マスクをつけて患者の部屋に入室し、看病後はマスクをすぐに破棄

【掃除】
□トイレや洗面所など共有部分は、使用した患者がその場でアルコール消毒する

From 編集部

状況に合わせて臨機応変に、恐れず、しっかり、感染予防対策を

専門家の知識をインプットして、ふたり暮らしを始める家庭内でも感染症予防対策を実践しましょう。体調が優れないときや市中感染が広がっている時期、外出先でクシャミを受けたなど、状況によって対策をレベルアップすることも忘れずに。

佐藤先生のお顔写真
Profile

佐藤昭裕先生 感染症専門医

KARADA内科クリニック院長。医学博士。日本感染症学会専門医。テレビやネットなどメディアでも感染症予防対策を啓蒙。2020年7月『感染症専門医が普段やっている 感染症自衛マニュアル』を出版。宅配便の段ボールの扱い方、バスや電車でなるべく感染を避ける立ち位置など、暮らしに寄り添った対策を分かりやすく伝授。

構成・文/千谷文子 イラスト/MARU
※掲載されている情報は2020年9月時点のものです

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