
withコロナ相談室~妊活は延期したくない!パパママ婚ってどう?~
新型コロナウイルスの感染拡大により、妊娠中の人や早めに妊娠したいと考える人の中には結婚式を諦めようと考える人もいるのでは?でも、結婚式をしたいなら諦めないで。出産後に子どもと一緒に結婚式を挙げるという方法もありますよ。
子どもと一緒に結婚式をするメリットは?
子どものお披露目ができて素敵な記念に!
「ここ数年は子どもが生まれてから一緒に結婚式を挙げるカップルの数が増えてきている印象があります。新郎新婦はもちろん、ゲストも子連れ結婚式をポジティブに捉えているようですね」と、数々の結婚式を手掛けるウエディング ナビゲーターの清水恩さん。
子どもと一緒の結婚式のメリットは、子どものお披露目ができるということ。結婚式を家族のスタートと位置付け、大切なゲストにあいさつができるのです。また、子どもと一緒の演出などもでき、結婚式も盛り上がるはずです。
妊娠中に行うマタニティー婚と比べると、体への負担が少なく、ドレスなど衣裳選択の幅が広がることもメリットの一つということができるでしょう。
どんなスケジュールがお勧め?
子どもの月齢が1歳~1歳半くらいで行うのがお勧め
結婚式のタイミングは子どもの月齢が1歳~1歳半くらいがお勧めです。この時期であれば、花嫁(ママ)の体調もある程度回復。離乳食も始まって、授乳の負担も軽減されていると予想されるからです。子どもは歩き始めている頃ですが、2歳児に比べると行動範囲はそれほど広くなく、パパママや子どもの面倒を見る人の負担は比較的少ないといえるでしょう。
会場探しは安定期に入った妊娠6カ月目以降に始め、出産前までに会場下見を終えて絞り込みを。演出や装飾など、考えられる部分は事前に考えておくのがお勧めです。
出産後、ママと赤ちゃんの体調に問題がなければ、希望日の4~6カ月前をめどに会場の申し込みをしましょう。新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの会場でメールやオンラインでの打ち合わせに積極的に対応しているのは、出産直後の花嫁にとっても嬉しいサービスといえます。
子育てと並行しての結婚式準備は大変な部分もありますが、彼をはじめ周りの人たちの協力を仰いだり、可能な部分は会場や外注に任せたりするなどして、無理をせずに準備を進めたいものです。
パパママ婚ならではの演出も♪
From 編集部
子どもと一緒の結婚式も選択肢の一つに
新型コロナウイルスの流行によって、私たちはいや応なく「新しい生活」への対応を迫られています。結婚式もその一つ。「いまの状況では結婚式ができない」と諦める前に、可能性を探ってみましょう。発想を転換して、ぜひ子どもと一緒の結婚式を考えてみてください。

清水 恩 ウエディング ナビゲーター
専門式場やプロデュース会社でウエディングプロデュースの経験を積み、2004年に独立。フリーウエディングプランナーの先駆けとして活動を始め、「しっくりと心になじむ結婚式」をモットーに結婚式を幅広くサポートし続けている。結婚式の専門家として、『All About』のオフィシャル・ガイドなどメディアでの執筆や監修も多数。
Prima! ウェディングプロデュース
https://prima-fraucommunity.com/wedding/
構成・文/粂 美奈子 イラスト/Ricco. 監修/清水 恩
※掲載されている情報は2020年7月時点のものです
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