セルフラッピングで脱定番!材料2つから叶う「おしゃれ」プチギフト
結婚式や二次会でゲストに感謝の気持ちを届けるプチギフトは、お見送りシーンのスタンダードアイテム。新郎新婦から手渡しするものだから、こだわりのラッピングでふたりらしさもおしゃれ感も演出したいところ。ここでは、先輩花嫁さんが実践したセンス抜群な簡単セルフラッピングアイデアをご紹介していきます。
材料2つで! プチギフトの簡単セルフラッピング
[case01]ギフト感のあるメッセージカードをイン
おしゃれなデンタルケアブランドの歯みがき粉をセルフラッピング。色とりどりのパッケージを引き立てる透明袋を使ったシンプルなラッピングは、手作りのメッセージカードを入れてギフト感をぐんと高めています。程よい厚さとザラッとした質感が魅力のミタント紙、筆記体フォントによって、高級感のあるメッセージカードに。さりげなく中身が見えるようにカードの縦幅を設定するのもポイント。
ラッピングのこだわりPoint
プチギフトは90個程用意しました。英語のメッセージカードは優しい色合いのオフホワイトのミタント紙を使用。「印刷した紙を1枚ずつカットする作業」と「袋に詰める作業」に夫と役割分担したことで効率よくラッピングすることができました。(Ym-11さん)
How to……
●材料
・透明袋
・ミタント紙
●作り方
[1]パソコンで英語のメッセージをレイアウトし、ミタント紙に印刷。カッターで1枚ずつカットする。
[3]袋に歯みがき粉、表側にメッセージカードを入れ、閉じて完成。
[case02]オリジナルシールで洗練度アップ!
tamami.さんが選んだプチギフトは紅茶のティーバッグ。世界各国をイメージしたイラストが描かれたマッチ箱のようなパッケージを生かすため、ラッピングにはぴったりサイズの透明ビニールバッグを使用。アパレルのブランドタグをオマージュした結婚式の年月&会場名を印刷したオリジナルシールを加えて特別感をプラス。まるで売り物のようなクオリティーの高さ!
ラッピングのこだわりPoint
100円ショップで買ったビニールバッグがシンデレラフィット! 紅茶の箱を袋の奥までしっかり入れておくときれいに仕上がります。オリジナルシールは、A4サイズのシール用紙にまとめて印刷してから一枚一枚裁断した思い入れのあるものです。(tamami.さん)
How to……
●材料
・マチなしのクリアビニールバッグ(縦150×横90mm)
・シール用紙
●作り方
[1]パソコンでオリジナルシールを作成し、シール用紙に5列10段でまとめて印刷。カッターで1枚ずつ切り離しておく。
[2]紅茶の箱を袋に入れ、奥までしっかり押し込む。袋の口を閉じ、箱の大きさに合わせて折り畳む。その角を内側に折り込み、三角形にする。
[3]三角形にした袋の口の頂点を内側に折り込み、その上からシールを貼って完成。
[case03]カラフルな瓶ジュースにリボン&タグで可愛く
懐かしくて新しいレトロチックな瓶ジュースのプチギフト。フルーツフレーバーのラムネは、パステルカラーのリボン&タグを飾って可愛く華やかに。ストライプ柄のフィルムやカラフルなラベルで、瓶ジュース自体に存在感があるため、タグはクラフト用紙で引き算するのが正解です。リボンのような三角形の切り込みが入ったタグのデザインも素敵。
ラッピングのこだわりPoint
結婚式グッズのDIYで余ったリボンを活用。65個分のラッピング代は約60円で済みました。あらかじめタグをカットしておき、「リボンを切る」「瓶に結ぶ」と作業を分担したことで約10分ですべてのラッピングが完了。夫は単身赴任のため、姉に手伝ってもらいました。(中田友里恵さん)
How to……
●材料
・クラフト用紙
・サテンリボン
●作り方
[1]フリー素材のタグをクラフト用紙にまとめて印刷し、ハサミやカッターで1枚ずつカットする。タグの大きさは縦6×横5cm。
[2]穴開けパンチで、タグの上部真ん中あたりに穴を開ける。長さ20cmに切ったリボンをタグに通し、瓶のくびれ部分にちょう結びにして完成。
材料3つで! プチギフトの簡単セルフラッピング
[case04]薄葉紙×似顔絵ステッカーの小包風ラッピング
エレガントとカジュアルが融合したオリジナルウエディングを実現したはるかさんのプチギフトは、子どもの頃から大好きという祖母の手作りスノーボールクッキー。ニュアンスのある薄葉紙で巻いて、ちょこんとしたフォルムが愛らしい小包風ラッピングに。新郎新婦の似顔絵ステッカーとラフィネリボンで結婚式らしい華やかさを表現しています。
ラッピングのこだわりPoint
ラッピングに使用した似顔絵ステッカーをスマホケースに挟んでくれたりして、ゲストに楽しんでもらえて嬉しかったです。ラッピングは、日持ち期間を考えて結婚式前日に作業。それまで、ほぼひとりで進めてきた準備でしたが、時間がないこともあり旦那さんが初めて手伝ってくれたのもいい思い出です。(はるかさん)
How to……
●材料
・薄葉紙
・ラフィアリボン
・似顔絵ステッカー
●作り方
[1]クッキーを薄葉紙で包み、ラフィアリボンをぐるりと巻いてちょう結びにする。
[2]ラフィアリボンに似顔絵ステッカーを差し込んで完成。
[case05]コーヒーフィルターでダイヤ形ラッピングに
ペーパーアイテムや装飾アイテムなど、ウエディングアイテムのDIYにチャレンジされたisoiso017さん。結婚式の準備期間に夫婦でよく食べていたというお気に入りのクッキーをプチギフトにチョイス。ラッピングに使ったのは、なんとコーヒーフィルター。上部にパンチで穴を開けたところに麻ひもを通して袋の口を閉じることで、ダイヤシルエットを生かしたラッピングになっています。
プチギフトのこだわりPoint
忙しい結婚式準備でしたが、お義母さんにも手伝ってもらって可愛くラッピングできました。優しい色合いのコーヒーフィルターと麻ひものナチュラルな組み合わせがお気に入り。英字スタンプ以外はすべて100円ショップで購入したものなので、110個分のラッピングが約2000円でできました。(isoiso017さん)
How to……
●材料
・コーヒーフィルター
・麻ひも
・英字スタンプ
●作り方
[1]コーヒーフィルターの上部に穴開けパンチで2ヵ所に穴を開け、片面に英字スタンプを押す。
[2]クッキーを入れ、袋の口を閉じる。穴に麻ひもを通し、ちょう結びにして完成。
材料4つで! プチギフトの簡単セルフラッピング
[case06]ナチュラルなブーケイラストがアクセント
新郎新婦が出会った場所にあるお菓子屋さんのカステラをセレクト。ナチュラルな雰囲気の結婚式に合わせて、クラッチブーケのイラストタグやオレンジのラフィアリボンで温かみのあるラッピングに。お見送りのときは、花嫁側のゲストのときは新郎がプチギフトを入れたカゴを持ち、新郎側ゲストのときは花嫁がカゴを持つという役割分担で夫婦のチームワークも発揮!
ラッピングのこだわりPoint
タグはフリー素材から会場装花のイメージに近いブーケのイラストにしたことで統一感もアップ。また、招待状をDIYした際に余った用紙を使ったので、材料を無駄なく使い切ることができました。ラフィアリボンをちょう結びにして、ナチュラルで可愛い仕上がりに。(ユカさん)
How to……
●材料
・マチなしのクラフトペーパーバッグ(縦140×横80mm)
・中厚紙
・ラフィアリボン
・ハトメ金具
●作り方
[1]タグはフリー素材のブーケイラストとフォントをパソコンの文書作成ソフトでサイズ縦80×横30mmくらいにレイアウトし、中厚紙に印刷。上部真ん中にハトメ金具を付ける。
[2]ペーパーバッグにカステラを入れ、袋の口を閉じて後ろ側に折る。
[3]ラフィアリボンを1周巻き付け、端をタグのハトメに通してちょう結びにして完成。
材料6つで! プチギフトの簡単セルフラッピング
[case07]シーリングスタンプでアンティーク感を演出
歴史的建造物で邸宅ウエディングを行った@_yurie07_weddingさん。手のひらサイズのジュート巾着に、ゴールドのシーリングスタンプとメッセージタグをあしらい、アンティークな雰囲気の結婚式にぴったりのラッピングに仕上げたそう。会場には、のみの市などで買った小物やインテリアを飾って、細部までこだわって世界観をつくり込んでいました。
ラッピングのこだわりPoint
プチギフトに選んだのは焼き菓子。招待状に使ったお気に入りのシーリングスタンプをたくさん使いたかったので、ジュート巾着にデコレーションすることにしました。「merci」のメッセージタグは、紅茶染めしてニュアンスのある色合いに。(@_yurie07_weddingさん)
How to……
●材料
・ジュート巾着
・シーリングスタンプ
・単語帳
・英字スタンプ
・ハトメ金具
・ワイヤーリボン
●作り方
[1]タグは単語帳にスタンプを押し、ハトメ金具を付ける。アクセントにゴールドの油性ペンでラインを引くとより華やかに。
[2]巾着の中にクッキングシートと厚紙を当て、シーリングスタンプを押す。
[3]シーリングスタンプが固まったら、クッキングシートと厚紙を取り出す。焼き菓子を入れ、巾着のひもを絞る。タグのハトメにワイヤーリボンを通し、ひもの上に付けて完成。
From 編集部
プチギフトはひと手間掛けてオンリーワンな贈り物に!
プチギフトは商品そのままでも、お店に依頼しても感謝の気持ちを伝えられますが、セルフラッピングで結婚式のテーマに合わせて自在に変身させられるところが魅力。今回取材にご協力いただいた先輩花嫁さんは、招待状などもDIYしたという方も多く、別アイテムの余った材料や100円ショップのアイテムを上手に活用して予算をかけずに、思い通りのラッピングを叶えていました。こだわりのプチギフトでゲストの余韻に残る、素敵な結婚式に。
構成・文/岸田雅子 D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2020年6月時点のものです
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