見るたびキュン♪結婚式アイテムを“インテリア”にするアイデア
式当日に使ったアイテムたちを、本番が終わったら処分したり、しまっておくのってすごくもったいない! そこで今回はウエディングアイテムをお部屋のインテリアとして活用する、リメイクテクニックを紹介します。先輩花嫁たちのオシャレなアイデアをぜひ参考にして。
こだわりが詰まった『ブーケ』をリメイク
色や花の種類、雰囲気etc.花嫁さんの個性がふんだんに詰まっているからこそ、インテリアアイテムとして、いつも見られる場所に飾っておきたい。
一輪一輪を楽しめる、スタイリッシュな“フラワーフレーム”
家に持って帰ってきたブーケがあまりにもきれいで……枯れゆくブーケを見るのが悲しすぎたので、アフターブーケのDIYに挑戦。ブーケ型の押し花を作るのは技術がいるので、テキスタイルのようにお花をちりばめるデザインにしました。
見るたびに結婚式を思い出し、友人が家に来たときにも気付いてくれて、思い出話に花が咲くのがうれしいです。(sonoさん)
【HOW TO】
1.お花の茎を残し、好みの長さに切っておく
2.段ボールに挟んで電子レンジで40秒~1分程度加熱
3.段ボールをゆっくりはがして乾燥させる
4.ガラスのフレーム(ネットで購入)に入れ、ブーケに使ったリボンをアクセントに結んで完成
香りでも楽しめる“フラワーキャンドル”
花材選びにも時間をかけ、とても思い出深いブーケだったので、しっかり残したいと思いアフターブーケに。最初はドライフラワーにして飾ろうかなとも思ったのですが自作できるのか不安だったので、インスタグラムで見つけたこのキャンドルに。置いておくだけでほんのりいい香りが漂うのも◎。これから大切な日にふたりでともすのが楽しみです。(sakiさん)
【HOW TO】
制作はキャンドルの専門ショップにお任せ。ブーケをお渡しするだけで、想像以上に素敵なキャンドルに仕上がりました。自分たちの分以外にも数点作っていただき、家族や友達にもプレゼント。とても喜んでもらえました!
取材協力/LUCE CANDLE URL: https://luce-candle.com/
暮らしに自然となじむ“フラワーボトルランプ”
見た目の素敵さと、一日の中で過ごす時間が一番長い、リビングに自然に飾れるのがポイント。式中のセレモニーで、ゲストの方々から集めて完成した思い出深いブーケなので、ふとランプが目に入るたび、当日の楽しかった記憶や大切な人たちの笑顔が浮かんできます。(Makikoさん)
【HOW TO】
1.お花は風通しが良く直射日光が当たらない場所に逆さにつるし、1~2週間ほどかけてドライフラワーに
2.ライト用のボトル(ネットで購入)の底に乾燥剤を入れる
3.ドライの花は短く、葉っぱは少し長さを残して切る
4.モス(ドライのこけ)を敷いてから、ピンセットでバランス良くお花を詰めて完成
お部屋を彩る“カラフルガーランド”
ブーケが想像以上に素敵だったので、すぐに処分するのがもったいないと思っていたところ、彼のお母さんがドライフラワーを教えてくれるとのことで制作。見るたびに結婚式の幸せな思い出がよみがえり、さらに義母とも楽しく距離を縮めることができ、女性らしいスキルもUPと良いことだらけ!(ちかさん)
【HOW TO】
1.ドライフラワーに向いているお花を選び、乾きやすいよう少量に束ねて逆さにつるします(1~2週間)
2.乾いたら飾りたいイメージに合わせて長さを短くカット。小さめの束を麻ひもに均等に結び付け、両端の束を英字新聞でミニブーケにしてアクセントに
可愛いデザインがたくさん『ご祝儀袋』をリメイク
一つ一つが個性的でオシャレな和のデザイン、しっかりと上質な素材でできているご祝儀袋をそのまま捨ててしまうのはもったいない。可愛らしい雰囲気と素材感を生かし、こんなモダンなインテリアアイテムに変身させるのはいかが?
水引で作る、和モダンな“つるし飾り”
可愛らしいご祝儀袋の水引飾りを使って、壁に飾れる和のつるし飾りを作りました。長さをランダムにし、紅白の水引玉をアクセントに入れてモダンな仕上がりに。
お祝いしてくださった方の気持ちをそのまま飾ることができ、見るたびにうれしい気持ちが込み上げ「作って良かったね」と今でも話しています。(Fさん)
【HOW TO】
加工してくれるプロの業者さんへ依頼しました。まずはご祝儀袋の水引飾りの写真を送り、希望のデザインを確認しながら作成をお願いできたので、好みの雰囲気に仕上がりました。
取材協力/紙あさくら URL: https://washi.co.jp
マグネットを使ったアレンジ自在な“飾りパネル”
水引飾りをリメイクしたパネルは、飾り部分がマグネット式になっていて、取り外しが可能な作りになっています。そのおかげで、気分やシーンに合わせてアレンジができ、時期を気にせず長く楽しめるのがポイント。
パネル内で自由にレイアウトを変えることが出来るので、デザインは無限大。水引飾りを少し重ねて立体感をつくったりなど、アレンジも楽しんでいます。(Kさん)
【HOW TO】
ネットで見つけた専門のショップに依頼。「季節問わず飾れる雰囲気にしてほしい」と希望を伝えて水引飾りを送り、シンプルなデザインのパネルを作ってもらいました。いただいた水引飾りが、お部屋に映えるアートに大変身しています。
取材協力/紙あさくら URL: https://washi.co.jp
『ウエディングフォト』は飾り方・撮り方を工夫して
写真はたくさん撮ってもらったけど、お部屋に飾るのはちょっと恥ずかしい……なんて花嫁さんも多いけれど、飾り方を工夫すれば、毎日見ていたい素敵なインテリアに。
飾りやすいように、写真を加工してディスプレー
結婚式の際にたくさんDIYをしたので、せっかく作った思い出のものたちを生かしたいなぁと、部屋の雰囲気と合わせて飾るものを選びました。自分たちの写真をどどーんと飾るのは恥ずかしかったので、アプリで加工し玄関に(写真1.2枚目)。そのほかのフォトアルバムやウエディングツリーは一つのコーナーへ(写真3枚目)。思い出はしまっておくだけではなく、見えるところに飾った方がお部屋も華やぎます。(Rikaさん)
【HOW TO】
顔の写っていない写真をアプリで加工して紙に印刷するだけ。フレームに入れるとさらにポスター風に見えます。行き場に困っていたブートニアもフレームにそのまま入れて、一緒にディスプレーしたことで一気に華やかな雰囲気に。
飾ることを前提に撮影してもらう
元々結婚式が終わったら、写真をお部屋に飾ろうと思っていたので、インテリアとして取り入れても違和感のないように撮影してもらいました。顔があまり見えない構図にしてもらったり、モノクロにするなどがお部屋になじませる上でのポイント。こうして常に飾ってあると、目に入るたびにいつでも幸せな気持ちを思い出せます! (ほたるさん)
【HOW TO】
どんな雰囲気の写真だと飾りやすいかを、事前にふたりでイメージしておくのが大事。インスタグラムなどで希望の構図や雰囲気のビジュアルを探しておき、撮影するフォトグラファーさんに見せながら伝えると〇。
From 編集部
1アイテムだけでも取り入れてみよう
式のために用意したものや写真は、時が経っても見るたびにキュン♪とできるアイテム。いつでも目に入るインテリアとして置いておくことで、たとえ夫婦げんかをした時だって、初々しさを思い出して心穏やかでいられるかも?! 夫婦円満で過ごすためにも、ぜひ新居に取り入れてみて。
構成・文/滝 紀子
※掲載されている情報は2020年5月時点のものです
- 挙式後
- 新居・家具
- 新婚生活
- 結婚準備全体
- 花嫁実例
- アフターブーケ
- 押し花