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階段、プール、オープンキッチン……会場の空間&設備を生かしたスペシャル演出11

結婚式を華やかに彩り、盛り上げるさまざまな演出。王道も素敵だけれど、ちょっと特別なことがしてみたい!という場合、実施可能かどうかは結婚式会場によって変わってきます。そこで今回は、卒花さんの個性あふれる演出実例を見ながら、会場選びで確認すべきポイントを押さえていきましょう。

【入場演出】アッと驚かせ、ゲストのハートをつかむには?

会場の造りや設備はもちろん、動線の確認も抜かりなく!

イラスト

会場中のゲストがふたりに注目するシーンといえば披露宴の入場シーン。メインの扉からの登場が定番ですが、意外性を持たせれば、驚きとともに大きな一体感をもたらします。

大がかりな仕掛けの入場演出はどのようにして実現できるのでしょう?!

まるでイリュージョン! 映像の中から抜け出すように

プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピング

●ayk0さんの場合

壁一面に前撮り写真などで構成したふたりオリジナルの映像が映し出される大迫力の演出。それでも十分インパクト大なのに、映像のその一部が透けた瞬間、そこからふたりが入場! 「ライブみたい!」「カッコいい!」「びっくりした~」と、会場中で大歓声がわきあがった。

【演出を決めたきっかけやタイミングは?】
ふたりがこの演出を決めたのは会場見学の演出体験。「サプライズ」を結婚式のテーマにしたいと思ったので、見たことがない演出ができることは、会場決定の決め手になった。

ヒロイン度MAX! 階段からの優雅な登場

階段
階段

●O.Rさんの場合

天井の高いパーティ会場の一角には、アイアンの手すりが印象的な階段が。2階から登場したO.Rさんを彼がお迎えし、エスコートするという、まるで舞踏会のようなシチュエーションに、見る人はうっとり。高さのあるシーンだから、写真では豪華なシャンデリアも効果的に写り込んだ。

【演出を決めたきっかけやタイミングは?】
もともと階段入場に憧れがあり、天井の高い開放感のある空間が理想。そもそも会場選びからその点を選択のポイントの一つにしていた。

半透明な扉の先で、想像力をかき立てるロマンチックなシルエット

シルエット
シルエット

●オーロラさんの場合

映画のプリンセスのような演出に憧れて、再入場に取り入れたのがシルエットでポーズを決めてからの入場。事前にどんなシルエットにしたいか細部まで考え、いざ入場すると、「キレイ!」「ロマンチックで素敵」といった、うれしい声を掛けられたそう。

【演出を決めたきっかけやタイミングは?】
会場のブライダルフェアに参加した際に初めて見て、素敵だなと思ったそう。他にも会場の決め手はあったが、最初から再入場はこの演出でと決めていた。

会場選びではココをチェック!

【POINT1】設備や機材の有無をチェック
プロジェクションマッピングなど映像演出は専用機器が必要。また映像の内容やバリエーション、カスタマイズできるか、なども機器によって異なるので確認を

【POINT2】対応可能な人数帯をチェック
同じ結婚式会場内でも、人数帯によっては、実施できる会場を選べないこともあるので、招待人数も想定しておくと安心

【POINT3】入場するときの見え方をチェック
例えば、階段入場の場合、階段があったとしても手すりのデザインでドレスが全く見えなかったり、階段を下りる様子が見えないという可能性も。形状にも注目して実際のシーンを事前に見ておきたい

【POINT4】ふたりの動線をチェック
階段やシルエット入場などは、サプライズ感が大切。入場する前の姿をゲストに見られないように、お色直し後の動線も確認するのがベスト

【シャワー演出】シャワーは花びら以外の物も使ってOK?

清掃などのオペレーション上、NGなものもある!

イラスト

アフターセレモニーといえば、フラワーシャワーが一般的だけれど、最近はシャワーの種類にもバリエーションが! より華やかに、写真映えするシーンを希望する人が増えています。

では、シャワーする物さえ用意できれば実現できるんでしょうか!?

照明を受けてキラキラきらめく“コンフェッティ”

コンフェッティ
コンフェッティ

●NOZOMI@m0910weddingさんの場合

コンフェッティは紙ふぶきのこと。NOZOMI@m0910weddingさんは、花飾りペーパーとメッキテープを正方形になるように刻んで手作り。色はゴールド、シルバー、ホワイトの3色。照明がキラキラと反射して、写真映えはもちろん、実際はもっとキレイだったそう。浴びせるゲストの表情もひときわ楽しそうだった。

【演出を決めたきっかけやタイミングは?】
取り入れるのを決めたのは会場決定後、プランナーから写真を見せてもらい、あまりのキレイさに「やってみたい!」と即決。会場でコンフェッティを手配することもできたがあえて手作りに。ラッピングしてゲストに渡すことも考えたが、手でパッと投げてもらうのがキレイとアドバイスされ、思う存分たっぷりシャワーしてもらい、写真もこんなに華やかに!

ガラス張りのチャペルでキラキラ輝くバブルシャワー

バブルシャワー

●emiwaraさんの場合

お気に入りのガラス張りのチャペルならではのセレモニーをと、行ったバブルシャワー。ふたりが退場する前からゲストがたくさん吹き出してくれて、バージンロードはたくさんのバブルで幻想的。童心に帰ったようにみんなが楽しんでいる様子も嬉しかったそう。

【演出を決めたきっかけやタイミングは?】
決定した結婚式会場には、2つのタイプのチャペルがあったが、自然光が反射してきらめくバブルシャワーの雰囲気に憧れて、ガラス張りのチャペルを選んだ。

会場でも人気の演出だったので特に制約もなかったが、ゲストの服に付いても染みになりにくい、優しい素材のシャボン玉を用意した。

会場選びではココをチェック!

【POINT1】清掃やメンテナンス的にOK?
シャワーした後は片付けが必要。自分たちの式の後に別の結婚式が入っている場合は、片づけるのに時間がかかってしまう。どうしても実施したいシャワー演出がある場合は、会場決定前に必ず確認しておこう

【POINT2】どんなシーン、会場のどのスポットで行うか決めておく
外での演出の場合は、細かいものだと側溝にたまって詰まってしまうからNGというケースも。チャペルの中で行うのか、外で行うのか、披露宴会場で行うのか、シーンや場所も想定して、実施可能か会場に確認しておきたい

【POINT3】シャワーの方法を確認しておく
手でシャワーしてもらう例が多いけれど、例えばバブルシャワーなら、一度に大量のシャボン玉を作り出せる専用の機械もある。コンフェッティの場合はバルーンをスパークさせたり、クラッカータイプも。可能な方法を聞いておこう

【ガーデン演出】ダイナミックな屋外演出がしたいけど、タブーはある?

周辺への影響や、広さが十分あるか確認しておこう

イラスト

開放的なガーデンなら、空までもふたりの空間にし、演出の幅も広げられそう。

さてガーデンなら、どんな屋外演出も自由にできるんでしょうか?

夜のガーデンウエディングならではの幻想的なスカイランタン

スカイランタン
スカイランタン

●@ky_sk.weddingさんの場合

ゲストに素敵な思い出をと、ナイトとガーデンというシチュエーションを生かし、幻想的なスカイランタンの演出を行った。直前まで雨が降ったが奇跡的にやんで実施できることに。芝生はぬかるんでいたけれど、「こんなの初めて!」と、夜空に放たれる数々の明かりを、目を輝かせながら見守るゲストの姿に、ふたりも感動。

【演出が会場の決め手の一つ!】
海外のようなガーデンウエディングが理想だった@ky_sk.weddingさん。スカイランタンのセレモニーができることも決め手になり、軽井沢のガーデンパーティができる会場に決定。 また、演出をする場所までスピーカーの音が届かなそうだったが、会場側がラジカセを用意してくれて、音響にもしっかり配慮できた。

プールから舞い上がり、ガーデンを彩る「ドロップ&ステイ」

ドロップ&ステイ

●りほさんの場合

ゲストが放ったバルーンがいったんプールの水面にとどまって、その後一斉に空へと舞い上がる人気の演出が「ドロップ&フライ」。その進化バージョンとして、水面に留まった後、飛んで行かずにガーデンの装飾としてとどまってくれる「ドロップ&ステイ」を行った。ガーデンが華やかになり、そこで写真撮影も満喫。バルーンは披露宴会場にも飾ることができて、たっぷり活用できた。

【演出を決めたきっかけやタイミングは?】
会場見学時のブライダルフェアで体験して、ぜひ取り入れたいと思ったそう。雨天時はドロップはできないけれど、会場内の飾り付けに使えるという説明もあり、天候による対応についても事前に確認していた。

椅子取り、縄跳び。広々としたガーデンを思う存分満喫できる大人の運動会♪

運動会
運動会

●minamiさんの場合

いつも友達とバーベキューをしているときのように楽しみたいと、広いガーデンを生かした演出を思いついた。みんなが楽しめるようにと、縄跳びや椅子取りゲームなど、まるで子ども時代のようなゲームを実施。「こんな結婚式初めて!」とみんな喜んでくれた。

【演出を決めたきっかけやタイミングは?】
広大で開放感抜群のガーデンの会場に出合い、諦めかけていた結婚式の実施を決めたminamiさん。もともと自由度の高い演出ができ、広いスペースがある、ガーデンウエディングの会場であることから自然に思いついたそう

会場選びではココをチェック!

【POINT1】演出ができる設備があるかどうかを確認
ドロップ&フライやドロップ&ステイなどは、プールありきの演出。やりたい演出をするために必要な設備や機材があるか確認するのはもちろん、設備があったとしても演出が可能かどうかも確認を

【POINT2】雨天時の対応もチェック
屋外での一番の心配事といえば天気! 雨や風によって中止になるのか、その場合の料金はどうなのか、代替案はあるのかなどを聞いておこう

【POINT3】周辺環境もチェック
ランタンなど火を使う演出は周囲にガソリンスタンドなどがあるとNG。周辺環境にも気を配る必要がある。ちなみに、スカイランタンではLEDライトを使うという方法も。さまざまな可能性を探ってみて

【POINT4】広さは十分かチェック
みんなでスポーツやゲームをしたいという場合は、演出のために使える広さが十分か確認を

【楽器演奏】会場なら音響も万全? 演奏を成功させるには?

演奏スペースを確保し、搬入方法も知っておきたい

イラスト

楽器演奏が趣味の人やずっと続けてきた人にとって、結婚式は発表するとっておきの機会。ふたりらしさも演出でき、演奏する姿は見る人に驚きと感動をもたらす。

だからこそ、演奏を素敵に演出するためのシチュエーションづくりも大切!

グランドピアノを会場中央にセットし、演奏シーンをより感動的に

ピアノ演奏
ピアノ演奏

●A.Sさんの場合

幼い頃から続けてきたピアノ。もう父や母に聞いてもらうチャンスはないかもと結婚式では花嫁の手紙の前に感謝の演奏を。さらに、ピアノ未経験の彼との連弾も披露して、会場の大喝采を浴びた。こだわったのはピアノのレイアウト。人数に対して広めの会場にしてもらい、真ん中に設置。斜め上から照らされたスポットライトもドラマチックな効果をもたらした。

【演出を決めたきっかけやタイミングは?】
もともと演奏前提で会場を探し、各会場に電話して、グランドピアノが置けるか、調律やレンタルにかかる費用を確認。また、BGMでピアノ演奏を売りにしている会場も特別感が出ないと思い候補から外した。ピアノは会場のホテルのロビーに置かれていたもので、プランナーの提案で広めの会場の中央にピアノを置いての演奏が叶った。

夢だったドラム演奏を仲間と共にできる会場をセレクト

ドラム演奏
ドラム演奏

●綾さんの場合

親の影響で音楽に慣れ親しんで育ち、学生時代は吹奏楽部と軽音楽部に所属。いつか結婚式でドラムをたたきたいと思うようになった綾さん。ドレス姿でありながら、学生時代のバンド仲間と共に、目いっぱいドラムをたたく花嫁の姿に、会場中がスタンディングオベーションと大歓声。友人はもちろん家族や親族も「まさかドラム演奏するとは!」と驚き、喜んでくれたそう。

【演出を決めたきっかけやタイミングは?】
実は別の会場を契約していたが、新郎が後押ししてくれたこともあって、演奏可能な会場を改めて探した。会場によってピアノはOK、ドラムはNGなど、音出しの条件がバラバラだったので見学時に確認。また、会場内のどの位置がステージになるかも合わせてチェックした。

ドラムセットやアンプなどの機材は自分でレンタルを手配し、搬入と搬出も全て業者さんに委託。当日の朝は機材搬入後に10分だけリハができたそう。

会場選びではココをチェック!

【POINT1】演奏したい楽器の音出しが可能かどうか確認
実例の綾さんの体験談のように、演奏する楽器によってはNGな会場もある。ピアノ、ギター、ドラム、バイオリンなど、その楽器での演奏が可能か確認を

【POINT2】演奏するスペースが確保できるかチェック
大きなスペースを取る楽器の場合は、ある程度の広さやステージなどが必要。ゲスト人数もある程度決めた上で、余白のある会場を選ぶ必要がある。佐藤さんのように、演奏する姿がより素敵に見えるセッティングについても相談できる可能性が

【POINT3】手配は搬入の可否と料金をチェック
楽器の手配、搬入・搬出やメンテナンス、セッティングが可能か確認するとともに、それぞれの料金を確認しておきたい。また、会場では保管などのために持込み料などがかかる可能性も

【料理演出】おもてなしに花を添えるパフォーマンスを行うには?

キッチンなどの設備だけでなく、サービスの技術にも注目!

イラスト

ゲストが最も楽しみにしているものの一つが料理。ゲストの満足度には味だけでなく、さまざまな要因があります。中でも五感で楽しめるパフォーマンスは、その瞬間のインパクトだけでなく、記憶にもしっかり残りそう。

どんな楽しませ方ができるんでしょうか、そしてそのために必要なことって?

料理説明とともにオープンキッチン出現! フランベ

オープンキッチン
オープンキッチン

●GTHWさんの場合

会場内の曇りガラスが突如一変! 窓の向こうにはキッチンがあり、ズラリと並ぶ料理人たちがフランベ。その様子を背景に、シェフが料理の説明をスタート。臨場感あふれる調理シーンが、驚きとともにこれからサーブされる料理への期待感を高めた。

【演出を決めたきっかけやタイミングは?】
もともと演出にこだわりたいと思っていたGTHWさん。華やかな演出には費用がかさむケースが多い中、会場見学でこの演出が無料でできると知り、会場を決める理由になったそう。

会場選びではココをチェック!

【POINT1】フランベなどの場合は、どのような形でできるかチェック
GTHWさんのように特殊な仕掛けができる会場もあれば、オープンキッチンや、可動式の調理台を運んでパーティ会場でフランベを行うという例も

【POINT2】スタッフのサービスやパフォーマンスもチェック
例えばサービス技能の資格を持つスタッフがいる場合は、ゲストの前で料理を切り分けてサーブするデクパージュなど、華麗なパフォーマンスでもてなすことも

【POINT3】新郎新婦が調理やサーブをすることができるケースも
デザートビュッフェでふたりがサーブするといった演出はもはや定番だけれど、フランベなどの調理ができる場合も。調理については衛生面などの問題もあるので、どこまで可能か要確認

From 編集部

演出の検討は会場見学前から始めるのがベスト!

今回の事例では、「会場見学で素敵な演出に出合い、取り入れた」「憧れの演出がしたくて、実現できる会場を探した」「会場決定後、一押しの演出だったので取り入れた」と3つのタイプに分かれました。いずれにしても、演出については会場検討時から意識して見ておくことがとても大切。今回ご紹介したチェックポイントを参考に、ぜひ素敵な演出を実現してくださいね。

構成・文/小松七恵 イラスト/moko.
※掲載されている情報は2019年12月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2019年10月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー80人が回答したものによるものです

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