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”いつまでも仲良し夫婦”の秘訣(ひけつ)は、新婚の時のルール決めにアリ!

もともとは別々に生活していたふたりが一緒に暮らすとなると、ささいなことでトラブルやケンカになりがち。
……ですが、あらかじめルールを決めておけば、トラブルやケンカを前もって避けたり、いざもめたときだってもめ事が大きくなる前に解決して、仲直りできるかもしれませんよ。
先輩花嫁が経験した新婚時のトラブルとそこから見いだした仲良しでいるためのルールをご紹介します!

先輩花嫁187人に聞いた!
「ふたりのルール」にまつわるアンケート結果

円グラフ

「ふたりの生活で、ルールを決めておかなくて困ったことはありますか?」という質問には、半数以上の方が「困ったことがある」と。
また、「ふたりの間にルールを決めておくべきか」という質問には、約9割の人が「決めておくべき」と回答しました。

そして、「ルールをいつ決めておくべきですか?」という質問では、以下の結果に。

・同居前に決めるべき…31%
・同居直後(1カ月以内くらい)に決めるべき…28%
・特に時期は問わず、同居後に困ったことやトラブルがあった時に決めれば良い…25%
・しばらく同居してみてから(数カ月~半年以内)に決めるべき…15%
・半年以上同居してみてから決めるべき…1%

このように、約6割の方が「同居1カ月以内までにはルールを決めるべき」と答えており、ルールをあらかじめ決めておくことが、そんな困った出来事を少なくする手段の一つであることも見えてきました。

初めて一緒に暮らすからこそ、互いの誤解も生まれがち。そんな気持ちの擦れ違いを少しでもなくしておきたいものですよね。

この記事では、先輩カップルの新生活の中で起こったトラブルや抱いた不安と、そこから生み出した“ルール”をご紹介します。皆さんもルールを参考に、不満やトラブルの種をあらかじめつぶしておきましょう。

【家事トラブル】
“あれ?私ばかりが家事やってる?”とブチ切れ!

帰宅したばかりなのに夕飯の準備でイライラ

「共働きの私たち。だからこそ、家事は分担してやろうと常々話し合っていました。それにもかかわらず、帰宅の早い私がいつもやる羽目に。
そんな毎日が続き、それが当たり前のようになり彼も『ありがとう』とすら言わなくなり……。今までたまっていた思いが大爆発しました!」(えりさん)
「共働きのわが家。私の方が遅い帰宅が続いていました。なんとなく、夕飯作りは私が担当する流れになっていましたが、数カ月たち、さすがに疲れて彼に当たってしまいました」(YTさん)
「私の方が帰りの遅い日があっても、ご飯は私が作っています。“なんで? 私まだ座ってもいないんだけど……”と思う日もあります」(たまごさん)

好きな人のために最初は頑張っていても、それが続くとだんだん負担や不満がたまっていき、あるときドカーン!と爆発する。そんなケースが多いようです。共働きなら、疲れているのはお互いさまですものね。
「家事をやるのは女性……?」そんな暗黙のルールがふたりの間でできてしまっていませんか?
上記でご紹介したYTさんは、彼に不満を打ち明けたところ「彼は私がやりたくてやっていると思っていたようで、それからは家事を分担してもらうことにしました。先に帰宅する彼がサラダやみそ汁、炊飯を担当。私が毎日の献立作りとおかず作りを担当するようになりました」とルールを決めました。

先輩花嫁に聞いた!

まだある! NOルールがゆえに起こった【家事トラブル】
女性の顔

私ばかりが掃除をしていたことに腹が立ちケンカをしたけれど、彼は掃除が苦手。結局は私がしたいように掃除するので、彼には掃除以外で頑張ってもらうことにしました。(あや花さん)

女性の顔

お互い「仕事の休みの日は家事をする」と話をしていたのに、私が仕事で、彼が休みの日にも全く家事をしてなくて、ケンカになりました。その後、「互いに無理せず、できることだけやろう!」と話し合いました。(ちーさん)

女性の顔

彼と私で「部屋が汚い」と思う限度が異なり(彼の方が汚い状態に許容あり)、初めの頃は私がイライラしていることを理解してもらえていない状況でした。そこで、共有スペースには不要なものを置かないことをルールとし、お互いの部屋は干渉し合わないようにしました。(がりみさん)

女性の顔

家事には休みがなく、毎日の料理を作ったり片付けがしんどくて……。せめて休日だけでも休みたくなりました。そこで、平日は私が作り、土日はレトルトか外食か彼に作ってもらえる日とルールを決めました。(千晶さん)

【“やってもらって当たり前”ではなく、常に感謝の気持ちを持つべし!】

「まだまだ家事は女性がやるものだと思っている人が多いので『いまはそういう時代じゃないよ』ということを同居して間もなくのうちに教える」(ny1021さん)、「彼が家事とは何かを知らなかったので、まずこんな家事があるんだよと、やり方を教えるところから教育していきました。大変でした……」(とくまちさん)と彼を教育するヤリ手花嫁も。ny1021さんは、「教育指導の結果、彼はお皿洗いを手伝ってくれることになった」そうです。
お互いに“やってもらって当たり前”ではなく、感謝の気持ちをきちんと持つこと、そしてその気持ちを伝えることは大切ですよね。最初は誰だって上手にはできません。慣れるまでは時間がかかるもの。彼がお手伝いしようとしていたときは、断らずにまずは受け入れてあげてくださいね♪

【お金トラブル】
“あれ?なんか私ばかりが払ってない?”とイライラ……

私ばかりがお金を払ってイライラ

生活費を互いのお財布でやりくりしている場合は、どちらが何に対してお金を払うか話し合っておかないと、片方が多く支払うことが続くなど、支払いに対しての不満がたまるケースが多いようです。
「ふたりの共有口座を作っていないので、その時々でどちらかが負担したり、割り勘にしたりと何となく不公平感があります。単身赴任の彼の家に行くときに買う食材や日用品も、私が自分で買っているので『なんだかなぁ』と思うことがあります」(あやかさん)
「互いの年収で生活費の負担割合を決めたけれど、夫がなかなか精算せず……。結局買い物をする時間がある自分の負担が増えています」(ししまるさん)
「共働きのため、なぁなぁになって結局財布は別。互いの貯畜も別。別々にしているのは無駄だと思っているけれど、私の方が収入少ないからなかなか言い出せない」(たまごさん)

日々の買い物代の積み重ねは結構な金額になります。使ったお金をその都度管理していないと、まとめてレシートを整理したときに「びっくり!」な金額になっていることだってあります。
「家族のクレジットカードを作り、生活に必要なものは全てそのカードで支払い、一つの口座から引き落とされるようにしました。ポイントも貯まるし、どっちがどれだけ出したなどでもめなくていいので楽です」(mikiさん)や、家賃や光熱費、食費、娯楽費などの費目ごとに分担するというルールを決めた方もいました。

先輩花嫁に聞いた!

まだある! NOルールがゆえに起こった【お金トラブル】
女性の顔

「食費や生活費を出し合うルールを決めていなかったときは、買い出し担当の私ばかり払うことに……。食費や生活費がかさんでしまいましたが、月に食費と生活費は8:2くらいの割合で出し合って、食費・生活費用のお財布に入れるというルールにしました」(yukaさん)

女性の顔

「ふたりのお金の使い方や金銭感覚が少し違っていたので、たくさん話し合いました。結果、それぞれ自分のために使うお小遣いを月3万円と決めて生活することにしました」(知里さん)

女性の顔

「生活費や貯畜、将来的な金銭面の展望などお互いの考えは把握しておくべき。彼の無職期間が長く、ケンカが多かった私たち。将来が不安になり、貯畜する気がない彼にイライラしていました。そこで、お互い10万円ずつ出し合って生活費とするというルールに。また、私の口座から家賃とガス代が引き落とされるので、残りの金額を貯畜しています」(久美子さん)

【なるべく早い段階で、互いの収入と支出の状況を把握すべし!】

「お金やお互いの貯畜のことをなんとなく話し合わないまま、今日まで来てしまいました……。果たして彼はいくらお給料をもらっているのか……不安です」(えりさん)など、アンケートからは、時間がたつうちに、だんだんと言い出せなくなる傾向も見られました。だからこそ、互いに収入がある場合は、なるべく早めに互いの収入や支出状況を把握するなど、しっかりと話し合っておくことが必要そうです。

【ふたりの時間のトラブル】
“え?その予定聞いていない……”とイライラ

一緒に出掛ける予定だったのに。イライラ

「休日の予定を口頭でしか伝えていなかったため、“聞いた““聞いてない”と口論になりました」(Maikoさん)
「彼は単身赴任中。週末しか帰って来られないのに、週末の夜にはひとりで居酒屋やバーに行き、お酒を楽しんでいます。せっかく一緒にご飯を食べられる機会なのに、自分の娯楽を優先する彼にあきれています」(ゆっちゃんさん)
「結婚式が終わるまでは準備でバタバタしていたけれど、結婚式後、彼から『ひとりの時間が少しほしい』と言われました。それまで我慢していたんだなと思うと申し訳ない気持ちになりました」(YUKAさん)

大好きな人と一緒に過ごせる時間が増えるとうれしい! イチャイチャしたり、経験や気持ちを共有したいという思いも自然なこと。
でも、一緒に暮らす前に、それぞれがどのようなプライベート時間の過ごし方をしてきたかで、ふたりで過ごす時間をどう持つかを調整する必要がありそう。
どちらかが無理して相手に合わせるとそれは片方にストレスがたまってしまいますし、友達と過ごす時間や趣味の時間、ひとりで過ごす時間も自分が自分であるために大切なものですものね。

上記でご紹介したMaikoさんは、“聞いた”“聞いてない”の口論を避けるために、「スケジュール管理用のアプリで、互いの予定を共有する」というルールにしたそうです。

先輩花嫁に聞いた!

まだある! NOルールがゆえに起こった【ふたりの時間トラブル】
女性の顔

「一緒に暮らしはじめたのに、私の方が友達との予定を入れすぎてしまいました。彼との予定をなかなか作れず、彼をひとりにしてしまうことが多かったけれど、土日どちらかは必ず一緒に過ごすようにする。もしくは予定を入れずにふたりでゆっくりするということに決めました」(知里さん)

女性の顔

「WEB上の共有カレンダーに予定入れてくれと頼んでおいたのに入っておらず、こちらが予定を入れようと思ったら『その日は飲み会だ』と直前に言われました。思わず『えぇぇ。書いておいてよ……』とあきれてしまいました。それからは、取りあえず決まった時点でLINEか口頭で言うこと!というルールにしました」(黒猫さん)

女性の顔

「彼には独身の友達が多く、遊びの予定もどんどん入ってくるので、結婚式の準備の予定が立てにくいと感じていました。そこで、『独身と結婚後は予定の入れ方を変えて』と説得し、夫婦の予定を優先してもらうようにしました」(とくまちさん)

【予定が決まったら何かしらの方法ですぐに“記録”すべし!】

アンケートからは多くの先輩カップルが、スケジュールアプリを使って互いの予定を共有していることがわかりました。“言った”“言ってない”の思い違いトラブルがないよう、履歴の残る方法で伝えたり、スケジュール共有アプリなどを使うことでトラブルを避けることができそうですね。また、2日ある休日を土曜日は自分の好きに使って、日曜日は彼と過ごすなどと使い分けることで、ふたり時間と自分の時間のバランスをとっているカップルも見られました。

番外編:仲良しでいるための“OURルール”教えます!

夜の生活のお誘い

女性の顔

「帰宅が遅いときは20時までには連絡してと伝えているが、連絡をくれるのが半々。そのため、夕飯の時間が遅くなり、小言を言う羽目に。それからは、20時過ぎても連絡がないときは私が先に食べるというルールに。あらかじめふたり分作り、連絡がないときには先に食べる。彼が帰ってから、彼の分を温め直して出すようにしました。二度台所に立つのは面倒だけれど、互いが夕飯をおいしく食べられるので」(黒猫さん)

女性の顔

「夫の両親と住まいが近いので、どれくらいの頻度で交流を持つべきか結婚当初は悩んでいました。夫と話して、あまり気を使わずに誰かの誕生日や冠婚葬祭などの集まるタイミングに参加し、旅行などのお土産があれば、適宜渡しに行くという距離感で付き合うことにしました」(愛美さん)

女性の顔

「夜の誘い方がわからず、ぎくしゃくしていた時期もありました。彼にその気持ちを伝えると、お互いに思っていたことが一緒だとわかったので、誘うときはボディタッチから甘えることにしました。それから夫婦円満です」(nutsさん)

女性の顔

「ケンカをしても、翌日の朝には『おはよう』『いってらっしゃい』を言うことにしています。ケンカの原因を作った方が次の日、お互いが好きなアイスを買って帰ってくるというルールも」(えりさん)

女性の顔

「私が言いたいことを我慢しすぎて爆発することがありました。それからは、険悪にならないよう、気になることは包み隠さず話すことにしています。ただし、朝は慌ただしいので、避けるようにしています(笑)」(ししまるさん)

From 編集部

互いを思いやり、仲良し夫婦を目指してね♪

大切なパートナーといつまでも仲良しでいるためには、互いのことを思いやることが一番。
だけど、お互いいつも気持ちに余裕があるわけではありませんよね。
そのためにも、互いが心地よくいられるためのルールをあらかじめ決めておくことで、トラブルやケンカを回避することだってできます。
いざ、ケンカしたって、仲直りのルールがあれば安心! さあ、先輩方の仲良しルールを参考に、彼にふたりのルールを打診してみて。

先輩花嫁の靖子さんからは、「事前にルールを決めていたとしても、実際に一緒に住んでみてルール通りにいかないことなんてたくさんあります! なのであまり固く考えず、何十年も続く夫婦生活なのでルールも変えていきながら楽しく過ごすのが一番だと思います」というアドバイスが。
結婚生活が長く続けば続くほど、ライフステージの変化に応じてルールも柔軟に変えていくのが夫婦円満の秘訣(ひけつ)のようです。

構成・文/RIE☆ イラスト/沼田光太郎 
※掲載されている情報は2019年11月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは、2019年9月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー84人が回答したアンケートと過去3年以内に結婚もしくは婚約を機に、パートナーと同居を始めた女性103人が回答したマクロミル調査によるものです

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